振袖 長襦袢。 その長襦袢、正しいサイズですか?着付けは長襦袢で決まる!長襦袢の重要性を学ぼう

振袖用の長襦袢ってどんなもの?着るときの注意点は?

振袖 長襦袢

最近では、喪服の下にカラーの長襦袢を着てもいいのでは?と考える方もいるようですが、着物の常識としては考えられないことです。 白い長襦袢を合わせるのに適した着物は、以下の通りです。 黒留袖• 色留袖• 振袖 成人式に着る振袖は意外かもしれませんが、着物の世界では第一礼装です。 最近では、振袖レンタルをすると白い長襦袢がセットでついてくるところも多いようです。 (2)淡い色付きの長襦袢 着物の薄いピンクやクリームなどのパステルカラーの長襦袢は、訪問着や小紋など普段のお出かけ着の下に合わせます。 着物を引き立てるように、長襦袢の色は柔らかで主張しないものを使用します。 (3)赤や紫などの派手な色の長襦袢 着物の赤、紫、青など濃い色の着物に合わせるための長襦袢です。 濃い色の着物に薄い色の長襦袢だと浮いて見えるため、濃い色の長襦袢を着てバランスと取ります。 (4)水玉などの柄付きの長襦袢 近頃では、歌舞伎やお芝居を見に行くのに気軽に着物でお出かけされるミドルエイジの方や若い方もたくさんいらっしゃいます。 そのような方がアンティークのポップな柄の着物などを着る時に好んで着るのが、この柄つきの長襦袢です。 無地の長襦袢とは違い、よりカジュアルな雰囲気を楽しむことができます。 肌ざわりと保湿性、保温性のある生地で、着物を選ぶ際にはもっとも高級で人気のある素材です。 また、ポリエステルと違い静電気も起きにくいのが特徴です。 但し、正絹(しょうけん)はきちんと保管しないと黄ばみ、茶色染みがつきやすいので要注意です。 正絹の長襦袢として有名なのは、夏用の長襦袢の絽(ろ)があります。 糸目をすかして織った絹織物で、さわやかな印象があります。 また、浴衣には麻や竹などの爽やかな長襦袢もよく合います。 逆に冬の季節にウールの「モスリン」などの薄手の生地がおすすめです。 (2)ポリエステル100% 正絹よりも値段が数千円ほど安価で、発色性もよく、お洗濯がしやすい素材です。 正絹の長襦袢が1万円ほどであれば、ポリエステルの長襦袢は5千円以下で購入できます。 ただ、静電気が起きやすい素材なので、ハミングなどの柔軟剤でコーティングすることで対策となるでしょう。 ポリエステル100%の長襦袢として有名なのは、シルクの長襦袢です。 (シルクには正絹のシルクもあります)シルクはつるりとした肌触りが特徴で、東レの「シルック」などの市販品があります。 (3)ポリエステルと綿の混合も ポリエステル素材とTCブロードといいう綿の混合の生地も長襦袢でよく使われています。 ポリエステル100%よりは温かく反面、シワになりやすいのが特徴です。 (4)ウール、麻、竹 長襦袢の素材は他にも、冬用のウールや夏用の麻・竹など、幅広い種類が揃っています。 着心地や洗える素材かどうかで、お好みのものを選びましょう。 男性の場合も第一礼装(袴)では白い長襦袢を着用します。 それ以外の浴衣やお出かけ着の場合は、黒や紺色の長襦袢を着る方が多いです。 ご了承ください。 ) 1 2 3 4 対象身長 145~150cm 151~155cm 156~159cm 160~163cm 身丈寸法 (衿の始点から裾) 117cm 121cm 125cm 129cm 裄寸法 (背中心から袖口) 62cm 63. 5cm 65. 5cm 67. 5cm 袖丈寸法 (肩の切り替えから袖口) 49cm 49cm 49cm 49cm また、三種類の場合は以下の通りです。 S M L 対象身長 145~152cm 153~158cm 160~165cm 身丈寸法 (衿の始点から裾) 118cm 124cm 129cm 裄寸法 (背中心から袖口) 62cm 63. 5cm 65. 5cm 袖丈寸法 (肩の切り替えから袖口) 49cm 49cm 49cm 長襦袢のサイズが着物よりも大きいと、長襦袢が袖からはみ出してしまいます。 そのため、長襦袢を購入する際は、ご自身の着る着物のサイズより袖の長さが小さいものであるかをチェックします。 中古のリサイクルショップの場合、上記のサイズとは違う寸法の場合もあるため、直接試着するのが一番です。 理想的な長襦袢のサイズは、裄丈が手のくるぶしまでくればよいでしょう。 長襦袢はなしでもいいの? 「長襦袢なしの着物?!問題外だわ!!」と多くの着物マダムたちは眉をひそめるかもしれません。 基本的には着物の下には長襦袢がよしとされていますが、どうしても一時的に着物を着るだけの方であれば、スポーツブラにタンクトップとスリップ、のように洋装の肌着を身に着けてお茶をにごす方もいらっしゃいます。 しかし、さすがに洋装の肌着と着物は合いませんので、次なる手として「肌襦袢」を使うという方法があります。 肌襦袢(はだじゅばん)とは、長襦袢の下に着る半袖で腰までの着丈の肌着です。 長襦袢を着るのではなく、肌襦袢を着て下には裾除け(すそよけ)というスリップスカートのようなもの)を合わせて着物を着る、という方もいらっしゃいます。 また、「うそつき襦袢」といって肌襦袢に筒袖がついた形の商品もネット通販などでは販売しています。 半袖の肌襦袢では着物の袖のところが当たってしまう、、という方が考案された、簡易的な商品です。 長襦袢はどこで買える? 着物の長襦袢は全国の呉服店、きもの屋さん、振袖店、デパートなどで購入できます。 手軽なのは、楽天やAmazonのようなネット通販です。 価格も安めで家まで配達してくれます。 但し、ネット通販の場合は「品質にがっかりした」という声も少なくありません。 ネット通販で長襦袢を買う場合は、信頼できる店なのか、消費者の口コミのレベルが高いか、開封後の返品はできるのか、などのチェックをした方が無難です。 また、洋裁の得意な方は長襦袢の手作りをされる方もいらっしゃいます。 長襦袢の着方 長襦袢は一見、シンプルな浴衣のような形をしています。 基本的には浴衣を着る時と着付けの方法は同じです。 但し、長襦袢の衿の部分には注意が必要です。 「着物は襟元がいのち!」という方もいらっしゃるように、長襦袢の衿には中に「衿芯」が入っていて、さらに、半衿を縫い付けます。 (セットされているものもあります) ちなみに、半衿とは以下の画像のようなものです。 着物からチラリと見える半衿は、刺繍付きのものもあったりして、着物のオシャレの楽しみでもあります。 振袖には刺繍付きの半衿もよく合います 着物の立ち姿がより美しくなるように、長襦袢の半衿の部分にシワがないか。 きちんとアイロンがかかっているかチェックしてから長襦袢を着用しましょう。 着物の長襦袢の着方を、わかりやすく画像つきでご紹介いたします。 長襦袢は着物を着るより着付けが簡単です。 簡単なたたみ方 着物の長襦袢はきれいにたたむと、次回着るときもシワがつかずに助かります。 画像をみて、長襦袢をたたんでみてください。 長襦袢に半衿がついている場合は、半衿を取り外して洗います。 長襦袢の洗濯表示も確認してください。 あらかじめ汚れた部分が見えるように長襦袢をたたみます。 (衿元や袖部分がよく汚れています) 洗面器に水を張り、中性洗剤を適量とかして押し洗いします。 水を流して二度ほどすすぎ、再度洗面器に水を張ります。 最後に柔軟剤を適量落とし、長襦袢を水につけてよくすすぎ、脱水して乾かします。 あらかじめ汚れた部分が見えるように長襦袢をたたみます。 洗面器に水を張り、中性洗剤を適量とかして押し洗いします。 水を流して二度ほどすすぎ、再度洗面器に水を張ります。 最後に柔軟剤を適量落とし、長襦袢を水につけてよくすすぎ、脱水して乾かします。 まとめ 着物の長襦袢の種類やサイズ、使いわけなどについてご紹介させていただきました。 長襦袢は着物の襟元から見えるため、着物のわき役としても非常に重要です。

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長襦袢

振袖 長襦袢

振袖をレンタルするとなったとき、「衿」と呼ばれるものの多さに驚きます。 半衿もあれば伊達衿もあって、さらには重ね衿もある。 そんなに衿があっては、どれがどの部分を指しているのかわかりません。 はじめて振袖をレンタルするなら尚更、言葉自体はじめて聞く方もいらっしゃるでしょう。 ここでは振袖レンタルにおいて、複数ある「衿」についてご紹介させていただきます。 写真で見る、振袖レンタルにおける衿の部分 写真で見ると、ピンクの刺繍が入っている白い衿が「半衿」で、赤く細い部分が「重ね衿」です。 重ね衿に関しては、振袖の衿部分についているラインのようにも見えますよね。 元々ラインが入ったデザインの振袖と思われていてもおかしくはない見た目です。 ですがこれ、実は振袖とはまったく別の衿。 取り外しも可能で、ただ重ねている衿になります。 半衿は長襦袢につけるもの!すべての着物に必要です 着物は地肌に直接着るものではありません。 肌に直接触れる部分には、まず肌着を着用します。 その上で長襦袢を羽織り、さらに振袖を着付けます。 二重三重と重ねて着るのが振袖。 これは長襦袢や振袖自体を地肌からの汗で汚さないために必要なことです。 肌の大部分は肌着の着用で覆われます。 振袖や長襦袢の汚れを避けるためには、肌着だけでおおよそはカバーできます。 しかし首元となると、長襦袢の衿が直接触れることに。 それを避けるため、長襦袢の衿には半襟を縫い付けるのです。 首元の汚れってどういうこと?半衿で汚れをカバーする理由 普段そこまで気にしていなくても、実は汚れているのが首元。 首元の汚れは、大きく分けて2つあります。 まずは汗• それからファンデーションです 汗ジミは時間が経てば経つほど目立つようになってきます。 顔の色合いと合わせて首元にもパウダーファンデーションをされるなら、首に直接触れる部分が汚れてしまうのは避けられません。 そういったことから、長襦袢が首に直接触れて汚れてしまわないよう、半衿を縫い付けます。 半衿で首元の汚れをカバー!さらには装飾面でも役に立つ? 長襦袢の衿をカバーするのが半衿。 薄平たくペラペラとした長襦袢の衿を固定し、さらに分厚く飾りつける役割もあります。 そう、半衿には長襦袢をカバーする目的だけでなく、装飾の目的もあります。 半衿のデザインは「白」「刺繍入り」「色あり」「柄あり」など多種多様。 装飾も目的としているため、これだけのデザインがあるのです。 重ね衿=伊達衿!装飾の役割を大きく持つ衿 十二単ってご存知ですよね。 着物を何着も重ねて着て、衿も袖も色が重なってとても豪華なお着物。 振袖はそんな風に重ね着するわけではないのですが、衿の部分だけ、重ね着をしている風に見せかけることができます。 それが「重ね衿」です。 着物のライン?重ね着してる?はじめて知る重ね衿マジック まるで着物の衿部分に細いラインがデザインされているかのよう。 真正面から写真を撮ると、そんな感想が浮かぶ人もいるでしょう。 ところが、振袖姿を横から見たり、斜めから見ると、衿が浮いて見えるではないですか。 振袖の下にもう一枚なにか着ているのかと錯覚してしまいます。 実際には「衿だけ」を重ねています。 身頃がなく、袖もない。 本当に衿のみが単体で存在するのです。 装飾の意図が強い重ね衿!デザインもカラーバリエーションも豊富 そもそも、重ね衿はどうしてつけるのでしょう。 汚れをカバーするだけなら、長襦袢に半衿を縫い付けるだけで大丈夫です。 なのにその上で重ね衿を追加して、さらにレンタルする振袖を羽織るとなると、首元は大層華やかになっていきます。 そこまでする必要があるの? そんな声も聞こえてきそうですね。 正直に言うと、重ね衿は、好みによってはつけなくても大丈夫な部分です。 ただ、華やかになる・重ねることで格を上げる・オシャレ目的で色目をプラスする、ことから多くの人が重ね衿を好まれています。 つけるならザ・シンプル無地派?それとも装飾あり派? 振袖をレンタルする上で、重ね衿と一言で言っても、そのデザインは様々。 無地一色のものもあれば、装飾付きのものもあります。 振袖自体が豪華なので、差し色に無地一色の重ね衿を用いるのも全然あり。 むしろシンプルだからこそオシャレが際立つこともあります。 一方でレースやパールなどがついた装飾ありの重ね衿は、シンプルな振袖に合わせやすいもの。 たとえばパステルカラーで淡い振袖をレンタルするとします。 全体的にガーリーで甘くふんわりとした雰囲気にしたいのであれば、レースの重ね衿がおすすめ。 逆にシックな振袖でかっこよく着こなしたいのであれば、パールの重ね衿もワンポイントになっていいでしょう。 初発表!2018年の新作重ね衿はショップ店員おすすめ「つまみ細工」 正直、こんなにかわいい重ね衿を私ははじめて見ました。 振袖レンタルは通常、レンタルする振袖を選んでから、それを基準に袋帯や重ね衿を決めていく流れです。 それが、この重ね衿の登場により、重ね衿を基準に振袖を選びたい!と思ってしまいます。 本当にかわいくて、どのショップのスタッフに聞いても一押しの重ね衿。 すでにご覧になられたお嬢様からもご好評いただいております。 和の雰囲気が全面に押し出された重ね衿は、成人式の日も周りから注目の的となることでしょう。 まとめ 今回は振袖をレンタルする際に覚えておきたい衿の話をさせていただきました。 半衿は長襦袢に縫い付けるもの。 重ね衿は長襦袢と着物の間につけて装飾にするもの。 これだけ覚えておけば、あなたの振袖レンタルもスムーズに進みます。 重ね衿は好みでつけるつけないに分かれるもの。 豪華で華やかな振袖に無地色の重ね衿が一つあるだけでも、十分印象は変わりますよ。 半衿や重ね衿など振袖レンタルの衿とあわせて読みたい小物の話• レンタルプラン・商品情報・金額などに関しては年度ごとに異なる可能性があり、記事内には取り扱いのないサービスが含まれていることがございます。 京都さがの館 京都四条本店• 京都さがの館 大阪梅田店• 京都さがの館 なんば店• 京都さがの館 神戸三宮店• 京都さがの館 茨木店• 京都さがの館 新宿店• 京都さがの館 関大前店• 京都さがの館 枚方店• 京都さがの館 天王寺店• 京都さがの館 河原町OPA店• 京都さがの館 御茶ノ水店• 京都さがの館 名古屋栄店• 京都さがの館 池袋店• 京都さがの館 横浜店• 京都さがの館 京都四条本店• 京都さがの館 大阪梅田店• 京都さがの館 なんば店• 京都さがの館 神戸三宮店• 京都さがの館 茨木店• 京都さがの館 天王寺店• 京都さがの館 池袋店• 京都さがの館 横浜店• 和婚 SALON -KYOTO-• Paris Marry -shinsaibashi-• 京あるき 四条本店 TEL:075-213-7171• 京あるき 清水高台寺店 TEL:075-541-7761• 京あるき 大阪梅田店 TEL:06-6374-5589• 京あるき なんば店 TEL:06-6633-2150• PHOTO GALLERY ART• PHOTO STUDIO NAMBA• PHOTO STUDIO KOBE• PHOTO STUDIO IBARAKI• PHOTO STUDIO YOKOHAMA.

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着物と長襦袢の袖丈の違い、許容範囲はどれくらい?

振袖 長襦袢

長襦の「裏地」による種類の違い 着物と同じく、長襦袢にも「裏地」があるものと無いものがあります。 袷仕立て(あわせじたて) 【リサイクル着物 リサイクル長襦袢】「正絹 袷仕立て 精華ちりめん 型染め 絵羽 花柄」【中古】【送料無料】【京洗い済】【クリーニング済】【中古着物】【リサイク… — 欲しいをみつめるネットストア wishsto92821256 袷仕立てとは、表地に裏地を縫い付けたタイプの「裏地あり」の長襦袢です。 胴部分には専用の裏地を付け、袖部分は表地・裏地に同じ素材を使った仕立て方にするのが一般的となっています。 かつて暖房等が無かった時代の日本では二重の部分が多い袷仕立ての長襦袢は「防寒インナー」といった意味も持っていました。 しかし現在では暖房設備が整った施設が多く「着物を着た際の寒さ」に対してはあまり重要視がされないため、袷仕立ての長襦袢が選ばれる機会は減っています。 とは言え昔ながらの伝統的な仕立てであることから、格式の非常に高い催事に着用する場合等には袷仕立てが選ばれることも。 また寒い地方で屋外に居る機会が多い場合等には、現在も「袷の長襦袢」が重宝されることもあるようです。 【袷仕立ての長襦袢を着る季節】 袷仕立ては原則として、12月から翌年3月頃の「真冬の時期」に着用する長襦袢です。 胴単衣/胴一重(どうひとえ)・胴抜き(どうぬき) 楽天市場店:お買い得! 胴抜き 洗える長襦袢 ピンク地の小花柄。 ポリエステル。 胴の部分に裏地が無いことからスッキリと着られます。 現在では「裏地あり」の長襦袢の場合、こちらが主力となっています。 【胴単衣の長襦袢を着る季節】 昔からの考え方では、10月~11月頃、3月~4月頃か胴単衣を着るとちょうどよい季節と考えられてきました。 しかし現在では「裏地有りの襦袢を着る季節(11月頃~4月頃)にかけては、すべて着用できるという考え方が主流となっています。 単衣(ひとえ) こちらは新しく追加した単衣夏物長襦袢。 他にも沢山ございます。 裏地が無いので空気がこもりにくく、涼しく着やすい点がメリット。 折り返し等もできるだけ減らして、体温がこもらないように工夫されています。 【単衣の長襦袢を着る季節】 5月~9月・10月頃にかけての暖かい季節には単衣の襦袢を着用します。 ただし普段着系の着物の場合、通年で単衣の長襦袢を着るというケースも近年では珍しくなくなっています。 長襦袢の「素材」の違い 着物に様々な種類があるように、長襦袢にも素材による違いがあります。 TPOによって使い分けることも大切です。 正絹(綸子、縮緬、羽二重等) 正絹(シルク)は見た目にも美しく品格があり、礼服に合わせるのに最も適した素材です。 また防寒性にも比較的優れているほか、吸湿性もあります。 きちんとした正絹素材は静電気も起きにくく、着物の裾等がまとわりつきにくいので動きやすいのもメリットです。 反面、ご自宅では洗いにくい(水洗いによる収縮が起きやすい)、虫害対策等を丁寧に行う必要がある等、お手入れが難しい傾向にあります。 化繊(ポリエステル素材等) 化繊素材はその種類によって見た目・機能性・価格共に大きな開きがあります。 東レが開発したシルック(R)等の高品質な化繊素材であれば、洗濯機でも丸洗い可能な上に着た時にもシワになりにくく、静電気も抑えやすいので、初心者の方にも扱いやすいでしょう。 見た目にもシルクのような上品な光沢感があるので、礼服などにも使用できます。 しかし非常に安価な化繊素材を選んでしまうと着物との静電気が起きて動くたびに裾がからまったり、着崩れが起きやすい、蒸れやすいといったことも。 特にフォーマル向けの長襦袢を選ぶ場合には、品質の良い化繊を選ぶことが大切です。 ウール(モスリン/メリンス) 日本における「モスリン(メリンス)」とは、ウール(羊毛)を使った平織りの織物を指します。 ウールの長襦袢は防寒線が非常に高く、暖かく着物を着られるのが特徴です。 ただしカジュアル向けのシーンでしか着用できません。 また虫害に合いやすいので、虫干しや防虫対策は丁寧に行います。 木綿(綿ワッシャー等) 綿・コットン素材の長襦袢は、吸湿性に優れていてさっぱりと着られるのが特徴です。 様々な色柄があるので、デザイン性を楽しめます。 化繊に比べて肌当たりが優しいので、敏感肌等の方にも好まれます。 ただしこちらもウール同様、カジュアル・普段着向けの素材です。 着物と長襦袢の合わせ方 では、着物の種類やTPOに合わせた長襦袢の色柄・種類の合わせ方を見ていきましょう。 振袖(ふりそで)に合わせる長襦袢 振袖とは、袖のとても長い着物のこと。 未婚女性が着用する礼装用のフォーマルな着物です。 振袖は袖が長い分だけ長襦袢が出てしまいやすいのですが、化繊等で軽い素材だと特に襦袢が飛び出やすく、見た目にも悪くなります。 しっかりとした重みのある上質な素材を選びましょう。 もちろん無地でもOKです。 しかし結婚式の場合には「ゲスト側」として控えめであること、フォーマルさが求められるので、薄いピンクや水色・クリーム色といった淡い色(薄色)を合わせます。 留袖(とめそで)に合わせる長襦袢 留袖とは、帯から下の部分にのみ柄が入る着物のこと。 ミセスが着るフォーマル着物です。 地紋には吉祥文様等のおめでたい柄行が好まれます。 留袖は結婚式等の非常に重要で格の高い催事・式典に着用する第一礼装であることから、色物(白以外の色)をあわせることはNGとされています。 喪服着物に合わせる長襦袢 ここで言う喪服着物とは、通夜葬儀等に着用する黒無地染め抜きのこと。 地色が黒一色で柄が入らず、両胸・両袖・背中の五ヶ所に家紋が入ります。 同色の地紋は入ってもOKですが、おめでたい柄行(吉祥文様)は絶対にNG。 よく地紋を確認しましょう。 訪問着・付下げに合わせる長襦袢 訪問着(ほうもんぎ)とは、胸から裾まで柄が一続きに入っている着物のこと。 付下げは柄が縫い目をまたがずに飛ぶように入っていますが、近年では見た目にも訪問着そっくりのものが増えています。 結婚式・入学式・七五三・お宮参り等に略礼装として着用できる他、色柄によっては観劇・パーティー等にも使える等、使用範囲が広い着物です。 柄行がはっきりしたものは避けます。 白でもOKです。 色無地に合わせる長襦袢 色無地(いろむじ)とは、黒以外の色で染められた柄の無い無地の着物のこと。 家紋が無い場合には普段着扱いの着物ですが、背中に一つ紋(家紋)が入ると略礼装としてフォーマルにも着られます。 無紋の色無地を街着等として着る場合には、柄の入った長襦袢でコーディネートを楽しんでもOKです。 白でもOKです。 無紋の色無地をややカジュアルなシーンで着る場合には色の規則はありません。 小紋・紬 小紋(こもん)や紬(つむぎ)は、元々は「普段着」という扱いの着物です。 現在もフォーマルな礼服として着用することはありません。 ただし正絹素材の小紋や伝統工芸品である紬は現在では高級品であり、遊び心がありつつ品のある着物のオシャレが求められます。 小紋の場合には着物の柄を映えさせるために柄は控えめにする方も多いですが、紬の場合には小紋柄等の柄入り長襦袢を合わせ、オシャレな着物コーディネートを楽しむこともできます。 濃い色の小紋にあえて中間色の長襦袢を合わせたり、紬に濃くハッキリした色の長襦袢を合わせ、色のオシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか。 マスタードイエローや濃い朱色といった強い色合いは、紬の着物を映えさせてくれますよ。 木綿着物・ウール着物(普段着きもの) 木綿やウールの着物は、もっともカジュアルな扱いになる着物です。 元々は完全に「普段着」の着物なのですが、最近ではショッピングやデート、コンサート等の「お出かけ着」としてデザイン性の高いウール着物や木綿着物を楽しむ方も増えています。 レース模様等の現代風の柄を取り入れてみるのも良いでしょう。 華やかな色をポイントカラーとして取り入れるのも素敵ですね。 長襦袢の選び方&注意ポイント フォーマル向けは「迷ったら白」 長襦袢の色をどうしよう…と迷ってしまった時、もっとも無難な色は「白」です。 白い長襦袢は留袖や黒留袖・色留袖等、幅広い礼服用のインナーとして活躍してくれます。 訪問着や色無地でもフォーマルな場に「白色」を着てOKです。 また白っぽく透けやすいお着物の場合、セミフォーマルなシーンでも白い長襦袢は重宝します。 「これからフォーマル着物にチャレンジする」という場合には、白の長襦袢を持っておいて損は無いでしょう。 着物と長襦袢のサイズは合っていますか? 既に着物があり、これから長襦袢を選ぶ…という時には、着物と長襦袢のサイズ合わせに気を使うことが大切です。 裄丈が長いと、袖が動くたびに袖口から襦袢がズルリと出てしまいます。 裄丈が数センチ以上も合わないような小さな長襦袢を選ぶと、着物の脇にある「身八つ口(みやつくち)」から長襦袢が出てきてしまうこともあります。 長襦袢の袖丈が着物よりも二分(6mm)程度短いのが理想的。 差が2センチ程度であれば許容範囲内ですが、数センチ以上も短いと見た目によくありません。 また長すぎると長襦袢の袖下側が着物の中で折れ曲がって見えるので、こちらもNGです。 今ある長襦袢のサイズが合わない時には? 「家にある長襦袢と着物のサイズが合わない」「母親の長襦袢、大きすぎて体に合わない」…こんな場合には、長襦袢のサイズ直しをしてみてはいかがでしょうか。 呉服店やきものクリーニング専門店等の業者では、「着物」だけでなく「長襦袢」のサイズ直しも受け付けています。 大きいサイズを小さくするだけでなく、縫込みを引き出して、小さいサイズを大きくすることも(縫込み部があれば)可能です。 おわりに 袖口や裾からチラリと見える「長襦袢」は、見える面積の狭さに比べてとても目立つものです。 TPOや着物に合わせた色柄・素材をきちんと選びましょう。 またサイズが合わない長襦袢を着ると着付けが美しくないだけでなく、着崩れやすく動きにくく、一日を通して不快な思いをします。 快適に着物のオシャレを楽しむためにも、長襦袢選びは慎重に行いたいですね。 関連記事•

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