ピアニカ。 鍵盤ハーモニカの呼び名は「ピアニカ」?「メロディオン」? 全国調査で圧勝したのは...

鍵盤ハーモニカの呼び名は「ピアニカ」?「メロディオン」? 全国調査で圧勝したのは...

ピアニカ

鍵盤ハーモニカ(けんばんハーモニカ)は、楽器の一種。 と同じく金属のを呼気で鳴らすである。 ピアノのような鍵盤が並んでいるが、 ハーモニカの一種である。 と連動したバルブの開閉によって、特定のリードを確実に演奏することが出来るが、ハーモニカと違い吸気で鳴らすことは出来ない。 「 」「 」などはの名であるが、している。 略して「ケンハモ 」「鍵ハモ」「鍵ハ」などと称する場合もある。 電子鍵盤ハーモニカ Hohner は、リードではなくの原理を用いた電子楽器であり、自由に音色を設定できる。 内蔵スピーカー、外部スピーカー、ヘッドホンなどから音を発するため、周囲に音を発せずに演奏することができる。 今は生産されていない。 特徴 [ ] 鍵盤ハーモニカの特徴は「鍵盤楽器」「吹奏楽器」「フリーリード楽器」の3点である。 鍵盤楽器なので、初心者でも安定した音程を出すことができ、旋律も和音も演奏できる。 また吹奏楽器なので、息づかいを加減することでメリハリのきいたダイナミックな音楽表現が可能である。 など他のフリーリード鍵盤楽器と比較すると、鍵盤ハーモニカは蛇腹の機構が無いため軽小で取り回しが楽であり、習得も容易で、価格も安く作ることができる。 座奏や立奏、独奏や合奏など、使えるシーンも幅広い。 日本では、鍵盤ハーモニカは幼稚園や小学校低学年の一斉授業やなどで使うであるというイメージが強いが 、実は豊かな表現力をもち、大人の奏者やプロの演奏家も使う本格的な楽器である。 - 曲はの"Rakes of Kildare" の。 演奏者は (: )氏。 この音声や映像がうまく視聴できない場合は、をご覧ください。 歴史 [ ] ヨーロッパでの開発 [ ] 息を吹き込み金属製のフリーリードを鳴らして演奏する鍵盤楽器は、1829年にイギリスで発明されたシンフォニウム の原型 など、19世紀から存在した。 現代に近い形状をもつ鍵盤ハーモニカは、1957年にドイツの社が開発した「メロディカ」が最初である。 現在の鍵盤ハーモニカと同じく「ピアノ式鍵盤」をもつ世界初のモデルは、1958年にイタリア とフランス で作られた「クラヴィエッタ」 Clavietta である。 当初はとして広まったが、1970年代にキーボード奏者であるがこの楽器を本格的に取り入れて以来、世界のプロの音楽家の演奏家の間でも使われるようになった。 日本での開発と普及 [ ] ホーナー社のメロディカは、日本でも1959年3月に娯楽雑誌の記事で紹介され 、1960年初頭から輸入販売が始まった。 同時期にクラヴィエッタ の輸入販売も始まったが、メロディカもクラヴィエッタも、日本での小売価格は非常に高価だった。 国産品の発売は1961年からである。 1961年半ばにはが「」を製造・発売し、同年中にトンボ楽器製作所が「トンボ・ピアノ・ホーン」 を、東海楽器製造株式会社が「」 を発売した。 日本の楽器会社が、学校教育への鍵盤ハーモニカの導入と販売促進を目指して教育現場からの要望に応えて改良を積み重ねた結果、1960年代半ばから70年代にかけて音楽科授業への導入が進んだ。 鍵盤ハーモニカが学童の「個人持ちの楽器」となった一因は、当時は児童数が年々急増し、小学校の備品や音楽室が追いつかず、音楽の授業の一部を音楽室以外で行わねばならず、かつ児童が鍵盤楽器に触れる機会を確保する必要があったためである。 鍵盤ハーモニカは教育楽器として定着した一方、表現力が豊かな楽器としてプロ奏者も使うようになってきている。 特に近年は、楽器メーカーが「大人用」のモデルを続々と開発し、鍵盤ハーモニカの教室が増え、自治体が高齢者の健康効果を評価して鍵盤ハーモニカを大量購入するなど、ブームの兆しが見られる。 種類 [ ] 鍵盤の形状による分類• ピアノ式鍵盤…オルガンやピアノと同様の鍵盤を装備したもので、日本で「鍵盤ハーモニカ」といえば普通はこのタイプを指す。 ボタン式鍵盤…狭いスペースにたくさんの鍵盤を並べた、演奏能力向上型。 一部の演奏家が愛好。 折衷型…黒鍵と白鍵の長さを切り詰めて、楽器の横幅をピアノ式鍵盤式よりコンパクトにまとめたタイプ。 その他、音域による分類 アルト、ソプラノ、バスなど や、鍵数による分類 24鍵、27鍵、32鍵、37鍵、44鍵など などもある。 また、手に障がいをもち普通の鍵盤を弾けない子供のために、楽器メーカーが世界で1台だけの特注品の鍵盤ハーモニカを作ることもある。 鍵盤ハーモニカは「右利き」用であり、「左利き」用のモデルはほとんどない。 奏法 [ ] 両手弾き 両手縦弾き。 左手は逆手 専用の吹き口(唄口、パイプ)から楽器の本体に息を吹き込みつつ、手の指で鍵盤を操作して演奏する。 演奏の姿勢は多様である。 「片手弾き」は、片方の手 通常は右手 だけで弾く奏法である。 立奏や、鼓笛隊などで歩きながら演奏するときは、左手で楽器本体をささえ、右手だけで鍵盤を弾くことが多い。 「両手弾き」には、両手とも順手 じゅんて で弾く「横弾き」と、右手は順手で左手は逆手 さかて にする「縦弾き」の2種類がある。 「両手横弾き」は、楽器を横向きにして、両手とも順手で弾く。 こうすると、オルガンやピアノと同様、目で鍵盤を見ながら両手で弾くことができる。 「両手縦弾き」は、楽器を縦にして、右手は順手で、左手は逆手で、それぞれ楽器の本体の左右から鍵盤を弾く。 これは熟練した演奏家の一部が得意とする高度な演奏技術である。 その他、「立奏の両手弾きで1人で2台の鍵盤ハーモニカを同時に演奏する」 、「メロギター 1人で鍵盤ハーモニカとギターを同時に演奏する 」 、「手ではなくおでこを使って弾く」 など、演奏家が独自の工夫をこらしたユニークな演奏スタイルも多い。 楽器本体と奏者の口の距離の関係上、平置き演奏では 卓奏用パイプ(ホース状)を、立奏では 立奏用パイプ(I字状あるいはS字状)を用いることが多い 立奏時にも卓奏用パイプを使用する奏者もいる。 主なメーカーと商標 [ ] 鍵盤ハーモニカのメーカーは、少なくとも10ヶ国20社以上にのぼる。 日本でよく見かけるのは、以下の製品である。 、:(東海楽器製造の命名した商品名、ピアノとハーモニカの合成語)。 30年ぶりに軽量化などを施し改良したモデルを2014年に販売した。 (スズキ):(メロディーとアコーディオンの合体語)• (ゼンオン):ピアニー• キョーリツ:メロディピアノ• :メロディカ・ピアノ ギャラリー [ ]• 子供向けの玩具楽器の鍵盤ハーモニカ「トリオラ」 ドイツ その他 [ ] 鍵盤ハーモニカを何と呼ぶか [ ] 全国的には「ピアニカ」が優勢 [ ] 鍵盤ハーモニカではがあり、楽器メーカーの登録商標である「ピアニカ」や「メロディオン」が、この楽器全体を指す普通名称のように使われる傾向にある。 鈴木楽器製作所の製品である「メロディオン」を指して「ピアニカ」と呼ぶという誤用も多い。 Jタウン研究所が行った都道府県別アンケート調査(総投票数606票、2015年9月29日 - 10月20日)の結果によると、全国的には、「ピアニカ」が71%で多数、「鍵盤ハーモニカ」が16. 5%、「メロディオン」が11. 6%、その他が1パーセントであった。 この比率は地域により差があり、新潟県では「メロディオン」が80%を占め、沖縄県では「鍵盤ハーモニカ」が100%を占めた。 NHKでの扱い [ ] NHKの番組では「商品名はNG」という原則(自主規制)がある。 したがって、「ピアニカ」は登録商標であるため、なるべく「鍵盤ハーモニカ」と言い換えられている。 1996年、演奏家の「」がNHKの番組にゲストで登場したときは、司会者も前田もぎこちなく「鍵盤ハーモニカ」という呼称を使った。 また、芸名の「ピアニカ前田」については、「鍵盤ハーモニカ前田さん」とは呼べないため、やむなく「ピアニカさん」と呼んだ。 ただし近年は、NHKの公式サイト内でも「ピアニカ」という名称を楽器名として使用する例も散見されるので 、NHK内の自主規制は以前よりゆるんでいる可能性もある。 芸名と使用楽器 [ ] 芸名に「ピアニカ」を含む鍵盤ハーモニカ奏者がヤマハのピアニカを使用しているとは限らない。 例えば、鍵盤ハーモニカ奏者の「ピアニカ彩」はヤマハのピアニカを愛用しているが、スズキの「バス メロディオン B-24C」や、スズキの「アンデス25F」等も使用する。 奏者「ピアニカ前田」は、主にスズキのメロディオンを使用している 2016年現在。 melodionとmelodeon [ ] 英語では、・ボタン・アコーディオン 押引異音式の小型の を指して「メロディオン」melod eonと呼ぶ。 鈴木楽器製作所の商標「メロディオン」melod ionは、日本語のカナ表記では同じになってしまう。 そのため、日本のmelod eon奏者は、しばしば「私の楽器は鍵盤ハーモニカではありません」という旨を説明することを余儀なくされる。 クラシック楽団指揮者 [ ] クラシック音楽の指揮者は、楽団の全種類の楽器を弾ける必要はないが、全ての演奏家の気持ちを理解する必要があるので、管楽器の演奏家の気持ちを理解するため鍵盤ハーモニカを愛用する者もいる。 高齢者の健康福祉 [ ] 鍵盤ハーモニカの演奏は、高齢者の介護予防や認知症予防に著効があるという説があり、音楽療法や健康福祉の現場などでも使われている。 2015年12月、福岡県古賀市は、鍵盤ハーモニカ400台(211万円)を導入し、市の健康づくり拠点施設に配備し、ニュースとなった。 ギネス記録 [ ] 3月3日、で行われたイベントで、鍵盤ハーモニカを全員で5分以上演奏するに挑戦し、「鍵盤ハーモニカ同時演奏の最多人数」を更新した。 鍵盤ハーモニカ奏者 [ ] 日本 海外で活躍する日本人も含む• ジャズ鍵盤ハーモニカ奏者。 自身で楽器も設計製作する鍵盤ハーモニカを牽引するパイオニア• 「ケンハモ仙人」の異称をもつ。 両手弾きの女性奏者、鍵盤ハーモニカ研究家。 伊藤英 いとう すぐる スイス在住のピアニスト• 両手弾きの女性奏者 男女4人編成の鍵盤ハーモニカ• 女性2人による鍵盤ハーモニカのデュオ• 女性4人によるバンド。 鍵盤ハーモニカを多用。 石井幸枝• 長崎桜 - (2013年4月27日アーカイブ分)• はざまゆか - アルバム「剣の舞」がにて推薦盤に選ばれた。 西村彩華• ミッチュリー()• - ピアニスト、鍵盤ハーモニカ奏者• 女性4人の鍵盤ハーモニカ・アンサンブルグループ。 鍵盤ハーモニカを採り入れた音楽家 [ ]• - 主にライブで使用。 P-ブロッ - が率いる鍵盤ハーモニカのみのアンサンブル。 Keiko()• (北川悠仁)• () - コーラスを配慮して口で吹くかわりに風船を使用する「風船ピアニカ」を演奏。 山田将司 - 「ヘッドフォンチルドレン」をライブで演奏する際に使用。 ライブ盤『』にて、その演奏が聴ける。 - コンサートでは「」等でバンドマスターのが演奏。 - 「」(アルバム『』収録曲)やのライブ「」などで演奏。 (元・たま) - たま在籍時に演奏していた。 熱帯JAZZ楽団 - 「Por que no? ポル・ケ・ノ? 」などで演奏。 - キーボーディストのが演奏。 () - 「」で演奏。 使用した作曲家 [ ]• Fabian Svensson• 吉田桂子 脚注 [ ] []• 「ケンハモ」はが2017年に商標登録したので 登録番号第5926905号、存続期間満了日平成39年(2027)2月24日 、略称として使用するにあたっては注意を要する。 『おちゃのおと』Vol. 5 ちよだ音楽連合会、2017年3月30日 p. 14-p. 雑誌『ソトコト』2008年6月号 No. 108 「ピアニカは小学生の楽器? 本当はそうじゃないんだよ。 【インタビュー ピアニカ前田】」• プロ奏者の南川朱生氏は、鍵盤ハーモニカの魅力として「息をコントロールしながら和音を出せる」「持ち運びが簡単で演奏しながら動ける」「手軽に改造する事ができる」「歴史がまだ浅いので『こういう音楽をやるべき』というのが決まっていない」の4点をあげている 『おちゃのおと』Vol. 5、p. 「」および「」 ともに2017-09-07閲覧• 「新楽器メロディカ」『トルー・ストーリィ』,11巻3号,1959年3月,p. 121• 当時の日本では「クラビエッタ」と表記。 『楽器商報』1960年1月 pp. 109-110、および、桜井徳二「クラビエッタの周辺」 『楽器商報』1962年2月,p. 「ピアノ・ホーン」については南川朱生氏の「」を参照。 東海楽器のピアニカについては南川朱生氏の「」を参照。 南川朱生「2015-10-19,ピアノニマス. 音楽教室に行こう』 音楽之友社、2019 pp. 33-36• 手に障がいがあり鍵盤を弾くことができない子どもの手型等を親御さんに郵送してもらい、個々に合うように何ヶ月も工夫して丁寧に楽器を製作します。 同社にはこれまでに子どもたちからの感謝の手紙がたくさん届きました。 」 」より引用。 2016-1-31閲覧• 「鍵」2016-1-31閲覧• に、両手弾きのやりかたについての詳細な説明と、実例の動画へのリンクが載っている。 YouTube• YouTubeの演奏動画 「」の夏秋文彦の演奏• YouTubeの動画「」• YouTube「」• 鍵盤ハーモニカ奏者pianonymous(ピアノニマス)公式ブログ「」2016-3-4閲覧• 演奏の動画は、ボストン美術館のサイトの中ので見ることができる。 2016-3-4閲覧• 貝塚の森ピアノ教室 2016-3-10閲覧• Jタウン研究所「」 2016-3-4閲覧• 「商標を出さない? NHKの掟の滑稽」 週刊テレビライフ連載コラム・『ちゃんと見てるよ』 2016-3-4 閲覧• 例えば、「洋服や位牌、ランドセルや ピアニカ・・・。 」 、「曲『サイレント・ナイト』 演奏: ピアニカ前田」 、「高良久美子 パーカッション・グロッケン・ etc. 」 いずれも2016-3-4閲覧 その他、多数。 ピアニカ彩 公式ブログ「」 2016-4-4閲覧• 一例をあげると「スズキ社の鍵盤ハーモニカの商標である「メロディオン」とは 無関係です。 」 「」2018-5-29閲覧• 「広上さんによると、指揮者にとって大事なのは、すべての演奏家の気持ちを理解することだそうです。 ちなみに広上さんが今もっとも熱心に取り組んでいる楽器は「鍵盤ハーモニカ」。 管楽器奏者の気持ちになるために愛用されているそうです。 」出典 2016-3-4閲覧。 文中の「広上さん」はのこと。 「鍵盤ハーモニカは吹き口をくわえ、鼻から息を吸い、口から吐きながら舌やのどを使って音を出すことで、のみ込む力や肺機能が向上。 鍵盤を見て指で押さえ、息を吹いて音を奏でるという複数の動作を並行して行うため、脳の活性化と認知症予防も期待できるという。 」 出典 の記事「」2016年1月22日 2016-3-4閲覧• YOMIURI ONLINE 読売新聞社. 2013年3月4日. 2013年3月4日閲覧。 NHKニュース 日本放送協会. 2013年3月4日. の2013年3月4日時点におけるアーカイブ。 2013年3月4日閲覧。 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 この項目は、に関連した です。

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鍵盤ハーモニカ(けんばんハーモニカ)は、楽器の一種。 と同じく金属のを呼気で鳴らすである。 ピアノのような鍵盤が並んでいるが、 ハーモニカの一種である。 と連動したバルブの開閉によって、特定のリードを確実に演奏することが出来るが、ハーモニカと違い吸気で鳴らすことは出来ない。 「 」「 」などはの名であるが、している。 略して「ケンハモ 」「鍵ハモ」「鍵ハ」などと称する場合もある。 電子鍵盤ハーモニカ Hohner は、リードではなくの原理を用いた電子楽器であり、自由に音色を設定できる。 内蔵スピーカー、外部スピーカー、ヘッドホンなどから音を発するため、周囲に音を発せずに演奏することができる。 今は生産されていない。 特徴 [ ] 鍵盤ハーモニカの特徴は「鍵盤楽器」「吹奏楽器」「フリーリード楽器」の3点である。 鍵盤楽器なので、初心者でも安定した音程を出すことができ、旋律も和音も演奏できる。 また吹奏楽器なので、息づかいを加減することでメリハリのきいたダイナミックな音楽表現が可能である。 など他のフリーリード鍵盤楽器と比較すると、鍵盤ハーモニカは蛇腹の機構が無いため軽小で取り回しが楽であり、習得も容易で、価格も安く作ることができる。 座奏や立奏、独奏や合奏など、使えるシーンも幅広い。 日本では、鍵盤ハーモニカは幼稚園や小学校低学年の一斉授業やなどで使うであるというイメージが強いが 、実は豊かな表現力をもち、大人の奏者やプロの演奏家も使う本格的な楽器である。 - 曲はの"Rakes of Kildare" の。 演奏者は (: )氏。 この音声や映像がうまく視聴できない場合は、をご覧ください。 歴史 [ ] ヨーロッパでの開発 [ ] 息を吹き込み金属製のフリーリードを鳴らして演奏する鍵盤楽器は、1829年にイギリスで発明されたシンフォニウム の原型 など、19世紀から存在した。 現代に近い形状をもつ鍵盤ハーモニカは、1957年にドイツの社が開発した「メロディカ」が最初である。 現在の鍵盤ハーモニカと同じく「ピアノ式鍵盤」をもつ世界初のモデルは、1958年にイタリア とフランス で作られた「クラヴィエッタ」 Clavietta である。 当初はとして広まったが、1970年代にキーボード奏者であるがこの楽器を本格的に取り入れて以来、世界のプロの音楽家の演奏家の間でも使われるようになった。 日本での開発と普及 [ ] ホーナー社のメロディカは、日本でも1959年3月に娯楽雑誌の記事で紹介され 、1960年初頭から輸入販売が始まった。 同時期にクラヴィエッタ の輸入販売も始まったが、メロディカもクラヴィエッタも、日本での小売価格は非常に高価だった。 国産品の発売は1961年からである。 1961年半ばにはが「」を製造・発売し、同年中にトンボ楽器製作所が「トンボ・ピアノ・ホーン」 を、東海楽器製造株式会社が「」 を発売した。 日本の楽器会社が、学校教育への鍵盤ハーモニカの導入と販売促進を目指して教育現場からの要望に応えて改良を積み重ねた結果、1960年代半ばから70年代にかけて音楽科授業への導入が進んだ。 鍵盤ハーモニカが学童の「個人持ちの楽器」となった一因は、当時は児童数が年々急増し、小学校の備品や音楽室が追いつかず、音楽の授業の一部を音楽室以外で行わねばならず、かつ児童が鍵盤楽器に触れる機会を確保する必要があったためである。 鍵盤ハーモニカは教育楽器として定着した一方、表現力が豊かな楽器としてプロ奏者も使うようになってきている。 特に近年は、楽器メーカーが「大人用」のモデルを続々と開発し、鍵盤ハーモニカの教室が増え、自治体が高齢者の健康効果を評価して鍵盤ハーモニカを大量購入するなど、ブームの兆しが見られる。 種類 [ ] 鍵盤の形状による分類• ピアノ式鍵盤…オルガンやピアノと同様の鍵盤を装備したもので、日本で「鍵盤ハーモニカ」といえば普通はこのタイプを指す。 ボタン式鍵盤…狭いスペースにたくさんの鍵盤を並べた、演奏能力向上型。 一部の演奏家が愛好。 折衷型…黒鍵と白鍵の長さを切り詰めて、楽器の横幅をピアノ式鍵盤式よりコンパクトにまとめたタイプ。 その他、音域による分類 アルト、ソプラノ、バスなど や、鍵数による分類 24鍵、27鍵、32鍵、37鍵、44鍵など などもある。 また、手に障がいをもち普通の鍵盤を弾けない子供のために、楽器メーカーが世界で1台だけの特注品の鍵盤ハーモニカを作ることもある。 鍵盤ハーモニカは「右利き」用であり、「左利き」用のモデルはほとんどない。 奏法 [ ] 両手弾き 両手縦弾き。 左手は逆手 専用の吹き口(唄口、パイプ)から楽器の本体に息を吹き込みつつ、手の指で鍵盤を操作して演奏する。 演奏の姿勢は多様である。 「片手弾き」は、片方の手 通常は右手 だけで弾く奏法である。 立奏や、鼓笛隊などで歩きながら演奏するときは、左手で楽器本体をささえ、右手だけで鍵盤を弾くことが多い。 「両手弾き」には、両手とも順手 じゅんて で弾く「横弾き」と、右手は順手で左手は逆手 さかて にする「縦弾き」の2種類がある。 「両手横弾き」は、楽器を横向きにして、両手とも順手で弾く。 こうすると、オルガンやピアノと同様、目で鍵盤を見ながら両手で弾くことができる。 「両手縦弾き」は、楽器を縦にして、右手は順手で、左手は逆手で、それぞれ楽器の本体の左右から鍵盤を弾く。 これは熟練した演奏家の一部が得意とする高度な演奏技術である。 その他、「立奏の両手弾きで1人で2台の鍵盤ハーモニカを同時に演奏する」 、「メロギター 1人で鍵盤ハーモニカとギターを同時に演奏する 」 、「手ではなくおでこを使って弾く」 など、演奏家が独自の工夫をこらしたユニークな演奏スタイルも多い。 楽器本体と奏者の口の距離の関係上、平置き演奏では 卓奏用パイプ(ホース状)を、立奏では 立奏用パイプ(I字状あるいはS字状)を用いることが多い 立奏時にも卓奏用パイプを使用する奏者もいる。 主なメーカーと商標 [ ] 鍵盤ハーモニカのメーカーは、少なくとも10ヶ国20社以上にのぼる。 日本でよく見かけるのは、以下の製品である。 、:(東海楽器製造の命名した商品名、ピアノとハーモニカの合成語)。 30年ぶりに軽量化などを施し改良したモデルを2014年に販売した。 (スズキ):(メロディーとアコーディオンの合体語)• (ゼンオン):ピアニー• キョーリツ:メロディピアノ• :メロディカ・ピアノ ギャラリー [ ]• 子供向けの玩具楽器の鍵盤ハーモニカ「トリオラ」 ドイツ その他 [ ] 鍵盤ハーモニカを何と呼ぶか [ ] 全国的には「ピアニカ」が優勢 [ ] 鍵盤ハーモニカではがあり、楽器メーカーの登録商標である「ピアニカ」や「メロディオン」が、この楽器全体を指す普通名称のように使われる傾向にある。 鈴木楽器製作所の製品である「メロディオン」を指して「ピアニカ」と呼ぶという誤用も多い。 Jタウン研究所が行った都道府県別アンケート調査(総投票数606票、2015年9月29日 - 10月20日)の結果によると、全国的には、「ピアニカ」が71%で多数、「鍵盤ハーモニカ」が16. 5%、「メロディオン」が11. 6%、その他が1パーセントであった。 この比率は地域により差があり、新潟県では「メロディオン」が80%を占め、沖縄県では「鍵盤ハーモニカ」が100%を占めた。 NHKでの扱い [ ] NHKの番組では「商品名はNG」という原則(自主規制)がある。 したがって、「ピアニカ」は登録商標であるため、なるべく「鍵盤ハーモニカ」と言い換えられている。 1996年、演奏家の「」がNHKの番組にゲストで登場したときは、司会者も前田もぎこちなく「鍵盤ハーモニカ」という呼称を使った。 また、芸名の「ピアニカ前田」については、「鍵盤ハーモニカ前田さん」とは呼べないため、やむなく「ピアニカさん」と呼んだ。 ただし近年は、NHKの公式サイト内でも「ピアニカ」という名称を楽器名として使用する例も散見されるので 、NHK内の自主規制は以前よりゆるんでいる可能性もある。 芸名と使用楽器 [ ] 芸名に「ピアニカ」を含む鍵盤ハーモニカ奏者がヤマハのピアニカを使用しているとは限らない。 例えば、鍵盤ハーモニカ奏者の「ピアニカ彩」はヤマハのピアニカを愛用しているが、スズキの「バス メロディオン B-24C」や、スズキの「アンデス25F」等も使用する。 奏者「ピアニカ前田」は、主にスズキのメロディオンを使用している 2016年現在。 melodionとmelodeon [ ] 英語では、・ボタン・アコーディオン 押引異音式の小型の を指して「メロディオン」melod eonと呼ぶ。 鈴木楽器製作所の商標「メロディオン」melod ionは、日本語のカナ表記では同じになってしまう。 そのため、日本のmelod eon奏者は、しばしば「私の楽器は鍵盤ハーモニカではありません」という旨を説明することを余儀なくされる。 クラシック楽団指揮者 [ ] クラシック音楽の指揮者は、楽団の全種類の楽器を弾ける必要はないが、全ての演奏家の気持ちを理解する必要があるので、管楽器の演奏家の気持ちを理解するため鍵盤ハーモニカを愛用する者もいる。 高齢者の健康福祉 [ ] 鍵盤ハーモニカの演奏は、高齢者の介護予防や認知症予防に著効があるという説があり、音楽療法や健康福祉の現場などでも使われている。 2015年12月、福岡県古賀市は、鍵盤ハーモニカ400台(211万円)を導入し、市の健康づくり拠点施設に配備し、ニュースとなった。 ギネス記録 [ ] 3月3日、で行われたイベントで、鍵盤ハーモニカを全員で5分以上演奏するに挑戦し、「鍵盤ハーモニカ同時演奏の最多人数」を更新した。 鍵盤ハーモニカ奏者 [ ] 日本 海外で活躍する日本人も含む• ジャズ鍵盤ハーモニカ奏者。 自身で楽器も設計製作する鍵盤ハーモニカを牽引するパイオニア• 「ケンハモ仙人」の異称をもつ。 両手弾きの女性奏者、鍵盤ハーモニカ研究家。 伊藤英 いとう すぐる スイス在住のピアニスト• 両手弾きの女性奏者 男女4人編成の鍵盤ハーモニカ• 女性2人による鍵盤ハーモニカのデュオ• 女性4人によるバンド。 鍵盤ハーモニカを多用。 石井幸枝• 長崎桜 - (2013年4月27日アーカイブ分)• はざまゆか - アルバム「剣の舞」がにて推薦盤に選ばれた。 西村彩華• ミッチュリー()• - ピアニスト、鍵盤ハーモニカ奏者• 女性4人の鍵盤ハーモニカ・アンサンブルグループ。 鍵盤ハーモニカを採り入れた音楽家 [ ]• - 主にライブで使用。 P-ブロッ - が率いる鍵盤ハーモニカのみのアンサンブル。 Keiko()• (北川悠仁)• () - コーラスを配慮して口で吹くかわりに風船を使用する「風船ピアニカ」を演奏。 山田将司 - 「ヘッドフォンチルドレン」をライブで演奏する際に使用。 ライブ盤『』にて、その演奏が聴ける。 - コンサートでは「」等でバンドマスターのが演奏。 - 「」(アルバム『』収録曲)やのライブ「」などで演奏。 (元・たま) - たま在籍時に演奏していた。 熱帯JAZZ楽団 - 「Por que no? ポル・ケ・ノ? 」などで演奏。 - キーボーディストのが演奏。 () - 「」で演奏。 使用した作曲家 [ ]• Fabian Svensson• 吉田桂子 脚注 [ ] []• 「ケンハモ」はが2017年に商標登録したので 登録番号第5926905号、存続期間満了日平成39年(2027)2月24日 、略称として使用するにあたっては注意を要する。 『おちゃのおと』Vol. 5 ちよだ音楽連合会、2017年3月30日 p. 14-p. 雑誌『ソトコト』2008年6月号 No. 108 「ピアニカは小学生の楽器? 本当はそうじゃないんだよ。 【インタビュー ピアニカ前田】」• プロ奏者の南川朱生氏は、鍵盤ハーモニカの魅力として「息をコントロールしながら和音を出せる」「持ち運びが簡単で演奏しながら動ける」「手軽に改造する事ができる」「歴史がまだ浅いので『こういう音楽をやるべき』というのが決まっていない」の4点をあげている 『おちゃのおと』Vol. 5、p. 「」および「」 ともに2017-09-07閲覧• 「新楽器メロディカ」『トルー・ストーリィ』,11巻3号,1959年3月,p. 121• 当時の日本では「クラビエッタ」と表記。 『楽器商報』1960年1月 pp. 109-110、および、桜井徳二「クラビエッタの周辺」 『楽器商報』1962年2月,p. 「ピアノ・ホーン」については南川朱生氏の「」を参照。 東海楽器のピアニカについては南川朱生氏の「」を参照。 南川朱生「2015-10-19,ピアノニマス. 音楽教室に行こう』 音楽之友社、2019 pp. 33-36• 手に障がいがあり鍵盤を弾くことができない子どもの手型等を親御さんに郵送してもらい、個々に合うように何ヶ月も工夫して丁寧に楽器を製作します。 同社にはこれまでに子どもたちからの感謝の手紙がたくさん届きました。 」 」より引用。 2016-1-31閲覧• 「鍵」2016-1-31閲覧• に、両手弾きのやりかたについての詳細な説明と、実例の動画へのリンクが載っている。 YouTube• YouTubeの演奏動画 「」の夏秋文彦の演奏• YouTubeの動画「」• YouTube「」• 鍵盤ハーモニカ奏者pianonymous(ピアノニマス)公式ブログ「」2016-3-4閲覧• 演奏の動画は、ボストン美術館のサイトの中ので見ることができる。 2016-3-4閲覧• 貝塚の森ピアノ教室 2016-3-10閲覧• Jタウン研究所「」 2016-3-4閲覧• 「商標を出さない? NHKの掟の滑稽」 週刊テレビライフ連載コラム・『ちゃんと見てるよ』 2016-3-4 閲覧• 例えば、「洋服や位牌、ランドセルや ピアニカ・・・。 」 、「曲『サイレント・ナイト』 演奏: ピアニカ前田」 、「高良久美子 パーカッション・グロッケン・ etc. 」 いずれも2016-3-4閲覧 その他、多数。 ピアニカ彩 公式ブログ「」 2016-4-4閲覧• 一例をあげると「スズキ社の鍵盤ハーモニカの商標である「メロディオン」とは 無関係です。 」 「」2018-5-29閲覧• 「広上さんによると、指揮者にとって大事なのは、すべての演奏家の気持ちを理解することだそうです。 ちなみに広上さんが今もっとも熱心に取り組んでいる楽器は「鍵盤ハーモニカ」。 管楽器奏者の気持ちになるために愛用されているそうです。 」出典 2016-3-4閲覧。 文中の「広上さん」はのこと。 「鍵盤ハーモニカは吹き口をくわえ、鼻から息を吸い、口から吐きながら舌やのどを使って音を出すことで、のみ込む力や肺機能が向上。 鍵盤を見て指で押さえ、息を吹いて音を奏でるという複数の動作を並行して行うため、脳の活性化と認知症予防も期待できるという。 」 出典 の記事「」2016年1月22日 2016-3-4閲覧• YOMIURI ONLINE 読売新聞社. 2013年3月4日. 2013年3月4日閲覧。 NHKニュース 日本放送協会. 2013年3月4日. の2013年3月4日時点におけるアーカイブ。 2013年3月4日閲覧。 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 この項目は、に関連した です。

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「鍵盤ハーモニカ」と「ピアニカ」「メロディオン」の違いとは!?

ピアニカ

もくじ• ケースに入れるピアニカ 今回ケースに入れるピアニカは、 スズキのメロディオン 「MXA-32」という型です。 本体(楽器)の重さは565g、ハードケースの重さは600gです。 スズキの公式サイトでは、も販売されています。 個人的にはハードケースのままでも良いのではないかと思うのですが、布ケースがあれば 傷を防ぐことができますし、子供にとっては持ち運びしやすくなるのだと思います。 実はこれが一番のメリットかもしれません。 スポンサーリンク 生地を裁断する まずは生地を裁断します。 表地本体になる生地は、 片側を輪にして2枚裁断します。 印刷すると端が切れてしまうかもしれませんのでご注意ください。 片側を輪にして1枚裁断します。 フラップは表地と裏地、 1枚ずつ裁断します。 裏地は下の画像のサイズで長方形に裁断します。 (型紙はありません) ダイソーのドミット芯 縫い代などのラインは、 接着芯を貼った後に書くようにします。 先に線を引いてしまうと、ドミット芯を貼った後に見えなくなってしまいますのでご注意を。 (私は間違えて再度引き直す羽目に。 ) ケースの底は 7センチのマチを付けるので、先に印を付けておきました。 (後からでも大丈夫) ピアニカケースの作り方 手順1 フラップを作る 表地と裏地を重ねて待ち針で固定します。 バイアステープで包みやすくするため、写真のように端を縫います。 縫った部分をバイアステープで包んで縫います。 バイアステープは面倒という場合は、表地と裏地を 中表に合わせて周囲を縫い、表に返せばフラップを作ることができます。 手順2 表地に持ち手を縫い付ける 持ち手を準備します。 今回は両端の縫いしろを2cmずつ取り、57cmのテープをつけています。 黄色の破線部分をコの字に縫います。 もう1枚の表地にも同じように持ち手を縫い付けます。 スポンサーリンク 手順3 切り替えを縫い合わせる 持ち手を付けた表地本体と、切り替えの生地を 中表に合わせます。 赤の破線部分を縫って切り替え生地をつなぎます。 手順4 中表に合わせて縫う 生地を 中表の状態で半分に折り、赤い破線部分を縫います。 手順5 マチを作る 底の部分に7センチのマチを作ります。 黄色の破線部分を縫ってマチを作り、角の先端をカットします。 表の袋が完成します。 手順6 裏地で袋を作る 次に、裏地で袋を作ります。 生地を 中表に合わせ、両脇を縫います。 表袋と同じようにマチを作り、先端をカットします。 手順7 中とじをする 表袋と裏袋のマチの部分を合わせて手縫いします。 中とじをしておくと裏袋が表に出てこないだけでなく、ケースの角がしっかりします。 中とじのやり方はこちらに詳しく書いています。 中とじ後、裏地をひっくり返すときれいに角が出ます。 手順8 フラップをつける フラップを表袋に取り付けます。 今回はこのタイミングで取り付けましたが、 【手順2】の後(持ち手を付けたあと)に作業すれば良かったと思いました。 表袋の口とフラップの縫いしろライン( 端から2cm)を、写真のように 中表に合わせて縫います。 手順9 袋の口を縫う 表袋と裏袋の口を縫い代で折り待ち針で固定します。 アイロンで癖付けしておくと作業しやすいです。 裏地の端から数ミリのラインをぐるっと一周縫います。 表側から見ると、端から1cmのところに縫い目が出ます。 手順10 面ファスナーをつける フラップに面ファスナー(マジックテープ)を付けたら完成です。 家に白しかなかったのでとりあえず付けましたが…黒にしたら良かったかも。 ちょっと曲がってる・・ ピアニカを入れて上から見たところ。 持ち手とフラップのバイアステープがアクセントになります。 面ファスナーの縫い目が気になる方は、アイロンワッペンやお名前タグなどを貼って隠しても。 最近のアイロン接着タイプの面ファスナーは接着力が強力なので、わざわざ縫う必要はないかもしれません。 まとめ 切り替えがあるだけでもケースの雰囲気が大きく変わります。 持ち手も長めに付けるとアクセントに。 今回の反省点は、ドミット芯が厚すぎたことです。 もっと薄いもので充分でした。 何の生地にしようか悩んでいる方は、キルティングが縫いやすくておすすめです。 今のところ他のお友達とかぶる様子もなく、本人もお気に入りのピアニカケースができました。

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