空 飛ぶ タイヤ モデル。 空飛ぶタイヤ

三菱自動車、歪んだ「エリート意識」の末路〜10年前に書かれた池井戸潤『空飛ぶタイヤ』の洞察力がスゴい(現代ビジネス編集部)

空 飛ぶ タイヤ モデル

空飛ぶタイヤの実話は横浜? 上の画像は、 神奈川県横浜市の瀬谷区下瀬谷2丁目の交差点付近にある県道45号線です。 この辺が事故現場と言われています。 みなさんは、高速道路では脱輪を見見たことはありますか? 私は高速道路での車で走行中に脱輪しているタイヤが転がっているのを見たことがありますが、 ここは県道なのですよね! この実話の恐ろしいところですよね! だって、普通に歩道も備わっているところでの脱輪事故があったら末恐ろしい出来事です。 それが、今回の実話が映画化された内容ですよね。 横浜の人通りが多い街での出来事です。 人も行きかうところでの不運としか言い様のない出来事に悔しさが滲み出ますよね! そこを垣間見るように映画は表現されていると思います。 空飛ぶタイヤは、ある日突然起きたトラックの脱輪事故を起こしたことから映像は始まります。 この物語は、2002年におきた実話を基に上記の住所交差点付近のでトラック脱輪により女性が死亡したという事故がモデルになっているということで話題になりました。 映画が上手く再現されていて2004年に起こった三菱自動車によるリコール隠し事件という 実話に、この事件も 内部告発者によって真実は発覚したのでした。 三菱自動車社員が匿名で運輸省の自動車交通局のユーザー事務室に通報したことによって事件が発覚しています。 この事件で、映画には描かれなかった実際に起きていたもう1つの事件があったんです。 それは、 遺族側の弁護士が 事前に説明もなく高額の報酬を請求したという問題があったのです。 事故で亡くなった主婦の女性の母親が三菱自動車と国を相手に損害賠償を求め、550万円の支払いを命じる判決がでた。 この裁判で遺族側の弁護士が当初550万円だった賠償請求額が一方的に1億6550万円に変更され、それに伴う報酬を 説明もなく2000万円以上要求されたという問題があったのです。 その弁護士はというと懲戒処分として6ヶ月の業務停止ということになった。 空飛ぶタイヤの映画のロケ地と実話の違いは? 空飛ぶタイヤでは、横浜で起きた事件の実話ということですがロケ地はどのようになっているのか紹介していきます。 映画の撮影が行われたロケ地は実際に起きた事件の現場である横浜ではなく、 映画の港北中央署は神奈川県の綾瀬市役所で撮影が行われており、市役所がいかに警察署に見えるかデスクやロッカーを配置をこだわったみたいです。 赤松運送は外観は千葉県の運送会社、内観は神奈川県のオフィスで撮影が行われました。 誰もが想像する中小企業の運送会社となっていてイメージ通りの会社になっていました! ホープ自動車も作り込まれていて、外観は川崎市のオフィスビル、内観は東京で撮影されました。 内観は何のない空間から備品を運び込んで作り込み、昭和の中小企業な感じの赤松運送と都心に建つホープ自動車。 その違いを際立たせる作りになっている。 これらがどのような雰囲気を作り出しているか是非映画をみてチェックしてみて欲しい! 空飛ぶタイヤの実話は横浜?まとめ 今回は、空飛ぶタイヤの実話は横浜?について解説しました。 この物語は、大企業の力で泣き寝入りさせられた中小企業がどれだけの涙を飲んでいるか。 何より亡くなった方がなぜそのように死んでしまったのか。 本当のことを知ることのできないご遺族の気持ち。 様々なことを考えさせられる映画でした。 池井戸潤の作品ということでスカッとする作品かと思っていましたが、スカッとだけではない映画となっています。 是非この映画を見てあなたの大事な人のことをもう一度考えてみてください。

次の

三菱自動車、歪んだ「エリート意識」の末路〜10年前に書かれた池井戸潤『空飛ぶタイヤ』の洞察力がスゴい(現代ビジネス編集部)

空 飛ぶ タイヤ モデル

空飛ぶタイヤの実話は横浜? 上の画像は、 神奈川県横浜市の瀬谷区下瀬谷2丁目の交差点付近にある県道45号線です。 この辺が事故現場と言われています。 みなさんは、高速道路では脱輪を見見たことはありますか? 私は高速道路での車で走行中に脱輪しているタイヤが転がっているのを見たことがありますが、 ここは県道なのですよね! この実話の恐ろしいところですよね! だって、普通に歩道も備わっているところでの脱輪事故があったら末恐ろしい出来事です。 それが、今回の実話が映画化された内容ですよね。 横浜の人通りが多い街での出来事です。 人も行きかうところでの不運としか言い様のない出来事に悔しさが滲み出ますよね! そこを垣間見るように映画は表現されていると思います。 空飛ぶタイヤは、ある日突然起きたトラックの脱輪事故を起こしたことから映像は始まります。 この物語は、2002年におきた実話を基に上記の住所交差点付近のでトラック脱輪により女性が死亡したという事故がモデルになっているということで話題になりました。 映画が上手く再現されていて2004年に起こった三菱自動車によるリコール隠し事件という 実話に、この事件も 内部告発者によって真実は発覚したのでした。 三菱自動車社員が匿名で運輸省の自動車交通局のユーザー事務室に通報したことによって事件が発覚しています。 この事件で、映画には描かれなかった実際に起きていたもう1つの事件があったんです。 それは、 遺族側の弁護士が 事前に説明もなく高額の報酬を請求したという問題があったのです。 事故で亡くなった主婦の女性の母親が三菱自動車と国を相手に損害賠償を求め、550万円の支払いを命じる判決がでた。 この裁判で遺族側の弁護士が当初550万円だった賠償請求額が一方的に1億6550万円に変更され、それに伴う報酬を 説明もなく2000万円以上要求されたという問題があったのです。 その弁護士はというと懲戒処分として6ヶ月の業務停止ということになった。 空飛ぶタイヤの映画のロケ地と実話の違いは? 空飛ぶタイヤでは、横浜で起きた事件の実話ということですがロケ地はどのようになっているのか紹介していきます。 映画の撮影が行われたロケ地は実際に起きた事件の現場である横浜ではなく、 映画の港北中央署は神奈川県の綾瀬市役所で撮影が行われており、市役所がいかに警察署に見えるかデスクやロッカーを配置をこだわったみたいです。 赤松運送は外観は千葉県の運送会社、内観は神奈川県のオフィスで撮影が行われました。 誰もが想像する中小企業の運送会社となっていてイメージ通りの会社になっていました! ホープ自動車も作り込まれていて、外観は川崎市のオフィスビル、内観は東京で撮影されました。 内観は何のない空間から備品を運び込んで作り込み、昭和の中小企業な感じの赤松運送と都心に建つホープ自動車。 その違いを際立たせる作りになっている。 これらがどのような雰囲気を作り出しているか是非映画をみてチェックしてみて欲しい! 空飛ぶタイヤの実話は横浜?まとめ 今回は、空飛ぶタイヤの実話は横浜?について解説しました。 この物語は、大企業の力で泣き寝入りさせられた中小企業がどれだけの涙を飲んでいるか。 何より亡くなった方がなぜそのように死んでしまったのか。 本当のことを知ることのできないご遺族の気持ち。 様々なことを考えさせられる映画でした。 池井戸潤の作品ということでスカッとする作品かと思っていましたが、スカッとだけではない映画となっています。 是非この映画を見てあなたの大事な人のことをもう一度考えてみてください。

次の

映画「空飛ぶタイヤ」のモデルになった三菱自動車の実話とは?

空 飛ぶ タイヤ モデル

走行していたトレーラーの巨大なタイヤが突然脱輪、その大きなタイヤは意思を持ったかのようにあらぬ方向へ転がっていきました。 二人の母娘がタイヤに巻き込まれ、娘は軽傷で済んだのですが、母親は病院に運ばれそのまま帰らぬ人となりました。 赤松運送の2代目社長である「赤松徳郎(あかまつとくろう)」は、トラック死亡事故の責任を負わされてしまいます。 しかしトラックの整備は万全であり、会社はただの一度も点検に手を抜いたことがありませんでした。 しかしトラックの販売元である「ホープ自動車」は責任の全てを運送会社に押し付け、素知らぬ顔で事なきを得ようとします。 社長である赤松はどうしても脱輪事故に納得がいかず、独自で調査を開始。 するとおどろくべき事実が判明するのでした。 本作は上下巻合わせておよそ800ページにも渡る物語ですが、読んだ人が口を揃えていうのが「あっという間に読めた」「時間を忘れて一気に読めた」ということです。 話は複雑に転がっていくのですが、テンポがよく、そしてほどよく解説が入っているので普段小説を読まないようなひとでも楽しめますし、小説をよく読むひとでも十分満足できるような読み応えのある内容となっています。 さて、タイトルにもありましたが一部関係者の反感を買っているという本作。 すでにお分かりの方もいるかと思いますが、自動車会社の一部の幹部クラスの人たちですね。 一部関係者たちが本作を読んで、まさに件の自動車会社と、本作に登場するホープ自動車の企業体制がほぼそのままに書かれていると述べています。 読むとわかると思うのですが、このホープ自動車の幹部たちはとにかくエリート思考が強く、自分たちは特別だと思い込んでいる人たちであふれているんですよね。 運送会社の社長である赤松が、もう一度整備体制に不備はなかったかどうか確認させてくれ、と頼んでも、まったくといって取り合ってもらえず「それで消費者が納得するのか」と赤松が投げかけても「こちらもお客様を選ぶ権利がある」と完全に上から目線での返答をするのでした。 その言葉を聞いた赤松は愕然とし「こいつらはタイヤ外れる前に、だいじな部品が外れている」と心中思うのでした。 自動車の燃費メーターの改ざんが話題になったと思うのですが、この小説を読むとその辺の顛末がさらに詳しく語られており、これも結局は幹部や上層部に人間たちの欺瞞やちっぽけな虚栄心が生み出した結果であることがよくわかります。 自動車業界の幹部クラスの人たちが冷や汗をかくのは、こういうところを鋭く突き刺すような描写がいくつもあるからでしょう。 しかしそういう、後ろ指をさされるべき人間はごく一部の上層部であり、その下で働いている人たちはそういったことも知らされず日々、製造ラインを動かしています。 そういう描写もしっかり書かれているので、ホープ自動車イコール「悪」という見方も一概にはできないところが、やはり池井戸潤の物語の書き方がうまいところです。 下請けや製造ラインで働いているひとたちには何の罪はなく、むしろ彼らは日々の仕事を懸命にこなしているわけです。 そういう人たちにもスポットを当てることによって上層部の腐敗がさらに際立つという構成になっているのです。 ほかにもいろんな場面で「ホープ自動車」の上層部がいかに腐っているかが書かれており、上巻ではそのホープ自動車の悪行を調べあげるところで終了します。 次々と管理体制の杜撰さやデーターの改ざんが見つかっていくのですが、その隠蔽の仕方も非常に巧妙であり、まさに法の抜け穴を利用した悪質極まりない工作はもはや見事としか言い表せません。 いかに腐敗した管理体制であることが嫌というほどわかったところで、物語は「反撃」ということで下巻へ続くのでした。 作者の池井戸潤は本作を「これほど怒りに駆られて書いた作品はない」と語っているように、いかに『空飛ぶタイヤ』が怒りに溢れているかがわかります。 氏は小説を通して「消費者の気持ちを理解しない、自分たちのことばかり考えている企業にはたして本当に価値はあるのか」と問い続けるのでした。 企業の悪質な隠蔽も、そもそもが経営陣や幹部たちのちっぽけなプライドから始まっています。 彼らはなにか不具合やアクシデントがあったときにそれを改善するのではなく「なかったこと」として扱い、ハナからそんなものはなかったと開き直り、反省する素振りも見せません。 作中で登場する「T会議」という秘密の会議があり、ここでは最高幹部たちや取締役が集まり、リコールの隠蔽工作の算段や生産の効率のみを考えた話し合いが行われていました。 この会議も単なる小説上での創作ではなく、じっさいにそういう会議が存在していたことが元幹部の内部告発で発覚しています。 どのようにしたら売上が上がるのか、またどのようにすれば不正を隠蔽できるのか、ということが話し合われていた「T会議」が本当に存在したという事実は、それを知って読むのと知らないで読むのでは、ストーリーの重さがまったく違うものになるでしょう。 もし未読の方がしましたら「T会議」のくだりはこの記事を思い出して読んでみるとより一層リアリティが増すかもしれません。 企業の悪習が不正を呼び、不正が人を腐敗し堕落させ、それがまわりまわって関係ないひとたちの命を落としてしまいます。 それを考えたときにこの小説は書かれるべくして書かれた小説であるといえるでしょう。 池井戸潤は「いちばん迷惑しているのは世の中だ」とあとがきで述べています。 この言葉からも、氏がいかに怒っているかがわかるかと思います。 以上のことから今作はかなり踏み込んだ内容であることがわかります。 非常に生々しく、登場する人物のなかにはかなり不快な印象を与えてくる人間もいます。 しかしそれは氏が、生きた声を小説に吸い上げ見事に再現した結果だといえるでしょう。 今作の魅力はまさに徹底した細部にあるといえるかもしれませんね。 池井戸潤の作品のなかでも、抜群に導入がわかりやすく没入感があるとされているのが『空飛ぶタイヤ』といわれています。 未読の方はぜひ、たっぷり時間をとって本作を楽しんでほしいと思います。 池井戸潤が書く登場人物の言葉は、つねに一歩先をいっており独特の深みがあります。 「売れている小説家の作品」だから読むのではなくあなたが今なにを求めているか、どういう話を読みたいのかを考えて小説を選ぶといいでしょう。 もし「本を読んだ時の満足感を得たい」「面白い話が読みたい」「けど難しい会話はちょっと」と思っている人がいたらまさに今作はうってつけといえるでしょう。

次の