赤ちゃん まつげ。 子どもVol.3 子どものさかさまつげ [目の病気] All About

「逆さまつげ」は、ぽっちゃりタイプの赤ちゃんに多い!!

赤ちゃん まつげ

赤ちゃんの逆さまつげとは、どんな症状? 本来、上まつげは上側に向かって生え、下まつげは下に向かって生えるものですが、それぞれが逆の方向、つまり黒目のほうに向かって生えている状態を「逆さまつげ」と呼んでいます。 目をほこりやゴミから守るためのまつげが、逆に黒目や白目に当たってしまう状態です。 この「逆さまつげ」という呼び名は俗称で、医学的には 睫毛内反症と 睫毛乱生症の2つがあります。 原因については下でご説明しますが、まつげ全体が眼球に向かっている「睫毛内反症」に対し、正常なまつげの中で一部のまつげだけが内側に向かって生えている状態のことを「睫毛乱生症」と呼んでいます。 逆さまつげが眼球に触れると、赤ちゃんのまばたきの回数が増えたり、涙や目やにが出たり、角膜に傷がついて充血するなどの症状が現れることも。 赤ちゃんが目をこすることが多いようであれば、逆さまつげが眼球に触れてかゆみやチクチクとした違和感があるからかもしれません。 まれに睫毛内反症で傷が深くなると、角膜に潰瘍を生じることもあり、ひどくなると視力の低下につながるケースもあります。 一方、睫毛乱生症であれば症状は軽く、視力が低下することはあまりありません。 赤ちゃんの様子を注意深く観察し、目やにや充血がひどければ眼科で目薬を処方してもらったり、眼球に当たっているまつげを医師が数本抜くことでよくなることもあります。 ただし、ママが抜いたり切ったりしてはいけませんよ。 赤ちゃんのまつげは細くやわらかいので、実は角膜に大きなトラブルが起こるケースは少なめ。 まつげが眼球を刺激することによる症状(かゆみや炎症、充血、目やになど)が見られなければさほど心配する必要はありませんので、様子をみてもよいでしょう。 赤ちゃんの逆さまつげの原因って? 赤ちゃんに多く見られる逆さまつげは、一体何が原因で起こるのでしょうか。 睫毛内反症と睫毛乱生症に分けてご説明します。 睫毛内反症の原因とは? まぶたが内側に巻き込まれているせいで、まつげが内向きに生えて眼球に触れてしまう症状です。 先天的なケースも多く、乳幼児にはめずらしいことではありません。 赤ちゃんのまぶたは大人よりもぷっくりしており、特に下まぶたが盛り上がって内側に巻き込まれることが多いようです。 睫毛乱生症の原因とは? まつげの毛根周辺で起きた炎症などにより、まつげの生える向きにバラつきができ、まつげの一部が角膜にさわって刺激していまいます。 この場合は、角膜にふれている数本を根気強く眼科で抜いてもらったり、成長してビューラーなどを使えるようになれば、まつげの向きを変えることでトラブルを避けることができます。 逆さまつげが原因で赤ちゃんが眼の病気になる可能性は? 逆さまつげによる眼のかゆみや違和感が原因で、赤ちゃんが目をこすりすぎてしまうと、目を構成するさまざまな部分に炎症を起こしたり、感染を起こして目の病気につながることも。 具体的には、以下のような病気になったり、悪化させる可能性が考えられます。 角膜炎 黒目の表面を覆う透明の膜を角膜といいます。 その角膜が、ウイルスや細菌感染、外傷などにより炎症を起こす病気を「角膜炎」と言います。 逆さまつげが角膜にふれて傷がついたり、赤ちゃんが手でこすって角膜を傷つけてしまうと、角膜炎につながることも。 視力低下を起こすこともある病気なので、注意が必要です。 結膜炎 結膜とは、白目とまぶたの裏側を覆っている半透明な膜のこと。 その結膜が炎症を起こす病気が「結膜炎」です。 原因は細菌感染、ウイルス感染、アレルギーなど。 治療には抗アレルギー剤や抗生物質の点眼剤を用います。 ウイルス性の結膜炎は感染しやすいので、赤ちゃんがかかった場合はママやパパも注意してくださいね。 症状としては、まぶたの腫れ、白目の充血や目やに、かゆみや目がゴロゴロするなどの不快感のほか、喉の痛みや発熱を伴うこともあります。 逆さまつげが眼球に触れたり、手で目をこすることで悪化しやすい病気です。 赤ちゃんの逆さまつげはいつ治る?自然に治るの? 一般的に、先天的な睫毛内反症は、赤ちゃんの成長とともに自然治癒することが多いものです。 個人差はありますが、1歳前後までには改善することがほとんど。 そのため症状がひどくない場合は、角膜を守る点眼薬(ヒアルロン酸を配合したものが主)で対症療法を行いながら様子を見ます。 赤ちゃんの逆さまつげは手術をする必要があるの? 成長しても変化が見られなかったり、逆さまつげが原因で目のトラブルを繰り返すようであれば、まつげの向きを変える手術を行うことも。 手術には、糸をまぶたの中に縫いこむ「埋没法」、皮膚と皮下組織を切除する「切開法」があります。 治療の方針は、まつげの生え方やまぶたの状態、年齢など考慮して決定します。 手術をする場合、小学校高学年~中学生くらいになれば局所麻酔で行えることもありますが、赤ちゃんには全身麻酔が必要で、かなり負担も大きめ。 そこで、できるだけ成長を待ってから手術を行うことにはなりますが、目の状態が深刻ですぐにでも手術が必要、ということもあります。 治療の方針と時期については、担当医の説明をよく聞くようにしましょう。 逆さまつげについての体験談を教えて! 「娘が生後3~4ヶ月になったころ、右目の下まつげが目に入っていて、とても気になりました。 特に本人は不快に感じていないようで、目をこすったりすることもなかったのですが、目が傷つかないか心配で。 近所の眼科に行ってみたところ、『しばらくすると自然に治るわよ~』という先生の言葉でひと安心。 今では逆さまつげ自体がすっかり治ってしまいました」(1歳3ヶ月女の子のママ) 「生まれたときはほとんどまつげが見当たらなかったのですが、生後2ヶ月くらいにはまつげがふさふさと生えてきました。 それと同時に、下まつげが常に3~4本目の中に入っているのが気になるように。 目やにも出始めていたので、眼科を受診しました。 目やには逆さまつげのせいではなかったようですが、目薬をいただいてひと段落。 逆さまつげも、まつげが伸びてきたせいか、ほとんど気にならなくなりました」(生後6ヶ月男の子のママ).

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赤ちゃんの逆さまつげはいつ治る?体験談と対処法を伝授【医師監修】|Milly ミリー

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日本小児科学会専門医。 2002年、慶応義塾大学医学部卒。 神奈川県内の病院・クリニックで小児科医としての経験を積み、現在は神奈川県横浜市のなごみクリニックに院長として勤務。 内科・小児科・アレルギー科を担... 赤ちゃんの目をふとみたときに、まつげが目に入っていて、慌ててしまうママは少なくありません。 「成長と共に解消されそうな気もするけれど、だからといって放っておいても良いものか…」と心配になってしまいますよね。 今回は、赤ちゃんが逆さまつげになる原因や対処法、手術が必要なケースなどをご紹介します。 赤ちゃんの逆さまつげで涙目になることもある? まつげには空気中に漂っているゴミやホコリ、小さな異物などから目を守る役割がありますが、逆さまつげになることでまつげ自体が眼球にぶつかり、傷つけてしまう恐れがあります。 目に傷がついて目やにや涙が増えること、また白目が充血することで、まばたきの回数が多くなったり、頻繁に目をこすったりする動作が増える場合も。 逆さまつげは、本来は上まつげは上に向かって、下まつげは下に向かって反るように生えてくるものが、両方向に反らず、逆の方向に向かって生えた状態のことをいいます。 赤ちゃんの逆さまつげは、基本的には放っておいても自然に治ることが多く、眼科に行っても目薬などの治療薬は処方されずに、経過観察になる場合がほとんどです。 しかし目の充血が続く場合や、赤ちゃんが目を痛そうにしていたり、目をいじったりすることが増えた場合は、一度眼科を受診しましょう。 逆さまつげの状態によっては、手術が必要なケースもあります。 関連記事 赤ちゃんが逆さまつげになりやすい原因は? 赤ちゃんが逆さまつげになるのは、顔の筋肉が発達中で、顔に脂肪が多くついているのが影響しています。 逆さまつげには2種類あり、一部のまつげだけが内側に生えてしまう「睫毛乱生(しょうもうらんせい)」と、皮下脂肪が多いためにまつげが下向きに生えてしまう「睫毛内反(しょうもうないはん)」がありますが、赤ちゃんは特に「睫毛内反」になりやすいといわれています。 母乳やミルクをたくさん飲むなど、平均よりも少しぽっちゃりした赤ちゃんがなりやすいようです。 しかし成長に伴い顔の筋肉が発達すると、脂肪も少しずつ減っていき、2~3歳頃までには自然に治っていきます。 あまり赤ちゃん自身が気にしていなかったり、眼球が傷ついたりしていなければ、心配しすぎず、注意して様子をみてあげましょう。 関連記事 赤ちゃんが逆さまつげになったときの対処法は? 赤ちゃんが逆さまつげになったときは、悪化しないよう対処してあげる必要があります。 自然に治るとはいっても、目に違和感や痛みを感じ、汚れた手でこすることで眼球をさらに傷つけてしまう恐れがあります。 こうしたトラブルを未然に防ぐためにも、まずは赤ちゃんの爪は短く切っておくことが大切。 目やにが頻繁に出るときは、清潔なガーゼや柔らかいハンカチをお湯に浸してやさしく拭き取ってあげてくださいね。 くれぐれも、ママが逆さまつげを毛抜きなどで抜くということは行わないようにしましょう。 目を傷つけてしまう可能性があるだけでなく、抜いた後の毛穴から雑菌が入る恐れもあります。 自己判断では抜いたり、まつげを短く切ったりしないようにしましょう。 関連記事 赤ちゃんの下まつげが逆さまつげだったら手術が必要? 逆さまつげが角膜を傷つけて頻繁に炎症を起こしたり、炎症の影響で視力が低下したりしているようであれば、治療が必要になります。 治療方法としては、充血や目やにがひどい場合には目薬が処方され、まずは雑菌が入らないようにしながら様子をみます。 しかし頻繁に眼球に悪影響を及ぼし、症状が良くならない場合は、手術をするケースも。 上まつげはさほど影響しないことが多いですが、下まつげは眼球に触れることが多く、手術が必要な場合があります。 状態によっては、下まつげに限らず上まつげを手術することもあるので、医師に確認してください。 手術は基本的に全身麻酔を行い、術後2〜3日程度入院します。 大人であれば局所麻酔で行いますが、赤ちゃんの場合、急に動いたり暴れたりするので通常は行いません。 安全面を重視した方法ではありますが、あまり月齢が低いと赤ちゃんの体への負担が大きいこともあるので、ある程度の年齢まで手術せずに様子をみることもあります。

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逆さまつげ

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まつげは人によって多さや長さに差があるし、まぶたに少し生えている程度なので、なくても健康には差し支えがないような気もします。 ですが、じつは、まつげは目の健康を守るために大切なはたらきをしています。 具体的にいうと、まつげは目の中にほこりが入るのを防ぎます。 また、雑菌の侵入を防ぐことにも役立っています。 空気中には私たちの目には見えない小さなほこりや雑菌がたくさん存在しています。 まつげはほこりや雑菌が目に入りにくくする傘にもなり、目にまばたきをさせて、異物や病気から目を守ります。 まばたきをすることによって、目に入ってしまったほこりを流したり、目が乾燥することによって傷つきやすくなったりすることを防ぐはたらきもあります。 目の健康を守るために必要なまばたきですが、じつは、まつげがその動作にスイッチを入れるはたらきをしています。 つまり、まばたきをするように指令を出すもととなっているのは「まつげ」なのです。 まつげの根元付近には知覚神経が多く存在しているので、目元に異物が入ろうとするのを敏感に察知することができます。 目を危険から守るためにまつげは危険を感じると、瞬時に目を閉じさせることができます。 目は人間にとって大切な器官ですが、粘膜が露出しているため、デリケートです。 そのため、すばやく外部刺激から目を守る必要があります。 まつげに異物が触れるとまばたきをするように脳に指令が出されます。 まつげは目にまばたきをさせる司令塔なのですね。 まつげは汗が直接目に入りにくくする役割もあります。 まつげが屋根のひさしのように、ひたいから流れ落ちる汗が目に入るのを防いでくれます。 赤ちゃんは新陳代謝が活発なので大人以上に汗っかきです。 まつげがまだ生えていないように見える赤ちゃんは、汗が目にしみないか心配になりますね。 しかし、赤ちゃんは汗が目に入って痛がるような様子はあまり見られません。 ですが、心配な場合は、清潔なガーゼなどでときどき顔の汗を拭ってあげるとよいでしょう。 汗を出すための汗腺の数は3歳くらいまでに決まるといわれているので、熱中症にはもちろん注意が必要ですが、汗腺を発達させてあげることも必要です。 まつげがしっかりと生えてくれば汗をかいても目に入りにくくて安心ですね。 実は、まつげは生えているのだけれど、赤ちゃんの頃は全体的にふっくらしているので、顔の脂肪やむくみによって、まつげが埋もれて見えていないこともあります。 この場合には、むくみが取れてくる2~5カ月頃に急にまつげが伸びてきたように見えることもあります。 また、まつげの色素が薄いために、生えているのだけれども、目立たずにまつげが分かりにくいということもあります。 赤ちゃんは大人よりも色素が薄く、髪の毛が茶色がかっていることがありますが、まつげについても同じことがいえます。 赤ちゃんのときには色素が薄いと感じても、3歳頃までには生え変わるといわれています。 成長とともに毛の色は濃く変化していくのが一般的なので、まつげの色が薄くても心配しなくて大丈夫です。 乳児へ成長するにともない、まつげは生えてきます。 まつげが急激に伸びていると感じることがあるかもしれません。 新生児のときは「まつげがない?短い?」と感じていたパパやママも、今度は逆に「長すぎじゃないかな?」と、心配になることもあります。 乳児はまつげだけではなく、顔や体のバランスなども成長とともにどんどん変化していきます。 乳児の頃のまつげの長さは一生のまつげの長さを決めるものではないので、短くても長くても、あまり神経質になる必要はありませんよ。 まつげが短いと思っていても乳児になる頃には生えてくるし、反対に、乳児や幼児の頃はまつげがフサフサだったのに、小学生になった頃には普通ぐらいになっていたということもよくあります。

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