ガンニバル あの 人。 人が人を喰う?『ガンニバル』戦慄の村八分サスペンス漫画のネタバレ感想

ガンニバル【6巻ネタバレ】徐々に明らかになっていく後藤家の秘密!

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食人文化、いわゆるカニバリズムを扱ったフィクションは多い。 例えば有名なところで1983年の公開映画で、監督の『食人族』や、そのオマージュ作品で2015年公開の『グリーン・インフェルノ』がある。 これらは食人文化をもろに扱う作品であるが、文化的なものではなく精神的なもの、嗜好的なものではあの『羊たちの沈黙』シリーズが存在する。 分かりやすく映画で例を挙げてしまったが、とにかく人が人を食べるというショッキングさから、ホラーという分野においては題材にしやすいものだろう。 一方で、倫理観から扱いずらい分野でもあるが。 さて、今回はそんなカニバリズムをテーマとしたミステリーホラーマンガ『ガンニバル』(日本文芸社)を紹介しよう。 まずは公式の紹介文を引用する。 山間の村「供花村」に赴任してきた駐在・阿川大悟。 村の人々は大悟一家を暖かく受け入れるが、一人の老婆が遺体で見つかり、大悟は村の異常性に徐々に気付き、ある疑念に囚われる…。 だいたいそういった村の住人は、土着の文化を持っており、風習や慣例を大事にするために排他的で、一般常識が通じないことが多い。 『ガンニバル』の舞台となる村も、まさしくそうだ。 食人文化というのは、現代からすると非常に野蛮で恐ろしく感じるが、排他的で常識が通じないというのも実はかなり恐ろしいこと。 『ガンニバル』では、より色濃く排他的な村民が登場する。 彼らは何をしでかすか分からない。 もっと言えば、敵なのか味方なのかもはっきりしない。 そんな人間に囲まれて生きるのは、ひどく孤独を感じるものだ。 食人という物理的恐怖に加え、今作では排他という精神的恐怖も強く打ち出されている。 主人公・阿川大悟の前任の警察官は、村八分にあって狂人と化して死んでしまったという。 村全体でよってたかって前任者に何をしたのか。 そこに至る理由はなんだったのか。 まだ作中には描かれていないが、正常だった人間を物理的な攻撃をせずに狂人に追い込むというのは相当なことだ。 ホラー作品でよく言われるのが、「人間が一番恐ろしい」というもの。 『ガンニバル』はまさにそれを具現化した作品なのだ。 バケモノでも猛禽類でもない人間が人間を食らい、狂人になるまで徹底的に追い込む。 これほどやっかいな怪物は地球上には存在しない。 まだ2巻までのリリースなので、物語の核心にはあまり近づけてはいない。 今後、徐々にこの村の謎が明らかにされていくだろうが、主人公家族が幸福に生きられることを願うばかりである。

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ガンニバル 5巻〜クールー病を患った銀を中村に診せに来ていた狩野 のネタバレ・感想・無料試し読み!

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『ガンニバル』1巻表紙より引用 ある事件をきっかけに、 駐在員として赴任するため阿川大悟とその妻有希と一人娘のましろが供花村へやってきました。 村民たちに暖かく迎えられ、次第に無表情だったましろに笑顔が 戻ってきて何もかもうまくいくと思っていました。 しかしあるとき、 山で無残に引き裂かれた老婆の死体を見つけます。 村民たちは口を揃えてクマの仕業だといいますが、大悟は人が噛んだような跡を見つけ、疑問を抱きます。 それ以降、村民たちからの 異常な詮索や監視行動に悩まされ、村民たちが禁忌の存在としている 「後藤家」からも度々命を狙われることになります。 ある日、年に一度の村のお祭りで顔を食われたという青年から話を聞き、 「供花村」には未だに食人文化があることを確信するのです。 発狂し失踪した前任者の狩野、そして村民たちが必死で存在を隠す「後藤家」の謎を突き止めることを決意しますが・・・。 最新刊の発売日やネタバレについてはこちらの記事にまとめています。 ついに子供の監禁場所が発見されました! 大悟が後藤家の敷地内で子供を解放するよう説得しましたが、失敗に終わってしまいます。 それどころか 後藤家の人間に集団リンチされそうになります。 その中現れたのは、なんと 大悟の所属先の署長でした。 署長はひとまずその場をおさめてから、大悟を連れて署へ帰ります。 以前にも狩野の死について揉み消したそうなそぶりを見せていましたから、今回も大悟を止めに来たのだろうと予想していました。 しかし、大悟が連れてこられたのは、同じく後藤家の捜査を進める刑事たちの所でした。 どうやら署長が本部へ捜査をすすめられるよう進言してくれたらしく、 警察の組織が動いてくれるようになったのです。 大悟は、刑事たちに後藤家が監禁している子供たちの監禁場所を打ち明けました。 実は大悟には協力者がいました。 オカルト記事を書いているという、 かつて大悟に情報をくれた宇多田さんです。 大悟はあらかじめ岩男に、後藤家の誰かを疑うよう仕向けていました。 そうすることで、岩男は子供の監禁場所へ向かうはずです。 大悟の協力者が、岩男のあとを尾けることで 監禁場所の特定に成功しました。 宇多田さんとまだつながっていたのは意外でしたが、彼もまた、子供を救いたいと強く願っていた人間の一人だったのです。 大悟は、以前ましろが拾ってきた指の持ち主を調べるために依頼した中村医師に会っていました。 同時に署長は、供花村出身である自身の祖父に話を聞きに行くため施設を訪れていました。 二人の証言から、驚くべきことが分かったのです。 それは、 後藤家は古くからある病気にかかっていたとのことです。 かつてパプアニューギニアのフォレ族の間で流行った風土病であり、その部族の間では食人文化があったそうです。 その名の通り、かかると身体のふるえと、運動能力が著しく低下するため歩行困難になります。 後藤銀は当初、この症状が現れており狩野が病院へ連れて行きました。 その際、 銀は狂ったように笑っていました。 銀だけでなく、古いカルテから後藤家の血筋の者はクールー病にかかっていたことがわかりました。 もし銀がクールー病に犯されていた場合、人を食べていたという噂は真実味を帯びてきますね。 しかし大悟はここで疑問を持ちます。 銀は以前、熊に襲われて死亡しました。 その時に恵介が 恵介と洋介の母親が登場します。 明日、祭りが行われる供花村へ警察を投入するためには、証拠が不十分と言われてしまいます。 そんなとき、大悟のもとへ、かつて 祭りに奉納され顔を半分食べられた過去を持つ協力者が電話をかけてきました。 もはや彼からの情報が頼りです。 大悟は、警察が組織で動き出していることを彼に伝えました。 すると、彼からは自身を育ててくれた母親が今でも生存しており、一緒に住んでいることを打ち明けてくれました。 彼は、藍を供花村に二度と関わらせる事がないようにするため、死んだと嘘をついたのです。 さっそく彼は藍に対し、供花村について知っていることを話すよう説得しました。 しかし藍はそれを拒絶しました。 彼女曰く、自身は今でもずっと恵介に守られているのだそうです。 祭りを成功させなければ母親を殺すと恵介は脅されているのでしょうか? この段階ではまだ判明していません。 しかし、やはり 恵介と洋介は、後藤家の中で最も人間である事がわかります。 狩野の娘であるすみれを庇うなど、恵介一人で背負うにはあまりにも大きいものを背負いすぎている気がしますね。 しかし藍が協力してくれない場合、供花村へ警察の人数を割くのは非常に難しそうです。 未だ確たる証拠が揃わないままです。 このままでは 明日の奉納祭が始まり、次の子供の犠牲者が出てしまうでしょう。 供花村捜査班の一人である刑事が、大悟に上記のようなことを言いプレッシャーをかけました。 すると大悟は、自分一人でも行くと言い張りました。 その瞬間、その 刑事の口にはうすら笑みがこぼれていました。 どうやらこの刑事の狙いは、大悟が単身村へ乗り込み、ケガおよび殺されることで警察を投入しようと画作していたのです。 犠牲は出ますが、証拠を集めるよりはその方が合理的で手っ取り早いでしょう。 よって、刑事は署長に内緒で、大悟を止めるフリして単身乗り込みを後押しするのでした。 雨の中、大悟は再び供花村を訪れました。 協力者の宇多田さんから教えてもらった、子供たちが監禁されている洞窟の入り口にいます。 これで大悟は確信します。 クールー病は人肉を喰らう事で発症する可能性があります。 発症した場合、身体能力が著しく下がり、狂ったように笑います。 それどころか高齢にもかかわらず常人ではあり得ないほどの身体能力を持っています。 さらに、かなりの長寿でもあります。 後藤銀には後藤藍という娘がいますが、この親子は血が繋がっていません。 大悟のいる場所へ、後藤家の人間および警察がたどり着きましたが、そこに大悟の姿はありませんでした。 二度と来ないはずがなぜでしょうか? すみれは恵介に、電話で 自身が恵介の子供を妊娠したことを伝えました。 父親と同じく部外者扱いされていたすみれにとって、恵介は唯一優しくしてくれた人でした。 そして身体の関係も持っていたようです。 あまりの衝撃に言葉が出なかった恵介ですが、それ以前に自分には父親になる資格など無いという葛藤がありました。 後藤家に自身の母親に、そしてすみれとその子供。 恵介には守るものがあまりにも大きくて多すぎます。 様々なものと板挟みにあい、恵介はどうすればいいかわからなくなってしまいました。 そのころ後藤藍は、自分を守ってくれる恵介と、供花村で受けた仕打ちを思い出していました。 もともと藍は後藤家の血を引くものではありません。 しかしどんな心境の変化があったかは定かではありませんが、後藤銀が藍を檻から出し、自ら育てました。 その頃から、ひたすら銀の言うことだけを聞くよう洗脳されました。 ただ 後藤家の跡取りを産むというそれだけのために育てられます。 日常的に暴力は受け続けており、それでも笑って嬉しそうにしていなくてはなりません。 息子を二人産み、しばらく育てた後、 銀からお前はもう用済みだと言われました。 しかし、幼い頃から銀のいうことだけを聞いていた彼女は、生き方がわかりません。 そんな彼女に銀は、 ならば死ねばいい、とまるでいらなくなった家畜をみるような目で藍を見たのです。 銀にとって自分以外の人間はあくまで手駒に過ぎません。 それら人間が自分の思い通りに動くのが面白くて仕方ありませんでした。 しかし銀には大きな誤算があるといえます。 それは、藍も恵介も村長も、 みんな人間であるということを軽視したことです。 人間には感情があり、普通の人間として生きたいというプライドもあります。 悲惨な扱いを受けた人間が、いつか復讐を企てることは当たり前のことでしょう。 実際に藍は銀に復讐するために、奉納されるはずだった子供を逃しました。 藍は村を離れる際に、銀に対し 「あなたもきっと可哀想な人だったんでしょうね」 と言います。 前の節でも書きましたが、銀は子供が産めない身体だったのではないかと思われます。 それゆえに迫害に近い仕打ちを若い頃から受けてきた可能性があります。 自身を蔑んできた人間たちを意のままにしたい。 藍のいう通り、銀もまた可哀想な人だったのでしょう。 『ガンニバル』の完結はどうなる? 登場人物たちには、それぞれ立場があり守りたいものがあります。 生まれ変わった後藤家 子供たちはみんな無事に救出され、関わった後藤家は全員逮捕されると思われます。 おそらく 恵介も多少の刑事罰は免れないでしょう。 後藤家は完全に消滅すると思うでしょうが、気になるのは 洋介の存在です。 幼い頃から銀に洗脳されるという同情的な環境で育ちます。 かつ暴力事件にはほぼ関わっていないでしょうから刑事罰は免れるのではと考えています。 刑事罰を終えた後藤家の人間たちにとって帰る場所は必要です。 そこで洋介が、帰る場所を守り、普通の人間として生きられるよう 後藤家を導く存在になっているのではないでしょうか。 供花村消滅 狩野さんの死および子供の誘拐は、村全体で仕組まれていたことといっても過言では無いでしょう。 警察によって全て明らかになれば、 村として存続していくのは難しいように思えます。 大悟転職か!? 供花村の事件で、大悟は何度も命を危険に晒してきました。 その度に思い浮かぶのは妻と子供の顔です。 過去にも、自身の行動がきっかけで娘のましろに大きなトラウマを与えてしまいました。 大悟は困った人を放って置けない性格です。 しかしその性格が災いし、 刑事の仕事を続けることでまた同じ過ちを繰り返すと思われます。 事件の解決後は、家族に心配かけないよう、ずっとそばでましろを見守りたいと思うはずです。 それゆえに 刑事を辞める選択をする可能性もあると思います。 新たに田舎の村 供花村 に駐在として移転してきた主人公 阿川大悟。 前の駐在 狩野治 は「供花村では人を食べる」と言い残し、行方不明に。 今巻では、大吾が子供を助けようと奮闘。 また、本署で編成した探索部隊が動き出す。 後藤家と警察との勢力争いが熱い。 オススメ。 今回も作者さんの画力・構成力は共に素晴らしく、中だるみや無駄な引き伸ばしが一切無い展開に感動。 皆さんにも超オススメな作品です。 — あいろん YouTube11.

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ガンニバル 1

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2・子供達の行方は。。 サングラス刑事と村長が車内で話している。 サングラス刑事が阿川に聞いた子供達の行方を村長に聞いた。 しかし、村長は知らないと答えた。 後藤家にとって重要な事は村長も基本知らない。 子供が隠されていた場所も自力で見つけたという。 村長は村長になるべくして育てられてきた人間だった。 村長が村外の人間と接触が多くなる事で知りすぎてしまうと都合が悪いという事。 村長はずっと蚊帳の外だった。 全て銀さんが仕組んだ事だと村長は言った。 今もあの婆さんの手の上で踊らされている。 ただの装置に過ぎない。 村長もあの女(後藤藍)も本家の血筋を残していくただそれだけの為。。 と村長は外を見ながら呟いた。 3・阿川の運命は・・ 監禁されている後藤藍の元に1人の顔がグチャグチャになった子供がきた。 その子供は、お母さんと呟いた。 場面は変わり、警察部隊の神山が無線で現状報告をした。 阿川のリュック後藤家の人間が持っていた事を報告。 引き続き捜索しますと報告。 後藤家の顔をみて、阿川は生きているという希望が見えた。 5・恵介の心は。。。 恵介は弟が言った事を聞いて一言黙っていろと手を近づけた時、弟は一回殴られると思い驚いた。 しかし次の瞬間、恵介は弟の頭に手を乗せ、心配するな子供達は生きていると言う。 洋介は一瞬安堵したが、弟が恵介の胸ぐらを掴み、祭りを終わらせないと祭りの時に子供たちが殺されてしまうと告げる。 兄ちゃんが子供達の為に祭りを終わらせてくれ、と洋介は頼んだ。 その時に恵介の携帯が鳴った。 出るとその声は、村を去った女性、すみれだった。 すみれは、話したい事があると恵介に伝えた。 次回に続く。 6・感想・個人見解 恵介の心が徐々に変わっていっていることが分かるような感じでした。 また、阿川が生きているのか。 どこに隠されているのか気になります。 そして、子供達はどこに行ってしまったのか。 そして久しぶりの登場となったすみれ。 ここでの登場となるとは、意外でしたね。 何を恵介に伝えるのか、予測がつかないです。 最近発売された、読みたい漫画の新刊! なんとか電子書籍でお得に読めないものかなぁ… というお悩みをお持ちではありませんか? 実は、 電子書籍業者もかなり猛キャンペーンを実施していますので、 かなりお得に漫画を読むことができるんです。 ポイントは漫画購入に使える。

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