下肢 静脈 瘤 マッサージ。 静脈瘤がある足にフットマッサージはしていい?

足の疲れ&むくみ撃退 一番効くのはコレだ!

下肢 静脈 瘤 マッサージ

下肢静脈瘤を予防する行動 40代以上の女性に多く発症する下肢静脈瘤。 放っておくとどんどん進行し、潰瘍を起こしたりして、一度発症すると自然と治ったり改善したりすることはありません。 生命にかかわるということはありませんが、女性にとって見た目が気持ち悪いという外見上の問題もあるので、できれば発症しないように予防したいもの。 では、下肢静脈瘤を予防するにはどのような方法があるのでしょうか。 ふくらはぎマッサージ ふくらはぎは血液を押し上げて心臓に送るという血流に対して大切な役割を持っているので「第二の心臓」とも呼ばれています。 動脈で末端に運ばれた血液は、ふくらはぎの筋肉の収縮で再び心臓へと送られるので、ふくらはぎの筋肉を衰えさせないケアはとても重要なのです。 筋力は加齢によって衰えますが、そうするとふくらはぎの収縮が減ってしまいます。 筋肉の衰えを防止するためにはふくらはぎのマッサージが有効。 マッサージの方法としては、血管が浮いているようなところは避け、力を入れず、優しく血液を足の付け根に戻すような感覚で足先からさするように行ってください。 適度な運動 適度な運動をすることも血流がよくなり、足の筋力が高まるので下肢静脈瘤予防に有効です。 歩く時は、足先から足を付いて蹴り上げるようにし、ふくらはぎの筋肉を意識して歩くととふくらはぎの運動になります。 立っている時は足先をつけたまま踵を上げると、ふくらはぎに負荷がかかるのでおすすめ。 また、立ち仕事やデスクワークをしている方は、時々軽く運動したり、足をあげたりするようにしましょう。 できれば運動後には、軽くふくらはぎのマッサージをおこなうようにしてください。 食事 生活習慣は健康に大きな影響を与えます。 まず、下肢静脈瘤の原因として挙げられる肥満ですが、普段から塩分や油の多い食事ばかり食べている方は、食生活を見直してみましょう。 緑黄色野菜を十分にとってバランスの良い食生活を送ることが大切です。 お酒は適量であれば健康にもつながると言われていますが、これは週に2日間程度の休肝日を取り入れて毎日少量のみたしなんだ場合の話です。 お酒の飲みすぎは体を壊す原因にもなるので、毎日晩酌をしている方は適量かどうか確認してみましょう。 不規則な生活を送ると食事の時間も変動しやすく、長時間空腹状態が続くと体は次に入ってきた食事の栄養素をできるだけ取り入れようと動いてしまいます。 サプリメント 健康な体を目指す際によく取り入れられているのがサプリメントです。 まず、かなり初期段階であれば多少効果が期待できる場合もあります。 下肢静脈瘤は血流が滞ることに大きな原因があるため、血流の改善に働きかけてくれる成分などは期待できるでしょう。 例えばピクノジェノール。 ピクノジェノールとは海岸松の樹皮からのみ抽出できる水溶性のフラボノイドのことなのですが、静脈を強化する働きを持っており下肢静脈瘤への効果も期待されています。 他には鉄分も不足しないようにサプリメントで補いましょう。 鉄分が不足するとコラーゲンの合成がうまくできなくなり、血管の繊維も作られなくなってしまいます。 これにより血管の状態が悪化することがあるのですが、下肢静脈瘤改善のためには健康的な血管を目指すことが大切なので、鉄分の持っている役割は非常に大きいといえるでしょう。 サプリメントはあくまで薬ではないので過剰な期待はできませんが、健康管理に役立つものもあるのでチェックしてみてくださいね。 漢方 漢方は自分の持っている免疫力を高め、身体に起きる不調と戦う目的で取り入れられます。 例えば、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)という漢方には血の廻りをスムーズにする働きがあり、血行が悪くなることに大きな原因がある下肢静脈瘤の改善に役立ってくれるでしょう。 他には、血行だけでなく水分をスムーズに運んでくれる疎経活血湯(そけいかっけつとう)を選択する方もいます。 ただ、漢方薬は西洋薬に比べて働きが穏やかだと言われているものの、自己判断で飲むのはおすすめできません。 必ず漢方薬の専門医に相談をした上で取り入れてみましょう。 漢方薬の効果が高いと言われているのは、一人ひとりの症状に合った最適な組み合わせで処方ができるからです。 オーダーメイドタイプの治療薬ともいえるので、自己判断で適当に飲んだとしても高い効果は期待できないでしょう。 自分では効果的だと思って取り入れていたものがかえって状態を悪化させてしまう可能性もあるので、注意してみてくださいね。 生活習慣 それから、睡眠時間が不足すると免疫力が低下し、病気になりやすくなってしまいます。 喫煙は体の中に有害物質をため込む原因にもなり、百害あって一利なしと言われているのでできるだけ禁煙に努めましょう。 体の衰えも生活習慣病を引き起こす原因です。 年をとると誰でも少しずつ血管が老化してしまいますが、血管の老化は下肢静脈瘤の大きな原因となります。 できるだけ若いうちから健康的な生活を送れるように考えてみるのがおすすめです。 生活習慣病は自分でも気づかずに行っている日々の行動の中に原因が隠れているため、毎日の生活を振り返ってみましょう。 下肢静脈瘤を予防するアイテム 弾性ストッキング 下肢静脈瘤の治療や症状の進行を予防する上で、効果が高いとされているアイテムが「弾性ストッキング」です。 弾性ストッキングは、毎日継続して使用することで、静脈瘤の原因となる足のむくみを予防、改善する効果が期待できます。 圧迫ストッキングにはいろいろなタイプがありますが、弾性ストッキングの特徴は、部分によって圧力の高さが違う点です。 弾性ストッキングは、足首の部分がもっとも圧力が高く、上の部位に向かうとともに圧力が低くなっています。 足首からしっかり圧力をかけることで、足の静脈の血流が下から上に流れやすくなるほか、圧力に変化をつけることで血行を促進する効果も期待できます。 足の血流を促し、血液を足の先から心臓へ戻すために重要なのが、「ふくらはぎの筋力」です。 ふくらはぎをしっかり動かさないでいると、筋肉が収縮したり緩んだり、といった働きが弱まってしまうので、血流が滞り、足のだるさやむくみにつながります。 弾性ストッキングはこのふくらはぎの筋力の働きを促し、ポンプ効果を高める働きがあるため、ふくらはぎの筋力が少ない女性や、筋力が低下する高齢者の方の使用は特におすすめです。 むくみやエコノミー症候群も予防 下肢静脈瘤が発生する原因のひとつとして「むくみ」も挙げられます。 足のむくみに悩む女性は多く、むくみは皮下組織に水分が溜まってしまうことで起こります。 むくみも血流と同様に、ふくらはぎの筋力が弱く、ポンプ機能がうまく働いていない場合に起こりやすいといわれています。 筋力がある程度あった場合でも、長時間動かさない状態が続くとポンプ機能が働かないので、むくみが起こります。 また、長時間同じ姿勢でいることで発症するのが「エコノミー症候群」。 エコノミー症候群は、長時間同じ姿勢が続いたり、体を動かさない状態が続くと足の静脈に血栓ができます。 その血栓が大きくなると、肺の血管を詰まらせてしまい、突然死を招く恐れもある怖い症状です。 こうしたエコノミー症候群を予防するためにも、弾性ストッキングは活躍してくれます。 弾性ストッキングがおすすめな人 下肢静脈瘤の症状を、予防したい人におすすめの弾性ストッキングは、立ち仕事をする人にもおすすめです。 立ち仕事をしていると、どうしても血流が悪くなり、足先から心臓に血液が戻りにくくなってしまうので、下肢静脈になりやすいといえます。 まだ下肢静脈瘤ができていないという人でも、弾性ストッキングを活用することで、将来的な下肢静脈瘤の発生を予防することができます。 また、弾性ストッキングは足のむくみにも効果があり、立ち仕事は足がむくみやすいので、女性の美容的サポートにも一役買ってくれるでしょう。 そのほか、水分を溜め込みやすく足がむくみやすい人、デスクワークなど同じ姿勢で長時間仕事をしている人にも、弾性ストッキングはおすすめです。 マッサージ器・マッサージクリーム そのほか、下肢静脈瘤を予防するアイテムとして「マッサージ器」が挙げられます。 足の血流をよくするために、マッサージはとても有効ですが、手でマッサージをすると疲れてしまったり、足に跡がついて赤くなってしまうことがあります。 そんなときに、マッサージクリームを使用したり、マッサージ器を活用することで、肌や腕などに負担をかけることなく、手軽にマッサージすることができます。 マッサージクリームは肌に合って使いやすく、すべりがよいものであればどんなものでも大丈夫です。 マッサージ器もいろいろなものが販売されていますが、コロコロ転がすタイプのものだと腕が疲れることなく効率的にマッサージできます。 記事作成の参考にしたサイト• 下肢静脈瘤治療の期間:治療法によって異なるため、クリニックにお問い合わせください。 下肢静脈瘤治療の費用:治療方法や自由診療および保険診療などで変わってくるため、クリニックに直接ご相談ください。 下肢静脈瘤治療のリスク:しびれなどの「神経障害」や、皮膚熱傷や深部静脈血栓症が発生する可能性もあります。 それ以外にも、治療方法により異なったリスクや副作用が生じるおそれがありますので、クリニックの担当医師にしっかり確認をしたうえで、治療を受けることを推奨します。 また、当サイトでは、「下肢静脈瘤血管内治療実施管理委員会(旧:下肢静脈瘤血管内焼灼術実施・管理委員会)」の実施医または指導医と認定されている医師のことを下肢静脈瘤の専門医と定義しています。

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静脈瘤がある足にフットマッサージはしていい?

下肢 静脈 瘤 マッサージ

Contents• 立ち・座り仕事でもできる体操をし、長時間同じ姿勢を避ける 立ちっぱなしや座りっぱなし、特に1日に8時間以上同じ姿勢で仕事をしている方は、足の筋肉をあまり使わないため筋ポンプ作用が働かないことになります。 そのため、足に血液がたまりやすく、30代で下肢静脈瘤になってしまう方が多いのです。 若い方でも、レジ作業や警備員といった立ち仕事を続けるのがつらいという方がいらっしゃいます。 それはもしかしたら体力不足ではなく、下肢静脈瘤が原因かもしれません。 立ちっぱなしや座りっぱなしが足に悪いといっても、そう簡単には環境を変えられないことも多いでしょう。 そういう方には、仕事中でもできそうないくつかの体操をご紹介しますので、「これだったらできるな」というものをぜひやってみてください。 1 その場でできる、つま先立ち体操 これは、歩きまわるスペースがなくても手軽にできます。 背筋をのばして立ったら、頭のてっぺんから天井に向かってひっぱられるようなイメージで、背伸びをしながらつま先立ちをして、またゆっくりと戻します。 これを10回繰り返しましょう。 この体操はふくらはぎの筋肉をしっかりと動かせますので、ひざから下の筋ポンプ作用を働かせる効果があります。 お店のレジスペースのなかなど、立ちっぱなしの仕事の合間でもかんたんにできるはずです。 ただし、人によってはバランスを崩す可能性があるので、テーブルや壁に手を添えながらやるのが望ましいでしょう。 2 座っておこなう、足首の体操 次は、イスに座っておこなう体操です。 まず、イスの背もたれにしっかり背中をあずけて、両足を肩幅程度に開き、ひざを伸ばして前方に投げ出てください。 そうすると足のかかとだけが床についた状態になります。 足首が自由に動く位置にかかとを置くようにしてください。 そして、つま先を思いっきり手前に引き上げて アキレス腱を伸ばす感じ 、力を抜く。 この動きを「背屈運動」というのですが、これを両脚それぞれ10回ずつ3セットほどやってみましょう。 この動きは主にふくらはぎを動かす運動になります。 次に先ほどと同じ体勢で、つま先で円を描くようにして足首を回します。 これを外回し・内回し、5回ずつ3セットやってみましょう。 こちらは足首、くるぶし周りの運動になります。 どちらも深呼吸を同時におこなうと、呼吸の静脈還流の働きが合わさって効果的です。 3 座っておこなう、逆自転車こぎ体操 先ほどと同じ体勢から、 自転車のペダルをこぐのを巻き戻すような動作で、ひざを自分の胸の方へと近づけるように持ち上げてゆっくり元の位置へ戻す動きを繰り返します。 左右5回ずつを1セットとして3セット程度がいいでしょう。 太ももなどの筋肉を動かせるのが特徴ですが、オフィスなどでやるには少し目立ってしまうかもしれませんので、できる環境の方はやってみましょう。 ポイントはいずれも、 ふくらはぎの筋肉をしっかり使うことです。 筋肉を使うことがポンプ作用となり、足にたまった余分な血液を上に押し上げてくれます。 ご紹介したような体操をするのがむずかしい場合でも、自分ができる運動を無理のない範囲でトライしてみてください。 目安として1時間に1回程度がおすすめです。 足のむくみ・こむら返りに!対策とマッサージ 足がよくむくんだり、つったりする症状がある方に向けて、改善策をいくつかご紹介します。 1 デスクワークでは「足台」を、寝るときには「座布団1枚」を使う 下肢静脈瘤はそもそも、足が心臓より低い位置にあり、血液が重力に逆らって心臓まで戻るのがむずかしいために起きる症状です。 ですからその対策として、 足を高い位置に置けば症状が改善するのは想像しやすいかと思います。 立ちっぱなしや座りっぱなしの方は、可能ならば足を上げて休憩を取るようにしてください。 足をしっかり上げられるような環境になくとも、 足もとに足台を置いて少し高くしておくだけでもかなり楽になります。 また、少し行儀は悪いですが、足を組んだり椅子の上であぐらを組んだりしても、足のだるさをやわらげることができます。 あぐらを組むのはちょっと抵抗があるという方でも、足を組むくらいは大丈夫かもしれません。 職場などで周りの目が気になる場合は、下肢静脈瘤に対する対処法であることを一言伝えると理解してもらえると思います。 寝るときには、足の下に座布団を1枚敷くと、心臓への血液の戻りがよくなり、むくみや足のつり こむら返り が起きにくくなります。 ただし、昼間に大きな負担が足にかかっていた場合、夜の対策だけでは症状が緩和されないこともありますので、昼間の対策のほうが大切だと覚えておいてください。 2 マッサージで血流促進 ふくらはぎや太ももを手のひらで心臓の方へ向かってさするマッサージは、足のむくみやだるさをやわらげるのに効果的です。 足でうっ滞している血液やリンパ液の流れをうながすからです。 両手で足首辺りをはさむか包むようにして、そのまま上へとさすりながらふくらはぎ、ひざ、太もも、足の付け根まで手を動かします。 また、リンパ節が集中しているひざ裏やそけい部 太ももの表側の付け根 をさすってあげるのもいいでしょう。 片足で3〜4回程度、次に反対の足も3〜4回程度おこない、また最初の足に戻る、これを3回繰り返すと十分な効果が得られます。 なお、力を入れ過ぎる必要はありません。 逆流している静脈は表面にあるので、ほどほどの力でも十分効果があります。 逆に力をいれすぎてしまうと、マッサージが心理的におっくうになって、続かなくなってしまうかもしれません。 マッサージをおこなうタイミングとしては、イスに座ってデスクワークの合間にやるもよし、立ち仕事の合間にやるもよし、入浴中にやるのでも構いません。 さらに、ほかの体操と組み合わせておこなえば、効果が高まります。 3 弾性ストッキングなどの着用 運動やマッサージがむずかしいという方でも心配はありません。 足を適度に締めつける「弾性ストッキング」を着用することで、足の血流を改善する手段があります。 サポーターなども同じ用途で使えます。 しかし、この手段は知識がない状態でやってしまうと、場合によっては不必要に足を締めつけてしまって悪化したり、着用し過ぎて足がかぶれたりするなどの弊害もあります。 可能ならば、まずは医院で検査・診断を受けて、医師に弾性ストッキングの適切な着用方法をしっかり教わったうえで、無理ない範囲での使用をおすすめします。 適切な使い方をしっかり理解しておけば、ご自分で弾性ストッキングを使い続けることができ、むくみやだるさの改善、下肢静脈瘤の悪化防止に役立つでしょう。 書籍紹介 足のむくみがつらい。 いつもなんとなくだるい。 足がつってなかなか寝付けない。 このような症状に悩まされているとしたら、あなたは「下肢静脈瘤」かもしれません。 少し詳しい方であれば、「静脈瘤といえばコブがあるはず」と思うかもしれませんが、実は見た目ではほぼわからない静脈瘤 本書では「かくれ静脈瘤」と呼びます もあります。 そして日本人の10人に1人は発症すると言われているのです。 本書では、下肢静脈瘤を専門とするクリニックを開院し、2年にわたりミス・ワールド日本大会の公式ドクター兼審査員も務めた著者が、下肢静脈瘤の治療の方法や悪化を防ぐための対策をご紹介します。 岡本慎一『あなたの足、かくれ静脈瘤ではありませんか?』目次 第1章 体のサインから「かくれ静脈瘤」を見つけましょう ・下肢静脈瘤とは ・ 30歳以上の約半数が下肢静脈瘤の事実 ・こんな体質・生活・職業の方は要注意…他 第2章 下肢静脈瘤ってどんな病気? ・ 筋ポンプ作用がなぜ弱まるのか ・ 8つのステージでわかる、下肢静脈瘤の進行・重症具合…他 第3章 自分でもできる下肢静脈瘤の対策とは? ・下肢静脈瘤にならないために考えるべきこと ・腹式呼吸によって静脈還流の効果を高める ・弾性ストッキングの効能と使い方…他 第4章 医療機関で受ける下肢静脈瘤の治療 ・ 症状に応じて治療方法を選びましょう ・早期治療のすすめ…他 医学博士・赤羽静脈瘤クリニック院長 医学博士。 京都府立医科大学を卒業後、同附属病院整形外科に勤務。 2012年に京都府立医科大学大学院を卒業し、2014年2月には、日本人の10人に1人が発症するといわれる下肢静脈瘤を専門とした赤羽静脈瘤クリニックを開院。 「足の不調に悩まされず、毎日を楽しく過ごす手助けをしたい」という思いで日々治療にあたる。 2018年1月、医療法人社団康静会の理事長に就任。 2018年4月、金沢静脈瘤クリニックを開院。 下肢静脈瘤血管内治療の専門医・指導医として、最先端医療に携わっている。 下肢静脈瘤血管内焼灼術指導医、日本脈管学会 脈管専門医、日本整形外科学会 専門医、弾性ストッキング・コンダクターの資格を持つ。 2016年「ミス・ワールド」日本大会の公式ドクター兼審査員。

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下肢静脈瘤の原因と症状(痛み しびれ かゆみ むくみなど)

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久優子(ひさし・ゆうこ) ボディメンテナンスセラピスト・美脚トレーナー。 1974年生まれ。 2児の母。 足のパーツモデルを経て、ホリスティック医学の第一人者である帯津良一医師に師事。 自身のマイナス15kgダイエット成功を経て、「足首を柔らかくすることから始める」メンテナンス法を編み出す。 2008年、完全紹介制のボディメンテナンスサロン「美・Conscious~カラダ職人~」を開業。 心身のバランスを整えるサロンとして評判になる。 著書は『押したら、ヤセた。 』、『1日1分で顔のかたちまで変える!奇跡の小顔マッサージ1週間レシピ』(ともに宝島社)などがある。 パニック障害がリンパマッサージで改善 私は10年以上にわたり、体や足をきれいで健康にするボディメンテナンスの仕事に携わってきました。 美容目的のモデルや俳優さんから、腰痛や肩こり、むくみなどの不調に悩むかたまで、幅広い層の人がお見えになります。 私のボディメンテナンスの中心は、リンパや血液の流れをよくして、関節をゆるめ、体外に老廃物を排出する リンパマッサージです。 実は、私自身がリンパマッサージのおかげで、心身の不調から脱却した経験があるのです。 私は幼い子ども2人を抱えて、離婚した32歳の頃、突然体調を崩しました。 いわゆるパニック障害を発症し、感情のコントロールがうまくいかなくなったのです。 とにかく人混みが怖くて、電車に乗ると、手汗はすごいし、靴の中で足がすべるほど大汗をかきます。 いろいろなことをマイナスに捉えてしまい、みんなが私を見て悪口を言っているかのように感じていました。 体の具合が悪いので、寝ているしかないときもありました。 心療内科に行くと抗うつ剤を処方され、飲むと不思議なほど気持ちが落ち着きました。 しかし、「このままでは薬が手放せなくなってしまう」と考えるようになりました。 当時、リンパマッサージに使用する化粧品の開発に関わる機会があり、恩師と出会って、リンパマッサージを学ぶようになりました。 学んだ技術を習得するため、毎日自分の体にリンパマッサージを施していたところ、1カ月もしないうちにすべての不調がピタッと止まり、薬を飲まなくてすむようになりました。 体調が劇的によくなっただけでなく、髪の生え際に出ていた吹き出物が消えて、顔はふた回り小さくなり、体重は5kg減ったのです。 また、尿が一時期、薬臭くなりました。 これは、体に蓄積されていた余分なものがデトックスされているのだろうと感じました。 このように私は、リンパマッサージで自律神経のバランスがとれ、心身ともに元気になったのです。 人目を気にせずスカートが履ける 私のサロンには、腰痛や肩こり、むくみなど、さまざまな不調に悩むかたが大勢来られます。 30代以上の女性だと、下肢静脈瘤で悩んでいる人もよくいます。 下肢静脈瘤は、青緑色の血管がボコボコと浮き上がってきます。 そのため、スカートが履きづらかったり、ファンデーションを塗って隠したりしている人もいます。 見た目の問題だけではありません。 ズキズキとする痛みや、重だるさ、むくみ、しびれなどの不快な症状を抱えている場合も多いのです。 こうした下肢静脈瘤の不快症状にも、リンパマッサージは有効です。 リンパマッサージで静脈瘤が改善し、むくみが取れたり、人目を気にせずスカートが履けるようになったりする例はよくあります。 たまっていた老廃物が排出できる 体じゅうには、リンパ液が流れるリンパ管が網目状に張り巡らされています。 下の図をご覧ください。 これは足首から先の網目状に張り巡らされたリンパ管です。 リンパ管は毛細血管よりも細かく、体の浅いところや深いところにもくまなく存在します。 リンパ管は、血管の静脈で回収しきれなかった老廃物を回収し、関節などにあるリンパ節でろ過して、尿や汗を通じて体外に排出するのです。 足の甲側のリンパ網[出典:金子丑之助著『日本人体解剖学 第三巻』(南山堂)] リンパマッサージで、リンパの流れをよくすると、リンパと補い合う関係にある血液の流れも当然よくなります。 同時に、足首などの関節も刺激するので、リンパ節の詰まりが解消し、体内にたまっていた老廃物を速やかに回収し、排泄できるというわけです。 下肢静脈瘤で悩んでいる人は、リンパや血液の流れが必ず滞っています。 すると、足に老廃物がたまってパンパンにむくみ、そけい部(太もものつけ根)やひざ、足首などの関節もこり固まって、リンパ節が詰まり、腫れてしまうのです。 こうした症状でも、 リンパマッサージを行うと、リンパや血液の流れがよくなり、たまっていた老廃物が排出できます。 マッサージをすると、尿が大量に出てきます。 1回のマッサージでむくみや痛み、重だるさが消え、ボコボコとした隆起が半減し、翌々日には、足首やひざ、そけい部の腫れが引いたという例もあります。 施術だけでなく、自宅でも足へのリンパマッサージを続けてもらったところ、手術が必要なほどの下肢静脈瘤が治ったかたもいます。 リンパマッサージをすると、ほかにも腰痛や生理痛などの不調が解消したり、正しい姿勢が保てるようになったり、足やおなか、腰まわりがやせたというかたもいます。 ぜひ下肢静脈瘤の改善の一助に、足のリンパマッサージを加えてみてください。 「リンパマッサージ」のやり方 「足の先から」マッサージするのが基本 リンパマッサージは、体の土台となる足から始めることが基本です。 前項の図にあるように、かかとや足首、足指の周囲には、非常に細かいリンパ管が網の目のようにびっしりと張り巡らされています。 末端の足からリンパの流れをよくしない限り、リンパの循環は改善せず、効果は実感できないと言っても過言ではないほどです。 そこで、足の中でも特にリンパ管が集中している、かかとや足首、足指まわりから刺激しましょう。 リンパマッサージは本来、もんでも、押しても、たたいてもいいのですが、ここでは、どなたでも簡単にできて、長続きする方法をご紹介しましょう。 足の筋肉を鍛えるには歩き方も重要 リンパマッサージは、1日に何度行っても問題ありません。 やればやるだけ、効果は早く表れます。 できれば1日2、3回こまめに行うことをお勧めします。 それでも効果はじゅうぶん実感できるはずです。 注意点としては、お酒を飲んだとき、血液循環がよくなっているぶん、酔いが回りやすく、気分が悪くなる人がまれにいるので、マッサージは控えるようにしてください。 もう1つ、下肢静脈瘤の改善には、 歩き方も重要ですよと指導しています。 こうすることで、足の筋肉が鍛えられ、足指が使えるようになります。 そして、詰まっていた足の骨がゆるむのです。 今回ご紹介したリンパマッサージと合わせて、毎日意識して歩くようにすれば、より早く効果を実感できるはずです。 また、下肢静脈瘤が改善するだけでなく、足のラインがきれいになるうれしいおまけもついてくるでしょう。

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