腸液 アルカリ性。 消化器系Ⅰ ~ Digestive system:消化器~|宮城島大樹@日本で最もトレーナーを育成してるトレーナー|note

腸液はなぜアルカリ性か?下痢時におしりヒリヒリの原因

腸液 アルカリ性

で分泌される消化酵素の種類は? 小腸では、食べ物の分解に必要な酵素をたっぷりと含んだ 小腸液(しょうちょうえき)と呼ばれるアルカリ性の消化液が、1日あたり約2. 4L分泌されています。 小腸液に含まれる代表的な消化酵素は、以下の6種類です。 マルターゼ• スクラーゼ• ラクターゼ• アミノペプチターゼ• ジペプチターゼ• ヌクレオシターゼ これらの消化酵素を含む小腸液は、小腸内のリーベルキューン腺という器官から分泌され、内壁の微小絨毛という小さな突起に大量に分布することで、食べ物に行き渡ります。 消化酵素の働きにより、胃からおかゆのような状態で運ばれてきた食べ物は、身体が栄養として吸収できる「栄養素」の状態にまで分解されていくのです。 小腸が消化・吸収する仕組みって? ここからは、小腸が食べ物を消化し、栄養として吸収する仕組みについて、もう少し詳しく見ていきましょう。 小腸が食べ物を消化・分解し栄養素として吸収するメカニズムは、以下の通りです。 小腸での消化・吸収の仕組み• 胃から送られてきた食べ物に反応し、消化酵素を含む小腸液が分泌される• 微小絨毛に行き渡った消化液が、蠕動運動によって食べ物と混ぜ合わさる• 生成された栄養素は、少しずつ小腸内壁から吸収される• 栄養素と水分が吸収された食べ物ののこりは、そのまま大腸へ送られる 上記1~5の工程は、規則的な伸縮運動によって食べ物が少しずつ小腸内を移動する過程で、ゆっくりと繰り返し行われています。 これにより、小腸は食べ物を消化・分解し、人間が食べ物から吸収できる栄養・水分のおよそ90%を吸収しているのです。 おわりに: 小腸には複数種類の消化酵素がたっぷりと含まれている! 小腸では、リーベルキューン腺という器官から消化酵素をたくさん含む小腸液が分泌されています。 小腸液に含まれる代表的な消化酵素は、マルターゼ・スクラーゼ・ラクターゼ・アミノペプチターゼ・ジペプチターゼ・ヌクレオシターゼの6種類です。 各消化酵素は、食べ物に含まれる栄養成分を人間の身体が吸収できる栄養素レベルにまで分解する働きをしています。 健康維持に役立つ知識として、ぜひ覚えておいてください。

次の

消化と吸収(膵臓・小腸・大腸)|ビジュアル生理学

腸液 アルカリ性

1.膵臓 Pancreas 膵臓は長さ15cm程度で胃の後下部にあります。 膵臓から膵液を分泌する 主膵管は総胆管と合流し、十二指腸乳頭部に開口しており、 副膵管はその上部に開口しています。 膵臓では腺房細胞 Acinar cells によって多くの消化酵素が産生され、膵管から十二指腸へ分泌されます。 膵臓はまた ホルモンを産生する場所でもあります。 膵臓内には ランゲルハンス島 islet of Langerhans と呼ばれる細胞集団があります。 その中の アルファ細胞は グルカゴン Glucagon という血中グルコース濃度 血糖)を上昇させるホルモンを産生します。 また ベータ細胞は インスリン Insulin を産生し、血中グルコース濃度を低下させます。 デルタ細胞はこれらのホルモン分泌を調節する ソマトスタチン Somatostatin を分泌します。 糖尿病 Diabetes mellitus : 遺伝要因や肥満、ストレス等によってインスリン分泌低下や作用低下が起こり、血糖値が上昇します。 糖尿病にはインスリン依存性のI型と非依存性のII型糖尿病があります。 膵液 Pancreatic juice 酵素 機能 トリプシノーゲン Trypsinogen 活性化されてトリプシンになり、蛋白をペプチドに分解する。 キモトリプノーゲン Chymotrypsinogen 活性化されトリプシノーゲンになる。 蛋白をペプチドに分解する。 プロカルボキシペプチダーゼ Procarboxypeptidase 活性化されカルボキシペプチダーゼになり、ペプチドのC末端から分解する。 膵アミラーゼ Pancreatic amylase 澱粉を分解する。 膵リパーゼ Pancreatic lipase 脂肪をグリセリンと脂肪酸に分解する。 リボヌクレアーゼ Ribonuclease RNAを分解する。 デオキシリボヌクレアーゼ Deoxyribonuclease DNAを分解する。 膵液の95%以上は水分ですが、消化に重要な酵素、塩類等を含みます。 特にNaHCO3は胃液の酸性を中和するのに重要です。 膵液も条件反射や食物が口腔内に入ることによる脳相 Cephalic phase と食物が十二指腸内に入った場合の腸相 Intestinal phase に分泌されます。 小腸は 十二指腸、空腸、回腸に分類されます。 小腸は栄養素の吸収に重要な臓器であり、栄養素の吸収面積を大きくするための構造を持っています。 小腸の内壁には輪状ひだがあり、輪状ひだには多数の 絨毛 Villi におおわれています。 さらにそれぞれの絨毛を構成する細胞の表面には 微絨毛 Microvilli)があり、栄養素の吸収面積を単なる管状構造に比べ約600倍拡大しています。 小腸に入った食物は腸管の運動によって消化・吸収が促進され、大腸の方へ輸送されます。 蠕動運動 Peristalsis :小腸は内側の輪状筋と外側の縦走筋よりなり、2層の間にはアウエルバッハ神経叢があります。 振子運動 Pendular movement :比較的近い場所の縦走筋が収縮と弛緩を交互に繰り返し、食物を混和します。 分節運動 Segmenting mevement :比較的近い場所の輪状筋が収縮と弛緩を交互に繰り返し、食物をよく混和します。 腸液 酵素 機能 エンテロキナーゼ Enterokinase トリプシノーゲンをトリプシンにする。 マルターゼ Maltase 麦芽糖をブドウ糖に分解する。 腸リパーゼ Intestinal lipase 脂肪を分解する。 ラクターゼ Lactase 乳糖をブドウ糖やガラクトースに分解する。 シュクラーゼ Sucrase 蔗糖をブドウ糖や果糖に分解する。 ジペプチダーゼ Dipeptidase ジペプチドをアミノ酸に分解する。 アミノペプチダーゼ Aminopeptidase ポリペプチドのN末端から分解する。 腸液は1日に約2.4l程度分泌されるアルカリ性の液です。 十二指腸のブルンナー腺 Brunner gland からは主として粘液とNaHCO3が分泌され、小腸のリーベルキューン腺 Lieberkuhn gland からの分泌液には酵素が含まれます。 これらの消化酵素は小腸上皮細胞の微小絨毛付近に大量に分布しており、微小絨毛近くで消化された栄養素が効率よく細胞内に吸収されるようになっています 膜消化。 小腸における吸収 吸収のメカニズム :人体に摂取された食物は消化管を通過する過程で体内に吸収されやすいかたちに消化されます。 消化された栄養素のほとんどは小腸壁にて吸収されますが、吸収の機序は栄養素によって異なります。 (1) 受動輸送 Passive transport :物質が細胞内外の濃度差等により勾配に従って拡散、浸透すること。 濃度勾配が高いほど吸収が促進されエネルギーは必要としません。 (2) 能動輸送 Active transport :物質を細胞内外の濃度勾配に逆らって輸送します。 勾配に逆らって輸送するためのエネルギーが必要です。 (3) 促通拡散 Facilitated diffusion :物質を輸送する担体 Carrier が存在し、物質がキャリアーに結合して輸送される。 (4) 飲作用 Pinocytosis :細胞が細胞膜にて物質を包み込むような形で取り込むこと。 このうちほとんどは小腸で吸収され、残りは大腸で吸収されるか体外に排出されます。 水分の多くは浸透圧差による受動輸送で吸収されます。 カリウム(K+)イオンは受動的に輸送されます。 (3) タンパク質:消化管内の蛋白分解酵素によってほとんどのタンパク質はアミノ酸まで分解され、吸収されます。 アミノ酸によってはナトリウムイオンとの共輸送で細胞内に取り込まれます。 (4) 脂肪:まず脂肪は胆汁によって乳化され、直径約1umの粒になります。 さらにリパーゼと胆汁成分の作用でミセル Micelles という直径3-6nmの粒になります。 ミセル中の脂肪酸とグリセロールは小腸上皮の微小絨毛から細胞内に吸収され、カイロミクロン Chylomicrons になり、ゴルジで分泌顆粒にパッケージングされてリンパ管へ入ります。 (5) ビタミン:水溶性ビタミンは拡散によって吸収されます。 脂溶性ビタミンは脂肪とともに吸収されます。 B12は内因子に結合して吸収されます。 (6) 炭水化物:炭水化物は酵素のよって単糖類にまで分解され、吸収されます。 小腸における糖の吸収機構 小腸上皮の微絨毛近くの細胞膜には糖を輸送する 担体 キャリアー)蛋白が存在します。 ブドウ糖(グルコース)を輸送する担体は sodium-dependent glucose transporter SGLT と呼ばれナトリウムイオンと共に細胞内にグルコースを取り込みます(共輸送)。 ガラクトースもこの担体によって輸送されます。 フルクトースはナトリウムイオンを必要としない担体によって輸送されます。 大腸は 盲腸 Caecum 、結腸 Colon 、直腸 Rectum よりなる長さ約1.5mの管状構造をしています。 大腸からはアルカリ性のの大腸液が分泌されていますが、消化酵素はほとんど含まず、粘液によって粘膜の保護を行っています。 大腸では消化はほとんど行われず、水分とナトリウムの吸収を行っています。 また大腸内には多数の 腸内細菌がおり、小腸で消化されなかった物質の処理を行っています。 これら細菌による発酵はインドール、スカトールなどの悪臭物質を産生します。 便秘 Constipation : 便が腸管内に長時間停滞し、水分が吸収されて排泄されにくくなります。 腸管の通過障害や弛緩、痙攣等による通過障害によって起こります。 下痢 Diarrhea :いろいろな原因で便の水分がうまく吸収されないことによって起こります。 細菌感染や炎症、腸管運動異常等によって起こります。 イレウス Ileus : イレウスは腸閉塞とも呼ばれ、腫瘍、炎症、腸管癒着等によって腸内容物の通過が障害されることを言います。 イレウスになると嘔吐、腹痛、排便・排ガス停止がおこり、腹部X線写真で 腸管のガス像と鏡面像 Niveau が見られます。 虫垂炎 Appendicitis : 虫垂内腔がなんらかの原因で閉塞し、2次的に細菌感染を起こします。 腹痛、嘔吐、発熱等が現れます。

次の

【疑問】体内をアルカリ性にしたら、健康になるという根拠について。

腸液 アルカリ性

厳密にいえば、重炭酸イオンはアルカリ性ではありません。 ただ、体内ではpHをアルカリ性側に傾ける性質があるので、今回はアルカリ性物質として扱いたいと思います。 アシドーシス(酸性に傾いた状態) アシドーシスとは、 血液が酸性に傾いた状態をいいます。 血液が酸性に傾く要因は、『 酸性物質の増加』と『 アルカリ性物質の減少』の2つです。 酸性物質が増加する原因 酸性物質が増加する主な原因は、• 絶食・飢餓• ビタミンB1欠乏• 1型糖尿病• 腎不全• 慢性閉塞性肺疾患(COPD) です。 絶食・飢餓:ケトン体の増加 絶食・飢餓では、 脂肪酸分解の亢進によりケトン体が増加し、代謝性アシドーシスとなります。 絶食・飢餓とは、何も食べていない状態、エネルギーや栄養素を摂取できていない状態が続いていることを意味します。 私たちの体は絶食の状態が続き、 糖質が不足すると、グルコースを起点としたエネルギー(ATP)産生ができなくなります。 関連記事>> だからといって、ATPを作らないわけにはいかないので、体に貯蔵している脂肪(脂肪酸)を分解して、エネルギー(ATP)産生を行います。 ただし、 脂肪酸を分解して、エネルギー(ATP)産生した場合、副産物としてケトン体が生成します。 関連記事>> このケトン体が酸性であるため、絶食・飢餓が継続すると、 ケトン体の蓄積によるアシドーシスが引き起こされるのです。 ビタミンB1欠乏:乳酸の増加 ビタミンB1欠乏では、 嫌気的解糖の進行による乳酸の増加が起こり、代謝性アシドーシスとなります。 ビタミンB1は、解糖系からクエン酸回路への橋渡しの役割をもつ、ピルビン酸脱水素酵素の補酵素として利用されています。 つまり、 ビタミンB1が欠乏すると、解糖系からクエン酸回路への移行ができず、嫌気的解糖が進行することになります。 嫌気的解糖の最終生成物は、酸性物質である乳酸であるため、 乳酸が増加することでアシドーシスとなります。 関連記事>> 1型糖尿病:ケトン体の増加 1型糖尿病では、 脂肪酸分解の亢進によりケトン体が増加し、代謝性アシドーシスとなります。 仕組みとしては、先ほど紹介した『絶食・飢餓』と同じです。 1型糖尿病の場合、 膵臓でインスリンが合成できないため、グルコースを細胞に取り込むことができません。 インスリンインスリンは、細胞へのグルコースの取り込みを促進する膵臓ホルモン つまり、グルコースを起点としたエネルギー(ATP)産生ができないため、 脂肪酸を分解してエネルギー源とします。 その結果、 ケトン体の蓄積によるアシドーシスが引き起こされるのです。 腎臓は尿を作り、排泄するための臓器です。 腎不全となると、腎臓の機能が失われ、 尿の生成と排泄ができなくなります。 尿の中には酸性物質である水素イオンや尿酸が含まれていますので、これらの 排泄が障害され、血液中に蓄積することで、アシドーシスが起こります。 慢性閉塞性肺疾患(COPD):二酸化炭素の増加 慢性閉塞性肺疾患(COPD)では、 呼気量の減少により、二酸化炭素が蓄積し、呼吸性アシドーシスとなります。 喫煙が主な原因で発症するCOPDでは、 息を吐き出すことができなくなります。 私たちが吐き出す息には、酸性物質である二酸化炭素が含まれています。 つまり、COPDでは 二酸化炭素が吐き出せなくなり、体内に蓄積することで、アシドーシスが引き起こされるのです。 アルカリ性物質(重炭酸イオン)が減少する原因 アルカリ性物質(重炭酸イオン)が減少する主な原因は、• 激しい下痢 です。 激しい下痢:重炭酸イオン(HCO3-)の減少 激しい下痢では、腸液の喪失により、 重炭酸イオンが減少し、代謝性アシドーシスとなります。 下痢になると、便の回数や量が増えます。 便のなかには、消化吸収されなかった食物(栄養素)だけでなく、腸管内に分泌された腸液なども含まれています。 腸液には、アルカリ性の重炭酸イオンも含まれているため、激しい下痢で 腸液の喪失量が増えると、アルカリ性物質が失われ、相対的に酸性物質が増えるため、アシドーシスとなります。 アルカローシス(アルカリ性に傾いた状態) アルカローシスとは、 血液がアルカリ性に傾いた状態をいいます。 血液がアルカリ性に傾く要因は、『 酸性物質の減少』と『 アルカリ性物質の増加』の2つです。 酸性物質が減少する原因 酸性物質が減少する主な原因は、• 激しい嘔吐• 原発性アルドステロン症• 過換気症候群(過呼吸) です。 激しい嘔吐:胃酸(HCl)の減少 激しい嘔吐では、胃液の喪失により、 塩酸(HCl)が減少し、代謝性アルカローシスとなります。 嘔吐をすると、胃の内容物とともに胃液が吐き出されます。 胃液には、酸性物質である 塩酸(HCl)が含まれているため、頻回に嘔吐を繰り返すと、酸性物質が失われ、相対的にアルカリ性物質が増えるため、アルカローシスとなります。 原発性アルドステロン症は、 アルドステロンの分泌が過剰となる疾患です。 アルドステロンアルドステロンは、カリウムの排泄とナトリウムの再吸収を促進する副腎皮質ホルモン アルドステロンには、カリウムを尿中に排泄するという働きがあるのですが、 カリウムの排泄と同時に酸性物質である水素イオンも尿中に捨てられてしまいます。 その結果、 酸性物質が失われ、相対的にアルカリ性物質が増えるため、アルカローシスとなります。 過換気症候群(過呼吸):二酸化炭素の減少 過換気症候群(過呼吸)では、 呼気量の増加により、二酸化炭素が失われ、呼吸性アルカローシスとなります。 過呼吸は、 息を吐き出し過ぎている状態です。 つまり、酸性物質である二酸化炭素がドンドン体の外に出て行っている状態であるため、 酸性物質が失われ、相対的にアルカリ性物質が増えるため、アルカローシスとなります。

次の