エンゼル 意味。 天使

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エンゼル 意味

スポンサーリンク エンゼルケアとは まずエンゼルケアとは何なのか、意義を調べてみるとウィキペディア(Wikipedia)には以下のように記述されています。 エンゼルケア After Death Care、End of Life Care とは、死後に行う処置、保清、エンゼルメイクなどの全ての死後ケアのことで、逝去時ケアとも呼ばれる。 病院であれば、患者が亡くなった後、お見送りするまでを含めていう。 出典: 簡単にいうと、 遺体を綺麗にするために行う死後の処置全般のことを エンゼルケアといいます。 耳や鼻などに穴詰めを行ない、ご遺体の身体を拭いて清潔にしたり、お化粧をして表情を整えたりします。 基本的に、故人が亡くなってから納棺されるまでの間に行われます。 ちなみに間違えられやすいですが 「エンジェルケア」ではなく 「エンゼルケア」です。 「エンジェルケア」は英語で新生児ケアの意味となり、別物の意味となるので注意しましょう。 エンゼルケアを英語では ( After Death Care)や ( End of Life Care)といいます。 また、エンゼルケアは別名 「死後処理」や 「逝去時ケア」と呼ばれたりもします。 エンゼルケアの由来や歴史 実は遺体を綺麗にするという行為は日本ではかなり昔から行われてきました。 かつては人が亡くなったら、家族や近親者が遺体を入浴させて身体を清めていました。 これを 湯灌(ゆかん)といいます。 元々、この湯灌は仏教の儀式のひとつでした。 現代では病院で最期を迎えることが多くなったことで、 死後処置は看護師が行ってくれるのが一般化しました。 死後処置を病院で行われるということで、今までの儀式的なものから医療的な仕事へと変わっていき 『エンゼルケア』という言葉が生まれたそうです。 エンゼルケアが広まったことにより、現在はあまり湯灌が行われなくなりました。 湯灌を希望される場合は、 葬儀屋など専門の業者へ依頼することで可能です。 湯灌の費用は業者にもよりますが、だいたい 10万円前後で行えます。 スポンサーリンク エンゼルケアの目的 エンゼルケアを行う目的は大きく分けて以下の三つです。 ・故人の尊厳を守るため ・遺族ケアのため ・感染症予防のため ひとつずつ説明していきます。 故人の尊厳を守るため 病院で亡くなった場合、それまでの治療により遺体に点滴や胃ろうチューブが刺さっている場合が多くあります。 また、闘病により長い期間お風呂に入れなかったなどの事情で着衣や身体が汚れてしまっていることがあります。 そういった姿のまま人生最期のときを迎えて、家族や親族の前に姿を見せるのは自分だったら嫌ですよね? 人生の最期をその人らしくいられるように 身なりを整え、故人の尊厳を守るため にエンゼルケアは行われます。 「胃ろう」とは? 食事を口から取ることが困難になった人が、栄養を摂取するために行う医療処置です。 おなかに小さな口を作り、チューブなどを用いて胃へ直接栄養を送ります。 スポンサーリンク 遺族ケアのため 故人の闘病生活が長かったりする場合、頬がこけていたり黄疸といって皮膚が黄色く変色してしまっていたりする場合があります。 生前と変わり果てた姿を見るのは遺族にとってはつらいことです。 小さい子供などは怖いと感じてしまい、トラウマとなってしまうおそれもあります。 そのため、エンゼルケアでは 故人を 生前時のような姿に整えてあげることで遺族の心のケアをする目的もあります。 また、ご家族の方が看護師と一緒にエンゼルケアをする場合もあります。 これは 「最期に自分達でケアをしてあげられた」とご家族の方が感じて 「故人の死を受け入れるきっかけ」になるようにという目的があるそうです。 出典:緩和ケア病棟 アンケートによると、エンゼルケアへの参加率は亡くなられた方のお子さんが参加するケースが一番多いです。 参加者が女性の場合はお化粧などの整容、男性の場合は髭剃りなどのお手伝いをメインで行います。 エンゼルケアの参加は、看護師から声かけをしてくれる場合が多いです。 感染症予防のため 亡くなった直後の遺体には感染症のリスクがあります。 ですが、もしもご自身の大切な方が亡くなったときに感染症のおそれがあるからと、ご遺体に会えずにお別れをするなんてなったら悲しいですよね。 そのため、エンゼルケアでは口腔ケア(こうくうケア)といって口の中や顎まわりを消毒したり、鼻腔や挿入物が入っていた部位などに詰め物をします。 そういった作業で体液や血液などが漏れないようにして、 感染症を防ぐという目的もエンゼルケアにはあります。 エンゼルケアは誰がやるのか エンゼルケアの由来の項目で説明したように、 現代のエンゼルケアでは看護師の方が行うのが一般的です。 これは、現代の日本では病院で亡くなる方が多いという理由からです。 ですが、病院によってはエンゼルケアを行っていない病院もあります。 また、エンゼルケアは故人が亡くなってから納棺されるまでの間に行われます。 そのため、 病院以外で亡くなった場合はほかの方がエンゼルケアを行う場合もあります。 それでは結局、誰がエンゼルケアを行うのかというと主に以下の人達が行います。 ・看護師(看護助手) ・医者 ・葬儀業者 ・納棺師 ・介護職員 ・訪問看護師 ・故人のご家族 色々なケースがありますが、基本的には 故人が亡くなった場所によってエンゼルケアをする人が変わってきます。 病院で亡くなった場合 病院で亡くなった場合は 基本的に看護師がエンゼルケアを行ってくれます。 施設によっては お医者さんがエンゼルケアを行う病棟もあるようで、実は特定のルールはありません。 また、病院で エンゼルケアは行っておらず葬儀屋や専門業者などに依頼しているところもあります。 その場合 は 納棺師や葬儀業者がエンゼルケアを行います。 映画『おくりびと』で存在が有名となりましたが、死者を棺に納めるために必要な作業を行ってくれます。 納棺については以下の記事で説明しているので、興味がある方はこちらもご覧ください。 納棺師についても更に詳しく書かれています。 介護施設で亡くなった場合 亡くなった方が直前まで 老人ホームなどの介護施設に入居しているケースです。 入居者が病状の改善が見込まれなかったり、延命治療のような医療行為を行わない場合、介護施設では 看取り介護をしてくれる施設があります。 介護施設で看取ってもらい人生の最期を迎える場合、 エンゼルケアは介護職員が行ってくれることが多いです。 看護師と一緒に行ったり、葬儀屋などの専門業者を呼んで一緒にエンゼルケアを行ってくれる施設などもあるようです。 無理な延命治療は行わず、自然な形で最期を迎えられるように見守ることを「看取り」や、「看取り介護」「看取りケア」といいます。 ちなみに看取りは介護中心の意味合いですが、医療が中心の場合は 「ターミナルケア」といいます。 看取りに関しては以下の記事で詳しく説明しているので、興味がある方はこちらもご覧ください。 自宅で亡くなった場合 自宅で亡くなった場合は、 葬儀業者や専門業者に頼んでエンゼルケアをして貰うことが多いです。 ほかには、在宅医療などにより訪問看護を受けている場合、 訪問看護師がエンゼルケアをしてくれるケースもあります。 また、 ご家族でエンゼルケアをするという手もあります。 実際に大切なご家族の最期のときを、自分達の手で綺麗にしてあげたいと考えている方は多くいます。 エンゼルケアって資格は必要? そう思う方もいるかもしれませんが、 エンゼルケアは医療行為にあたらないので法律的に何も問題はありません。 ただし、そうは言っても ・医療器材を外す ・排泄物を排出したり身体の消毒をする ・開口への対応 上記のような処置は知識や技術が要ることですので、訪問看護師や病院のスタッフに行ってもらう必要があるでしょう。 それ以外の、身体を清潔にして着替えさせてあげたり、お化粧をして容姿を整えてあげるといった処置を ご家族の手だけで行うことは可能です。 ご家族の手でエンゼルケアを行うための必要物品がまとめられている、エンゼルケアセットやキットも販売しています。 エンゼルケアセット ベーシック また、在宅時に自分達でエンゼルケアをするためのセミナーや研修なども各所で実施されています。 興味がある方は参加してみてもよいかと思います。 エンゼルケアのエピソード エンゼルケアとはどういったものかは何となくわかって頂けたかと思います。 ここではちょっと趣向を変えて、エンゼルケアのエピソードをひとつご紹介します。 現役の看護師が立ち会った、印象的なエンゼルケアのシーンです。 これまでで一番印象的だったのは最後のお化粧を二人の娘さんが 「お母さんは頬紅は濃いめよね」「口紅はこっちの色のほうが好みだったわ」 「そうそうこんな感じよ」 などど会話しながら一生懸命にされていたケースですね 私もこんな風に送ってほしい ととてもうらやましく思いました 処置にあたった時は「ご苦労様でした きれいにして皆さんにお会いしましょうね」って心の中で話しかけてます ちょっと想像つきにくいかとは思いますが、とても厳粛で大切なケアですよ 出典:yahoo知恵袋 亡くなった方が娘さんに愛されていたというのが伝わりますし、最期のときまで大切に想われて見送られたのがよくわかります。 看護師の感想と同じく、どこか羨ましくも思います。 エンゼルケアに対して怖いといったイメージを持たれる方も多いのですが、 故人に対して何かをしてあげられる最後の場でもあります。 エンゼルケアの参加に関しては、看護師から声掛けしてくれる場合が多いです。 もしも今後そういった機会がありましたら、参加を考えてみてはいかがでしょうか。 エンゼルケアの手順、流れ それでは、実際にエンゼルケアはどのようなことをやるのかを説明していきます。 エンゼルケアなどの死後処置について、海外ではマニュアル化されている国もあります。 ですが、現在(2019年)の日本においては 法整備がされているわけではありません。 そのため、病院の方針やご家族の希望などにより手順には差があります。 ここでは、一般的に多い作業の順番を記載しましたので参考にしてください。 医療器具を取る 2. 傷口の処置 3. 排泄物の処置 4. 口腔ケア 5. 穴詰め 6. 清拭 7. 着替える 8. 化粧(エンゼルメイク)や整髪を行う 順を追って説明していきます。 医療器具を取る まずは点滴の管や、PEG(胃ろうにチューブを入れる手術)のチューブなど、 身体に挿入されている医療器具を全て取り外します。 ペースメーカーは火葬場で爆発を引き起こしますので必ず取ります。 また、身体から漏液してしまった体液などの吸引除去も行います。 血液などで遺体の衣服が汚れないように気をつけながら医療器具を全て取り外します。 傷口の処置 外傷部分の処置をします。 医療器具を外した部分から出血したりする場合があります。 そういった出血を絆創膏や包帯を用いて止血したり、傷に含まれる膿を消毒液で消毒をしたりします。 気管切開した場所は、青梅綿やガーゼを詰めたりして縫合します。 排泄物の処置 胃の中に残っているものや、排泄物を身体から取り出します。 また、遺体を搬送するときの振動を考慮して紙おむつを履かせたりもします。 口腔ケア 口腔ケアは腐敗の抑制や防止、口臭の除去のために行われます。 口の中や顎まわりを消毒したり、口や鼻に消毒液を染み込ませたガーゼを入れたりします。 顎は死後硬直が最初に現れるので、 場合によっては一番最初に行う場合もあります。 穴詰め 耳や鼻腔、膣、肛門などの腔部に詰め物をしていきます。 死後の身体は色々な機能が停止しているので、体液が流出してしまいます。 そのため、 清らかな身体を保つために口腔ケアや穴詰めが必要となります。 ただし、 最近は詰め物をしないケースも増えているそうです。 なぜ詰め物をしないかというと、穴詰めでは体液流出防止の効果は薄いといわれているからです。 そのため、詰め物をせずに保冷剤を用いて冷却したり、セーフティセットアプリケーターといった器具を用いて専用ゼリーを注入し漏出を防止したりする場合もあります。 最新のエンゼルケアとは 死後処置が看護技術として認められたのは比較的最近の出来事です。 そのため、 エンゼルケアの手順や工程は、今も研究や見直しが進んでいます。 清拭 清拭(せいしき)とは、ぬるま湯で濡らしたタオルで全身を拭いて、肌の汚れや体液・血液などを取り除くことです。 ちなみに、このときのお湯の温度は40度程度が最適だそうです。 遺族の方が故人に触れる場合に、なるべく清らかな体で触れられるようにするために行います。 ただし、水分が肌に付着すると乾燥が進んでしまいます。 そのため、清拭後は油分の含んだクリームなどを塗って保湿してあげたりもします。 また、頭髪の汚れが気になる場合はこのときにドライシャンプーや洗髪をします。 着替える ご遺体には白装束や着物、浴衣などを着せます。 (故人の好きだった服に着替える場合もあります) 着替えるときの注意点として以下の三つがあります。 ・襟は左前に着せる ・結び方は縦結び ・帯は結ばない 「襟は左前に着せる」「縦結び」は、死者であることを表すためです。 「帯を結ばない」のは、ご遺体はお家に帰った後に腐敗抑制のためドライアイスを腹部に入れます。 そのときに、帯を結んでいると冷却効果が薄くなってしまう可能性があるからです。 また、宗教によって手の組み方や細かい点に違いがある場合があります。 そのため、宗旨に配慮して腕はおろしておくことが多いです。 化粧(エンゼルメイク)や整髪を行う 髪の毛をくしで整えて、お化粧をして顔色を良く見せたりなどで容姿を整えます。 このときの化粧のことを 「エンゼルメイク」といいます。 また、他の言い方で 「死化粧(しにげしょう)」ともいいます。 お化粧方法は通常のお化粧と大きく変わりはありません。 男女ともに、まずはクレンジングや乳液で手入れをしてあげます。 その後に血色がよく見えるよう、チークを入れたり口紅をさしたりしてメイクアップします。 爪の色も変わるので、ラストネイルを施すことも多いです。 使用する化粧品は専用のものでも、薬局などで買えるようなものでも問題はありません。 肌の色を整えたり、髭剃りを行います。 髭をそるときは皮膚を傷つけないように、傷油分を多く含むクリームを剃刀につけて行います。 長期間外していた入れ歯などは、再び装着しても歯茎が退化しているので合わないことが多いです。 その場合は脱脂綿などで歯のない部分を補正して整えます。 末期の水(まつごのみず) 最近では少なくなりましたが、ご臨終直後に 末期の水(まつごのみず)という儀式を行う場合もあります。 末期の水とは、亡くなった人の口に水を含ませる行為 です。 脱脂綿を割りばしに巻き付ける 2. 脱脂綿に水を含ませる 3. 故人の唇を潤す といった順序で行われます。 最近は病院では行われないので、自宅などに安置するときに葬儀屋から案内されて行う場合があるようです。 末期の水は「死に水」と言い換えられる場合もあります。 「死者の命が甦るように」「来世で乾きに苦しまないように」という願いを込めて行われる 仏教の儀礼です。 エンゼルケアの手順を動画で見る エンゼルケアの手順を説明してきました。 文書だとわかりにくいと思いますので、動画で手順を確認していきましょう。 「着衣とクーリング」 エンゼルケアの豆知識 「妊婦さんはエンゼルケアに参加しないほうがよい」といった話があります。 これは亡くなった方が寂しくて赤ちゃんを連れて行ってしまうからという、昔ながらの迷信が原因です。 勿論、科学的な根拠は何もありません。 一説によると お腹に鏡を入れておけば大丈夫といった話もあり、妊娠中のナースなどはお腹に鏡を入れてエンゼルケアをする方もいるようです。 ほかにもこういった迷信は ・火事を見るとあざがある子が生まれるので火事場には近寄らない ・お通夜や葬式のときはお腹に外向けに鏡を入れる といったものがあります。 こういった、は意外とたくさんあります。 だいたいが根拠がないものとなりますが、気になる方は色々調べてみても面白いかもしれません。 エンゼルケアの料金、費用の相場 ここでは、エンゼルケアの料金相場について説明します。 まず、 エンゼルケアは病院でやってもらうのか、葬儀会社に依頼するのかで費用は変わってきます。 施設ごとでも料金に違いはありますが、平均としては以下の表くらいの金額となります。 病院 5,000円~15,000円 訪問介護 10,000円~20,000円 葬儀屋 エンゼルケア:30,000円~ 湯灌:10万円~ エンゼルケアを病院で行う場合は、 1万円前後が一番多いようです。 エンゼルケアの最後、着替えるときに使う 「浴衣」や 「白装束」などの衣装に別途料金が必要な場合もあります。 病院によっては無料で行ってくれる場所もあります。 葬儀屋さんに頼む場合は、内容によって料金が変わります。 一般的なエンゼルケアの場合は 2~3万円前後が相場のようですが、湯灌をしてもらうとなると費用が上がります。 遺体の拭き取りや着替えが中心の 「古式湯灌」の場合は 6万円前後。 浴槽やシャワーを用いて、お清めをした後に着替えたりする 「湯灌」の場合は 10万円~が相場となっています。 エンゼルケアを頼む場合は、医療機関や葬儀屋側にどういったことをしてもらいたいのか、要望をしっかり伝えた上で料金の確認を行いましょう。 エンゼルケアの保険適用について エンゼルケアは治療行為ではありませんので、医療費控除がされません。 保険適用外となっており、保険点数も算定されないため 全額自己負担となります。 ちなみに保険適用外料金には、全て別途消費税もかかり請求されますので、こちらもご注意ください。 生活保護の受給者が利用できる 「葬祭扶助制度」もエンゼルケアに対しては適用外となります。 ただし、エンゼルケアを葬儀屋でやってもらう場合は葬儀費用の中に含まれるということで、葬祭扶助制度が適用されて料金が無料となる可能性もあるそうです。 葬祭扶助制度(そうさいふじょせいど)とは? 生活保護の受給者が費用面の問題で葬儀を行えない場合、国が最低限度の葬儀を行うことができる費用面を負担してくれる制度です。 エンバーミングについて エンゼルケアと混同されがちな言葉として 「エンバーミング」があります。 どちらも故人の身体を綺麗にするという点が同じですが、それぞれで行う目的や、やることに違いがあります。 この項目では、エンゼルケアとエンバーミングの違いについて説明します。 エンバーミングとは それではまず、エンバーミングとは何なのかを説明します。 エンバーミングとは簡単にいうと、 遺体を修復しつつ腐敗しないように長期保存するための方法です。 日本語では 遺体衛生保全といいます。 これだけ読むと「それってエンゼルケアと同じでしょ?」と思うかもしれませんが、エンゼルケアとエンバーミングには明確な違いがあります。 エンゼルケアとエンバーミングの違い エンゼルケアとエンバーミングは遺体を綺麗にするという意味で共通していますが、処置内容や行う人に違いがあります。 簡単に違いを表でまとめたので、下記をご覧ください。 項目 エンゼルケア エンバーミング 誰がやるか ・看護師や医師 ・葬儀屋や納棺師 など ・エンバーマー 処置内容 ・遺体の消毒や化粧 ・遺体を綺麗にする ・殺菌、消毒、防腐処置、修復 ・遺体の保存期間を延ばす 資格 ・不要 ・必要 大きな違いとして、エンバーミングは行うには資格が必要です。 エンゼンルケアは看護師や葬儀屋の方など様々な人が行いますが、エンバーミングを行うのはエンバーマーと呼ばれる有資格者のみとなります。 目的にも大きな違いが! エンゼルケアは故人の尊厳を守るためや、遺族ケアのために故人の外見を整えることが主な目的です。 そのため、 お通夜から火葬が終わるまでの最短2~3日程度の期間、遺体の保存状態や外見を保つための応急処置的な要素があります。 エンバーミングは何らかの理由で葬儀ができない場合などのため、 遺体の保存期間を延ばす目的もあります。 そのため、 エンゼルケアと比べて遺体の保存期間が長く、火葬までを急ぐ必要がないという点も大きく違いがあります。 ちなみに、エンゼルケアとエンバーミング共に料金が全額自己負担なのは同様です。 ただし エンバーミングの料金は15万円~20万円程度と、エンゼルケアよりも料金は高く設定されています。 エンバーミングについての詳細は別記事で解説しているので、興味がある方はこちらもご覧ください。 エンゼルケアとグリーフケアの違い エンゼルケアに混同されがちなものはほかに 「グリーフケア」という言葉があります。 結論からいうと 「エンゼルケアはグリーフケアの一環」です。 グリーフケアとは、 身近な人との死別で悲観に暮れている人が悲しみから立ち直れるように支援することをいいます。 「エンゼルケアの目的」の項目でも説明しましたが、エンゼルケアは遺族の心のケアをする目的もあります。 これはグリーフケアの 「大切な人を失ったときの悲しみから立ち直れるように支援すること」に直結します。 そのため、エンゼルケアとグリーフケアは別物ではなく 「エンゼルケアはグリーフケアの一環である」といえるでしょう。 エンゼルケアの資格について これまで何度か説明しましたが、エンゼルケアを行うために資格は必要ありません。 ですが、エンゼルケアに関する資格は存在します。 何を言っているんだと思ったかもしれませんが、詳しく説明していきます。 遺体感染管理士 エンゼルケアに関する資格として、 遺体感染管理士という資格があります。 遺体感染管理士とは、簡単にいうと 遺体からの感染予防の専門家となるための資格です。 有限会社エル・プランナーが付与する死後ケアの認定資格で、死後処置に携わる看護師や助産師、介護福祉士などの方を対象に作られています。 遺体感染管理士は民間資格ですし、この資格を持っていなければエンゼルケアをやってはいけないというわけではありません。 ですが、保持している方はより深くエンゼルケアに対して知識があると言ってもよいでしょう。 講習会や研修、セミナーなども開催 エンゼルケアに関しての講習会や研修、セミナーなども各所で定期的に開催しています。 基本的には 看護師や介護士さんなど、普段から死後処置に携わる可能性が高い方に向けたものが多いです。 例えば、というイベントは毎年、東京都と大阪府で開催されています。 ほかにも、日総研という看護や介護の教育研修を行っている会社や、エムハンクといった会社が定期的にエンゼルケアのセミナーを開催しています。 個人向けのセミナーも数は多くないですが不定期で開催しています。 認定看護師といった、特定分野に詳しい看護師などが開催しています。 エンゼルケアのセミナーや勉強会などに興味がある方は、一度参加してみてもよいかもしれません。 また、エンゼルケアに関する本を読むことでも知識を深めることができます。 亡くなられたのが赤ちゃんや小さいお子さんの場合、子を亡くした親の悲しみはひときわです。 ・新生児や小児へのエンゼルケア方法 ・親御さんへのグリーフケア方法 このふたつがよくわかる、良書となっています。 基本的に看護師など医療関係者向けの本となりますが、そうでない方にもオススメです。 人の死というデリケートな話題だからこそ、あまり話を聞く機会も多くないと思います。 セミナーや書籍では、そういった人から聞けない知識を得ることができるでしょう。 ペットのエンゼルケア エンゼルケアは何も人間だけのものではありません。 いまやペットも大切な家族の一員ということで、最近は ペットのエンゼルケアをする方が増えています。 現代の日本では3世帯に1世帯以上が何かしらのペットを飼っているといわれています。 中でも犬と猫は不動の人気を誇るペットで、4人に1人以上が犬か猫どちらかを飼っているとのデータがあります。 お子さんを持つ家庭と同じくらいペットを持つ家庭がある現代ですので、ペットへのエンゼルケアも当然の流れなのかもしれません。 ペットのエンゼルケアの目的 ペットのエンゼルケアをする目的は主に以下の理由です。 ・飼い主の心のケアのため ・ペットの尊厳を守るため 人間のときと同様に、ペットの死後の変わり果てた姿を見てショックを受ける方は多いです。 最期に生前時のような姿に整えてあげることで、飼い主の心のケアをする目的でエンゼルケアは行われます。 ペットロスの対策にも! 「ペットロス」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。 大切な家族であり子供同然のペットを失くしたときの悲しみで、日常生活にも支障が出てしまう方は少なくありません。 そういったペットロスへの対策として、ペットの最期のときに自らの手でペットを綺麗な姿にして見送ってあげることで 「ペットの死を受け入れるきっかけ」になります。 また、エンゼルケアをすることで大切な家族であったペットの尊厳を保ち、きちんとお別れをすることができます。 ペットのエンゼルケアは誰がやる? ペットのエンゼルケアは人間のときとは違い、飼い主が自らの手でやる場合が多いです。 ただし、 ・悲しくて自分の手ではできない ・専門家にエンゼルケアをしてもらいたい といった方は、 動物病院やペット葬可能な霊園などでエンゼルケアを行っているので依頼するとよいでしょう。 ペットのエンゼルケア料金は施設ごとで違いはありますが、平均として以下の表くらいの金額となります。 動物病院 3,000円~5,000円 ペットシッター 10,000円~15,000円 ペット葬・霊園 火葬等を依頼するときに一緒に行ってくれるケースが多い ペットが病院で亡くなった場合、 エンゼルケアを無料で行ってくれる動物病院もあるようです。 ペット葬を行っている霊園では、 火葬するため自宅からペットの遺体を霊園へ運ぶときにエンゼルケアをしてくれる霊園が多いです。 霊園がエンゼルケアを行ってくれるのか、どういった内容のケアを行うのかなどを事前に確認しておきましょう。 悲しいですが、愛するペットがいつか亡くなってしまうのは自然な流れです。 別れを考えるのは辛いことですが、事前に考えておくことでいざというときに大切なペットをスムーズに弔ってあげることができます。 comではペットの終活についての記事も書いているので、あわせてこちらもご覧ください。 まとめ エンゼルケアについて紹介しました。 エンゼルケアとは、簡単にいうと 遺体を綺麗にするために行う死後の処置全般のこと です。 エンゼルケアを行う目的は、大きく分けて以下の三つとなります。 ・故人の尊厳を守るため ・遺族ケアのため ・感染症予防のため 現代の エンゼルケアは基本的には看護師が行うことが多いです。 ただし、エンゼルケアを行うには 特別な資格は必要ありません。 そのため、故人が亡くなった場所やケースに応じてエンゼルケアは様々な人が行うケースがあります。 また、 ・エンゼルケアは医療行為ではありません。 そのため、ご家族の手でエンゼルケアを行うことも可能です。 故人に対して何かをしてあげられる最後の場でもあるので、今後そういったシーンに直面した場合はエンゼルケアへの参加を考えてみてはいかがでしょうか。 エンゼルケアは基本的に亡くなってから火葬するまでの間、遺体の保存状態や外見を保つための処置です。 comでは、この火葬についても詳しく記事を書いています。

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森永製菓のエンゼルマークの由来とは??

エンゼル 意味

注意エンゼルケアを行う際は専用の洗面器を使用したり、タオルは本人のものを使ったりと通常の業務で使うものとは区別するようにします。 エンゼルケアの手順 不要な物品の除去 死亡宣告後は医療器具モニターの電極や点滴のルートなど 患者に装着している機器やチューブ類を外します。 バルンカテーテルやドレーン、NGチューブなど抜去の際に汚染を伴うようなもの、抜去後は速やかに詰め物などの処置をする必要があるものは後でゆっくりと行うようにしましょう。 不要な物品を除去し、ベッド周りの片付けたら、 家族とのお別れの場を提供するため、看護師は一時病室を退室します。 エンゼルケアの準備を行う 家族と患者がお別れをしている間に エンゼルケアの必要物品を準備します。 ある程度お別れの時間を設け、ワゴンに必要物品を乗せて時間を見計らい訪室します。 エンゼルケア開始前に、 家族にエンゼルケアを一緒に行うかどうか確認し、希望がなければ、着替え・タオル・化粧道具など必要な物品を預かり、家族を病室外と待機場所へ案内しましょう。 エンゼルケアを行う際は患者(死者)に感染症がなくても分泌物の飛散の恐れがあるため ガウン・非滅菌手袋・マスクを着用するようにしましょう。 カテーテル類の抜去や創部処置 次に カテーテル類の抜去や創部処置を行います。 バルンカテーテルや点滴ルートなど看護師だけで行なっていいものもありますが… ドレーンや創部などがある場合は 医師に立ち会ってもらい、抜去や創部縫合をしてもらうようにしましょう。 胃・腸・膀胱内の内容物を出す オムツや横シーツを敷き、周囲が汚染しないように配慮した上で、 胃・腸・膀胱内の内容物を出していきます。 <胃内容物の除去> 患者の顔を横に向けて、膿盆を置き、胃部を抑えて胃内容物を出します。 吸引も一緒に行いながら排出すると効果的です。 <腸・膀胱内の内容物の除去> 腹部に両手を当てて圧迫し、膀胱・腸内容物を出します。 きちんと便器またはオムツを当てて周囲が汚染しないように気をつけましょう。 終末期患者は便秘傾向にあることが多く、この際に摘便をすると意外と便が詰まっていたという事も多いので 摘便も一緒に行うようにすると良いです。 全身清拭・口腔内清拭を行う 通常の清拭と同じ順番で 全身清拭を行います。 洗面器にお湯を張ってしようする場合は エンゼルケア専用の洗面器を使用するようにします。 同じく通常の方法で 口腔内の清掃を行います。 痰や血液など貯留物がある場合は吸引で取り除くようにしましょう。 詰め物を行う 分泌物流出予防のために 口・鼻・肛門・膣に詰め物を行います。 鑷子で直接脱脂綿を詰めるという方法をとっている病院もあるかもしれませんが… セーフティセットはゼリーや綿球があらかじめひとまとめに用意されておりとても便利です。 咽喉用ゼリーの使用方法 気道確保を行い(顎先を挙上する)カテーテルを 鼻孔から挿入しゼリーを注入します。 この際口腔内から直接ゼリーを注入する事はしません。 直腸・膣用アプリケータの使用方法 直腸用アプリケータにグリセリンを付着させ、直腸(膣)内に挿入して内筒を全て押し込みます。 口腔内ゼリーや綿球の使用方法 口腔内用ゼリー入りカット綿は頬の落ち込みのある患者に対してしようします。 綿球は鼻や耳などにゼリーを注入した上から挿入します。 参照: エンゼルケアセットを使用しない場合 エンゼルケアセットを使用しない場合は脱脂綿や青梅綿を詰めて分泌物の流出を予防します。 脱脂綿や青梅綿を詰める順番は場所によって違いますので確認しておきましょう。 人生の最後にふさわし装いとなるように丁寧に整えていきましょう。 ストレッチャーで霊安室へ搬送する 霊安室へ移動する際は死者が他の患者の目に触れないように配慮しながら移動を行います。 病棟の扉を閉めて他の患者が廊下に出てこないようにする、廊下に出ている患者がいたら部屋の中に誘導するなど看護師が注意しましょう。 エンゼルケアの注意点 家族とのお別れの時間を大切に 患者の死亡確認が済んでから、エンゼルケアを行う前に、看護師は一度病室から退室し、患者(死者)と 家族のお別れの時間を設けます。 明確に何分とは決まってはいませんが、様子を伺い頃合いをみて「死後の処置を始めようと思いますが、よろしいですか?」など声をかけると良いでしょう。 その際に、家族も死後の処置に一緒に参加する事ができる事を説明し、 希望があれば家族に死後の処置に参加してもらいましょう。

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エンジェルナンバー「1111」は緊急の意味!恋愛傾向&運勢診断も!

エンゼル 意味

では、アンゲロスは生身の人間としてのを表す言葉であると同時に、神々と人間の中間のとしての伝令を指す言葉でもあり得た。 古代の非キリスト教徒のは、アンゲロスを神々やのような超自然的存在として扱った。 また、「密使」を意味するの「アンガロス」や「神の霊」の意であるの「アンギラス」も、ギリシア語のアンゲロスとともに語源に挙げられることがある。 ユダヤの伝承では、天使やなどが存在する。 サンダルフォンなどは背の高さが世界の大きさの半分に達するなど、「御使い」としての天使とはかなりイメージや存在が異なる。 また、ユダヤ教の聖書(キリスト教でいう)に明確に記述される天使に関しては、キリスト教の天使と認識はあまり変わらない。 キリスト教における天使 [ ] 「」も参照 において天使は主の御使いである。 語源が示すように、旧約・新約双方において、天使が神のお告げを伝える伝令としての役目を負っている場面はいくつも描かれている。 また、天使たちは人間が歩む道すべてで彼らを守るよう神から命じられている()。 しかし、ヨハネが天使より与えられた黙示を伝えるという体裁を取ったでは、伝令の枠に収まらない働きをしており、により世界に災厄が訪れたり、天使たちが天で悪魔と戦ったり()している。 またの記述から、最後の審判にも天使が関わるものと考えられている。 より、天使は全知ではないと考えられ、もこれを支持している。 訳語 [ ] ギリシア語原典ではアンゲロス(の変化形)となっている箇所は、『』等では「 天使」と訳されているが、のようにこれを「 御使い」と訳しているものもある。 ではアンゲロス等の訳語として「 天使」、「 神使」、「 神の使い」が用いられる。 ただし、旧約聖書に登場する「神の使い」の中には、神として書かれているものもあり、それゆえ天使ではなく受肉前のを表すものと考えられるものもある。 天使の姿、人格、実在性 [ ] 天使たちは肉体を持つのか、それとも完全に霊的 spiritual なものなのかについては、たちの間でも意見が分かれている。 日本正教会は、天使は物質的な世界ではなく霊的な世界に属するが 、「しばしば人間の目に見える形で現われたり」するとしている。 今日の絵画では天使に翼が描かれることが多いが、聖書には天使の翼に関する記述は少なく、初期の絵画では天使に翼は描かれないこともあった。 天使に翼が描かれている中で知られているうちで最古のものは、の治世(379年—395年)に作られた「君主の石棺」である。 から天使に性別はないものと思われる。 絵画では天使を男性風に描く場合も女性風に描く場合もあるが、19世紀までは性別がわからないように書くのが普通で、女性に見える場合も胸がないのが普通であった。 宗教改革者は『』でキリスト教徒を守るために遣わされる御使いについて教えており、今日のにおいても、神の御使いとしての人格をもった天使が存在すると考えられている。 ただし、カルヴァンは綱要でローマ・カトリックの天使に関する教えについて批判している。 (リベラル)では、天使は擬人的表現であるとも捉えられ、天使が実在するとは必ずしも考えられていない。 一方、福音派では、聖書は天使の存在を当然としているのであって、人格をもった天使が存在することは聖書の教理であると信じられている。 ラバトーリによる説明 [ ] この記事は、他の記事や節と全面的あるいは部分的に 重複 しています。 具体的にはの重複内容になっています。 この点について、記事ので議論し、重複箇所を同様内容がある リンク先と 要約文で置き換える(なるべくに則ったもの)か、あるいはに則り、 重複記事同士を統合または 独立した記事として新たに立項してください。 ( 2016年3月) 2013年、ローマ・カトリック教会の最上位天使学者であるレンゾ・ラバトーリ神父は「天使は実在する。 だが翼はない。 それは光の筋のような存在である。 」と発表した。 ラバトーリ神父はさらに、「天使の存在を感じるほどには、その姿を見ることはない」、「クリスタル製の花瓶で屈折した太陽光に少し似ている」と語った [ ]。 天使の創造 [ ] 万物は神によって造られたものなので ()、天使もまた神の被造物であると考えられ、カトリック教会ではでそのように規定された(、)。 天使の創造は人間の創造よりも前だとされる(第4ラテラノ公会議の第1カノンにおける信仰告白 Firmiter credimus [強くわれらは信ず……] )。 日本正教会も、天使の属する霊的な世界は我々の物質的な世界に先立って創造されたものであり 、よって特に天使は人間よりも前に創造されたとしている。 を描いたのイコン。 左から右へと順に、、、、、、。 中央にあるキリストののマンドルラ(全身を包む楕円形の身光 )の下に、青のと赤のを描いている。 聖書には という呼称が二度登場しており(、 )、 という天使が大天使の一人として挙げられている。 ミカエル以外にも、には名前のついた天使として が登場し、聖書外典ないし第二正典のには が登場する。 カトリック教会ではこの2人も大天使とみなされている。 また、ラファエルは自身を「聖者の栄光の御前に行き来する七人の聖なる天使の一人」( )と表現している()。 たちは という天使に頻繁に言及しており、キリスト教では時に大天使とみなされるものの、これは聖書のに登場するのみで、聖書正典には登場していない。 カトリック教会では聖書に名前が登場するガブリエル、ラファエル、ミカエル以外の天使に名前をつける行為を推奨していない。 のでは、千人もの大天使がいるとされるものの 、名前で崇拝されているのは七大天使のみである。 正教会の七大天使は前述した、、、に、、を加えたものである(8番目としてを加えることもある)。 一方、を認めないプロテスタントはに登場するミカエルのみを大天使とみなし 、の記述によりガブリエルを(大天使ではない通常の)天使としている。 守護天使 [ ] (しゅごてんし)は、キリスト教徒の一人一人に付き添って信仰を守り導く 天使のこと。 神が人間につけた天使で、その守護する対象に対して善を勧め悪を退けるようその心を導くとされる (参照)。 の存在がで肯定されている(『』、『』)。 イスラム教における天使 [ ] ジブリールから啓示を受ける預言者ムハンマド(より)。 ジブリールとミーカーイールはに登場する。 クルアーンには名前と役割の明らかな天使はそれほど登場しないが、などの伝承において天使に関する様々な言及が存在する。 それによれば、天使は神がから創造した存在で、主に天上にあって神を助ける役割を帯びている。 ジブリールはクルアーンに3度言及されており Q 2:28-29, 66:4 、天使の筆頭とされる。 イスラムの預言者に啓示を教えた存在として特に重要視されている。 キリスト教での教義と同様にイエス()の母マリア(マルヤム)に受胎告知を行った天使であり、またアブラハム(イブラーヒーム)がイサク(イスハーク)を犠牲に捧げようとした時に、神の命令によってこれを制止した天使もジブリールとされている。 魂を引き離す役割を担い、人間が世界のいついかなる場所にあっても予定された時に必ず現れて死をもたらす存在であるという。 ただし、個人の死の予定については神が決めるため、イズラーイール自身には分からないという。 イスラーフィールはのの時に、その到来を告げるラッパを吹く天使とされる。 頭は天に達し足は地に至るというほどの巨体であるという。 終末に天使がラッパを吹くことはクルアーンで述べられているが、イスラーフィールという名は出て来ず、ハディースなどでその名前が知られている。 イスラム教では後に創造されたものであるほど優れているという考えがあり、アッラーフは天使に、最初の人間であるを礼拝するように命じた。 天使は神を称讃して止まぬ存在で、神の唯一性(タウヒード)や啓示の真正さを確証する存在でもあるとされる。 そのため、神の啓示を預言者たちに伝える役割を担い、終末にはラッパを吹き鳴らし、死者の生前の善行や悪行など行いの全てについてやその判決を記録する者ともされている。 多くは神の天の玉座の周りを神を讃美しながら幾重にも巡っているといい、天のの番人たちも天使の役割とされている。 また、場合によっては個人の救済のために現れることもある。 総じて、イスラム教の天使は、神の補佐役として様々な役割を遂行する存在である。 その他の天使 [ ] 詳細は「」を参照 のの部分と旧約聖書のでの正典によれば、天使の一部(200名)が人間の娘と交わり(天から落ちてきた者たちの意味、通常はと訳されている)を生みだすという事件を起こしたが、大洪水で以外のネフィリムを含む人間は死に絶えている。 キリスト教におけるによる学説では、天使の一部は神に反逆し堕天使となり、その長は元天使長暁の天使で、争いに敗れて地獄の長となったとされる。 期のユダヤ教、教団で破壊をもたらす闇の天使とされたは、新約聖書の時代にはの固有名詞として扱われるようになった。 では、ベリアルがキリストと反対の位置にあることが示されている。 『バルクの書』の天使 [ ] の『』の報告するところでは、(蛇派)の『』には以下のような神話が含まれていたという。 第二の(万物の父)と第三のまたは(体は女性、足は蛇身)の間に24の天使が生まれた。 この天使をモーゼはと呼んだ。 エロヒムとエデンには各々に12の天使が仕えた。 エロヒムの天使がエデンの人身の土からアダムとイヴの体を創った。 エロヒムが天に昇ったので怒ったエデンはと(バベル)により人間の霊を苦しめさせた。 エロヒムの天使バルクはモーゼや他の預言者、などに働きかけて人間の霊を天上へ昇らせ救おうとするもモーゼ・預言者はナハス、ヘラクレスはアフロディテの誘惑に敗れる。 はイエスに全てを話し、ついにイエスの霊は天上に昇り後続の人間も救われた。 オカルティズムにおける天使 [ ] は、から自分を防衛する必要がある時にを描いて天使に祈る方法を紹介している。 また、「天使うらない」というが行われている。 天使の概念史 [ ] この記事はなが全く示されていないか、不十分です。 して記事の信頼性向上にご協力ください。 ( 2010年12月) 「仕える霊」としての「み使い」は捕囚期以降の観念であると考えられている。 古い文書、とりわけモーセ五書に登場する「ヤハウェの使い」はむしろヤハウェの特別な顕現ないし密接な関係にある高次の霊と考えられた。 や、あるいはなども、「み使い」の意味での天使とは考えられていなかった。 彼らは、神ヤハウェと密接な関係を持つ高次の霊ではあるが、何か異質な者と考えられていた(この考えはまた、初期のキリスト教のたちも感じていた)。 以降、神が多数の霊に仕えられているとする観念が生まれた。 この「天の宮廷」にの影響をみるものもいる。 またおのおのの国にはそれを司る天使(国の君)がいるという考え方が生まれた。 天使と神々 [ ] 多数の羽根を持つケルビム。 作者不詳 1156。 3宗教の聖典であるにおける「神の使い」「ヤハウェの使い」は、の顕現体であり、ときにヤハウェと同一視されるが、天使はこれと異なり、「仕える霊」として描写される。 における「仕える霊」「」としての天使への言及は比較的新しく、ユダヤ人の以降に成立した概念と考えられている。 、など固有の名前をもった天使は、捕囚期以後に成立した文書にはじめて現れる。 のはこのことを指摘し、これらの天使が王国に捕囚されていた時代に由来するとの説をたてた。 ここから、天使の概念は、が広まり、他民族を取り込んでが成立していく過程で、他宗教の神を、によって創造された下位の存在として取り込んでいったとする考えがある。 またの神の組織のあり方に、天使の組織のあり方が類似しており、との概念、の天使に分かれて戦う戦争の概念はゾロアスター教の考え方から影響があると言われている。 しかし、天使が本来持っている・神学的な概念を示す最古のものは、古代世界とはほとんど関係が無く、全ては旧約聖書とに結びついている。 2種類の天使 [ ] 天使は主に二つの類に分かれる。 第一は「み使い」と呼ばれる天使である。 第二は、セラフィム()、ケルビム()、オファニム()がそうであるが、多数の眼を持ち、多数の翼等を持った姿の天使である。 これらは一般的な天使のイメージとはほど遠い的なイメージで表現されている。 第一の天使は、『旧約聖書』『新約聖書』においては、姿が見えないか、翼など持たず普通の人と変わらない、成人か若い青年の姿で現れる。 (なお、やは下級天使の位階であるとされるが 、上級天使である熾天使や智天使の位階にあるとされる場合もある。 これは、キリスト教で天使位階を論じて、彼らを最高位天使としたためである。 彼らは、怪物のような姿では考えられていない)。 天使像の変遷 [ ] 初期のキリスト教では、天使は 現在の一般的な天使イメージとは異なり 翼を持たない姿で描かれることもあったが、聖書中には4つの翼を持つケルビム と6つの翼を持つセラフィム の記述が存在する。 この内、ケルビムの描写は翼の下に人間の手があるとされ、現在広く知られている天使の容姿と合致する内容である。 聖書と内容を一部共有するクルアーンにおいても、天使は2対、3対、または4対の翼を持つ存在であるとされている。 天使が有翼の姿であると普及するようになるのは、・の天使・精霊のイメージなどが混合されてきたことも一因であると考えられる。 においては、から窺える限りでは、天使は有翼で、当時のの衣装をまとい、「天の」を構成する天使たちは美少年の姿に、悪と戦う使命を持ったミカエルなどは、鎧をまとい剣を帯びた、雄々しい戦士の姿で描かれていた。 以降、無垢な子供の姿や、女性の姿、やさしい男性の姿を取って表現されることが多くなった。 これは期にの(女神の子である愛の神)からイメージを借りたとされる。 場合によっては童子の顔と翼だけで身体を持たない姿に描かれることもある。 、のは、ローマで行われた天使美術に関する討論のなかで、翼の生えた子どもとして描かれる天使像は真の姿ではなく、天使は目には見えないが、譬えるならばクリスタルガラスの花瓶を通すことで人の目に映る姿を歪ませる陽光のようなものだと主張した。 註 [ ]• これら三宗教は上の共通点を有し、総称してと呼ばれる。 リンク先ではそれぞれ「天使のかしら」、「御使のかしら」 出典 [ ] []• Luck, Georg. Arcana Mundi - Magic and the Occult in the Greek and Roman Worlds. The Johns and Hopkins University Press• グスタフ・デイヴィッドスン 『天使辞典』• Thomas Aquinas. Newadvent. org. Aquinas, Thomas. Josephkenny. joyeurs. com. の2010年12月12日時点におけるアーカイブ。 メッセージステーション. 2019年9月9日閲覧。 Proverbio 2007 , pp. 81—89; cf. review in , 3795—3796 2—16 August 2008 , pp. 327—328. Proverbio, Cecilia 2007. Assisi, Italy: Editrice Tau. [ ]• 『天使』。 『組織神学』。 『キリスト者の戦い』。 『聖書の教理』「神が造られた歴的世界」。 Internet History Sourcebooks Project: (2015年11月20日閲覧)• [ ]• Newadvent. org 1909年5月1日. 2014年3月11日閲覧。 , of• Holy Transfiguration Russian Orthodox Church, Baltimore MD• , 2008年12月7日, at the. Prologe From Ochrid• 1995 Thomas Nelson Inc, , p. PT31• Graham 1995 p. 『岩波 キリスト教辞典』541頁、宮崎正美「守護聖人・守護天使」• 『悪魔学入門』 講談社、2010年。 『新共同訳聖書』 6章15節。 『心霊的自己防衛』 、pp. 187-189。 『天使のしあわせ運び 』。 『天使うらない』。 『岩波 キリスト教辞典』 p. 780• 旧約聖書 10章21節• 旧約聖書 6章2節• 35章1節• (2015年7月13日閲覧) 参考文献 [ ] 一般 [ ]• 『天使辞典』 創元社、2004年。 マルコム・ゴドウィン 『天使の世界』 青土社、2004年。 パオラ・ジオベッティ 『天使伝説』 訳、柏書房。 神話学・美術史 [ ]• 『世界の始まりの物語 天地創造神話はいかにつくられたか』 大和書房。 哲学・神学史 [ ]• 『天使論序説』 講談社〈講談社学術文庫〉、1996年。 キリスト教神学 [ ]• 『』第44冊 稲垣良典訳、創文社。 『組織神学』。 『天使』。 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するメディアがあります。 外部リンク [ ]• - 天使に関する講演、森永エンゼルカレッジ.

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