アシナガグモ。 谷川流クモの近似種同定術

サソリ・クモ図鑑

アシナガグモ

「クモは怖くないよシリーズ」の第二弾。 小枝みたいな細いクモたちを紹介します。 グモ の枝に茶色いものがぶら下がっていますがわかりますか?グモのオスです。 松葉に擬態しているなどと言われています。 気をつけていないと見逃します。 平地ろんな場所で見つかる普通種。 このクモは、クモを食べるクモ。 糸一筋程度の網を張って、間違って糸をたどってきたクモを捕まえます。 体の構造をわかりやすくするために、ちょっと触って、動いてもらいました。 グモは緑色のものが多く、茶色い個体は時々しか出会えません。 触肢(アンテナみたいな部分)が膨らんでいるので、成熟したオス。 卵のうを守る緑色のメス。 グモは卵のうを吊るす時だけ多めに糸を張りめぐらせます。 近づいてきたフタオイソウロウグモ(写真中央の赤いクモ)を捕獲。 この赤いクモは、もうすぐ卵のうから出てくる子グモ達をねらって近づいたと思われます。 卵のうから出てきたグモの子グモたち。 超極細の緑の線。 とてもクモには見えません。 卵のうから出た後もしばらくそこでとどまって「まどい」を作るクモもありますが、グモは出嚢後はすぐに分散してしまいます。 マネキグモ らも、糸一本の上にまっすぐにぶら下がって、存在を隠しているマネキグモ。 狙って探さないと、普通に眺めていては見逃してしまうクモです。 こんな感じで「Yの字」で待機していることも多いです。 獲物が糸にか、こういう感じで「おいでおいで」という感じに手招きします。 だから「招きグモ」。 こんな糸1本に引っかかって捕まる虫って、どれだけ間抜けなんでしょうか? 獲物を捕獲したら、また小枝の状態に戻ってお食事。 私がこのクモを見つけるのは、この状態の時が多いです。 獲物がくっついているから目立つせいだと思います。 細長いつながりで、もう二つ イエユウレイグモ 古い家の中や公衆便所の天井で見つかる足の長~いクモ。 ぱっと見は、長い脚しか見えません。 ザトウムシみたいですが、ちゃんとした(?)クモです。 の仲間 田んぼや水辺に行くと、の仲間がたくさん見つかります。 昼間はまっすぐに手足を伸ばして隠れています。 の仲間は、夕方になると地面に水平な丸い網(水平円網)をせっせと張り始めます。 完成した網の上でオスとメスが結婚。 夏の夕方に水辺にいると、網張りや交接に忙しいたちの活動が楽しめます。 かなり蚊に刺されますが…。 クモの交接は、オスがメスのお腹に触肢をギュッと押しつけます。 下の写真は、左がオス、右がメス。 わかりにくいので、ほかのクモの交接シーンも…。 おまけ 枝みたいな虫は、クモじゃなくて昆虫にもいろいろいますね。 足が長~いザトウムシ。 「門鋏角亜門クモ鋼ザトウムシ目」に属するそうで、昆虫でもないしクモでもない、ダニに近い虫です。 らは胴が長~い。 これは昆虫です。 細い細いクモや虫を集めてみました。

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東北森林管理局/クモ綱

アシナガグモ

日本で近年ブームとなっているハロウィンでも、魔女やコウモリと共にクモのモチーフがよく登場しますね。 これは多くの人にとって「暗い」「怖い」「不気味」といったネガティブなイメージがあるからでしょう。 陰ながら人間の役に立っているのに、多くの人間に疎まれるちょっと気の毒な存在。 実際、家の中やお庭にクモの巣が張られていると不衛生な印象がありますし、見ていて気持ちの良いものではありません。 本来はエサを捕らえるために張られている巣を思いがけず触ってしまったら、つい顔をしかめてしまう人も多いのではないでしょうか。 日本でよく見かける一般的なクモ。 巣を張るタイプと、巣を張らないタイプがいる? 肉食性で、生きている獲物を食べるクモ。 日本には約1,200種のクモがいて、種類によってエサとなる獲物も様々。 例えば、窓際などでピョンピョンと跳ねるハエトリグモはその名の通り小さななどを食べますし、体長25~30mmでクモの中で大型に分類されるアシダカグモは、なんとも食べます! また、クモと言えば、巣を張って獲物を待ちぶせして捕獲するイメージがありますが、すべてのクモが巣を張るワケではありません。 「造網型」のクモもいれば、歩きまわって獲物を捕らえる「徘徊型」のクモもいます。 造網型 徘徊型 人間の髪の毛よりも細い糸で構成されているのに不思議と破れにくく、触ってみると少しベタベタしていて、様々な虫を捕らえるクモの巣。 セミや蝶々などの虫が捕まっている光景を、何度かは見たことがあるのではないでしょうか。 ちょうど良いスペースを探して、スピーディー且つ器用に巣を張る摩訶不思議なクモ。 発見したときには、クモの巣が結構な大きさになっていることも…。 クモの巣の張り方• 風を利用して糸を出しながら往復し、• 真ん中まで戻ってぶら下がり、• 往復しながら一周ワクを張り、• 一旦大ざっぱに足場糸を張ってから、• その後せまい間隔で横糸を張って足場糸を切ったら、巣は完成します。 神奈川県横浜市で1995年に発見された「ハイイロゴケグモ」も、もともとブラジルや南アフリカにいた外来種。 侵入経路は明らかになっていませんが、羊毛や繊維、建築資材、コンテナ等に紛れて運び込まれたのではないかと推察されています。 不快に感じて巣を取り除いても、気付いたらまた同じ箇所に巣が張られていて落胆することもあるのでは?それもそのはず、クモには何度も同じ場所に巣を張ろうとする習性があるからです。 軒下や玄関などのよく張られる場所に、雨にも強い撥水成分シリコーン配合のエアゾールタイプの殺虫剤をスプレーしておくと、ツルツルと滑る効果のおかげで巣張りを防止でき、また見かけたクモに直接スプレーすれば駆除できる商品も!クモは薬剤に特別強いわけではないので、クモ専用または不快害虫用エアゾールタイプの殺虫剤などで簡単に駆除できますよ。 基本的には屋外にいるはずのクモを、家でたくさん見かけるとしたら…家の中にクモのエサが多いからかもしれません。 クモがよく出る家の共通点、それはエサとなるような「小さな虫やゴキブリがたくさんいる」可能性が高いということ。 エサとなる虫も同時に駆除しておくことで、クモの侵入も大幅に減らせるはずです。

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サソリ・クモ図鑑

アシナガグモ

(2007. 脚を入れると80mm以上はありました。 色は写真のようにエビ茶色で、腹部より頭胸部が大きいです。 歩脚は体長の2倍あります。 色は褐色した黄色、褐色した灰色、赤っぽい茶色、腹部に帯があるのもいます。 足をいれた全体の大きさはかなり大きいです。 水辺に多く生息します。 全体は黄褐色に背甲と腹部背に赤褐色の太いスジが見られます。 イオウイロハシリグモのスジボケ型やスジブトハシリグモに似ていますが歩脚の付け根周辺が緑色を帯びています。 腹部背に大きい1対の点が目立っています。 頭胸部の中央に白いスジがあり、縁ぞいが白く見えます。 体長10〜13mm。 色や斑紋に変異が多く数種の型(アズマ型,縦筋型,黄筋型,黒点型,ヤマジ型,それぞれの中間型)に分類されています。 落ち葉の上などを這い回って獲物を捕らえるタイプです。 白い卵のうを口にくわえ、持ち歩いて卵を守ります。 名の由来はクモ学者で有名な岸田久吉さんの名から付けられています。 拡大写真を真上から見て、眼の位置は確認できません。 よってコモリグモではないようです。 岩場や樹皮の下に生息し、周辺を動き回って獲物を捕らえる徘徊性のクモです。 歩脚に輪紋見えず、ただの黒い縞に見えるところが、同定できない理由です。 徘徊性のクモでは日本最大。 屋内に生息し、ゴキブリ,ハエなどの害虫を食べてくれます。 腹部は黄色に細かい黒い縞と白い縞があります。 川原や草原に円網(えんもう)を張り、網にかかった虫を食べます。 網の中央にかくれ帯を作ります。 徘徊性(はいかいせい)のクモには爪はありません。 また網を張るクモは足先から液をだして、網にくっつかないようにしています。 網の横糸には粘着性がありますが、縦糸と中央で獲物を待っているあたりの網には粘着性はありません。 クモは網の上を動く時、縦糸をわたる努力もしていますが、網にも足先にも万全の対策があるようです。 ススキが生える草むらに網を張っていました。 このクモは円網を張ります。 獲物を待つ場所は、決まって網の中央です。 拡大して見ればわかりますが、腹部の突起が怖さを感じます。 写真のクモの腹部の色は黒,黄,白ですが、黒い部分が焦げ茶のタイプがいるようです。 コガネグモの模様と似ていますが、腹部前の帯模様が少し違う様です。 似た仲間にコガタコガネグモがいますが、本種は大きめで鈍感です。 網に完全なX字のかくれ帯は、ほぼ見られません。 成熟すると黒くなります。 網にはX字のかくれ帯が見られます。 音に敏感で、近くで撮影することが難しいそうです。 巾広い腹部が特徴的で、全体が黄土色で横に黄白の帯があります。 腹部の先は黄金色をしています。 昼間はススキの葉の裏に隠れ、日が沈む頃から水平円網を張って虫を捕らえる活動をします。 明け方頃巣をかたづけ、再び葉裏に隠れます。 白い部分とその周辺の黄土色の部分はぬれた様な光沢があり、鳥の糞に良く似ています。 配色がトリノフンダマシで、形はオオトリノフンダマシに見えます。 今回配色優先で、トリノフンダマシとしました。 林や家の軒下などに大きめの円網を張ります。 夜網を張り捕食活動をし、昼は活動しません。 全体は黄褐色から赤褐色をしていて、腹部中央から後方に3対の黒点があることからこの名前が付けられています。 以前4対ある種をハナオニグモと呼んでいましたが、最近は変異したものとされ、3対も4対もムツボシオニグモと呼びます。 広葉樹に小さな円形の巣を作ります。 張る網は円網で、一部が切れています。 切れた部分の縦糸と丸められた葉っぱが結ばれていて、いつもは丸められた葉っぱの中にいます。 特徴的な青白い腹部に青い紋が2個あります。 頭胸部と足は黄緑たは緑色です。 頭胸部の背が赤褐色で、腹部が白く、前側に環状の模様と後方に横に並ぶ数個の斑があります。 アオオニグモと似ていますが、頭胸部の色と腹部前側の環状の模様で区別できる様です。 広葉樹の茂る山地に生息し、樹間に切れ網を張って、葉に隠れて獲物を待ちます。 腹部の表,裏共、緑色です。 本種はサツマノミダマシに似ていますが、腹部の裏側が茶色です。 サツマの実とはハゼの実のことで、このハゼの実に似ていることから名前が付けられています。 ワカバグモは徘徊性のクモで網を張るタイプではありません。 花の根元に前4本の歩脚でしがみ付いて、獲物を待っています。 4本の歩脚は妙に花のデコボコにフィットし、色も同化していますからを思わせます。 このクモは春から初夏のクモですが本当にこの時期に撮影したのでしょうか。 撮影者に確認しました、花は椿で11月26日に撮影したそうです。 ツユグモ,ハナグモ,ウロコアシナガグモ,エゾアシナガグモ,サツマノミダマシなど、数は多くありませんでした。 橙色の部分は何と言う寄生虫か分りませんが寄生されています。 橙色の部分は2個所確認できます。 頭胸部の後ろと単眼の周りです。 Q007の写真と比べてもらうと分ると思います。 セミの足にも時々赤いものがついているのを見かけます。 これもダニの一種が寄生しているのだそうです。 葉や花の上で、第一,第二歩脚を合わせて広げ、待伏せてハエ,アブ,チョウを、抱え込む様に素早く捕らえます。 頭胸部の先に特徴的な三角の褐色斑があります。 アズチとは弓道場の的を置く盛り土山をいうようで、腹部が三角形で似ていることから名付けられたものと思われます。 このクモは網を張らず、下草の葉の上で獲物を待つタイプです。 ゴミムシの仲間を捕まえたところです。 頭胸部,腹部が扁平で、黒褐色をしています。 腹部後方から側面横にしわがあります。 樹上で生活し、樹皮の下に隠れ、近づく昆虫を捕食します。 大きさは、体長7.5〜8.5mm。 草木の葉の上や木の枝で、獲物を待って捕まえるタイプのクモです。 全体が黄褐色や黄白で、頭胸部の両縁が濃く褐色し、腹部の中央上は灰白で薄い褐色斑があり、両脇に褐色した波模様がある。 活動時期は5月〜8月。 写真はマツの木で、樹皮に張付いていたそうです。 越冬中は樹皮の割れ目に入り込んでいるはずですが、天気が良くて出て来たのだと思います。 スギやマツで特に見かけるクモで、体色がこれらの木と保護色になっています。 体長15〜17mm。 コクサグモなどと似ていますが大きさが大きいです。 本種はコクサグモに比べて激減しているそうです。 体長10〜12mm。 腹部が黄緑、頭胸部と長い足が緑のクモです。 腹部の背にウロコ模様が見えます。 円網を張りますが、葉の上で獲物の待つこともするそうです。 保育社原色クモ類図鑑には肢が黄色と記載。 アシナガグモに似ていますが、全体にホッソリしています。 水田でよく見かけ、水平円網を張ります。 2.後列の眼はほんの少しだけ後曲がり。 山道で見かけるクモで、道近くの草や木に、水平円網を張ります。 素直に気持悪い色ですね。 鳥はこの警戒色が分かるのでしょか?、むしろ人間とかサルが警戒する色です。 黄色と黒は目立つ色であって、気持悪い色ではありません。 赤紫は怪我をして出血している、病気にかかっている雰囲気の色で、考えることができないと警戒できない色です。 側面のみ赤紫の模様がありますから違う考えもできます。 網をつたって横から進入して来る動物とか、性別の異なるクモにアピールすらだとか色々考えられます。 葉の上を徘徊するクモで、ジャンプ力があります。 ササグモの仲間は歩脚(ほきゃく)にトゲあるのが特徴です。 頭胸部の前にむかって赤褐色で、キバが暗い赤褐色をしています。 腹部は灰白の短い毛で覆われています。 歩脚は黄色をしています。 柔らかく細いイネ科植物の葉を、3回に折って巣を作ります。 田んぼのイネに、巣を見かけます。 コマチグモ類では最小の大きさです。 全体が茶褐色で、透明感のある光沢があります。 ヨシ,カヤ,ススキの葉を三角に曲げて巣を作ります。 本種の巣は写真の様に一巻きで処理され巻き終わりが上を向いているそうです。 カバキコマチグモは三角形ですが斜めに1回以上巻かれていて、巻き終わりが下を向いているものが多いそうです。 注:ヤマトコマチグモの巣の作り方には産卵するためのものとか、仮住居とか3タイプあるそうです。 葉の上を動き廻る徘徊性のクモで、イネ科のススキなどの葉を三角に折り曲げて巣を作ります。 毒性が強く噛まれて痛みが激しい場合は、病院で処置してもらった方が良いそうです。 母グモは巣の中で子グモを守り生活し、最後に子グモの餌になるそうです。 但し全ての子グモが親グモを食べる習性があるわけではないようです。 卵嚢は球形で先が筒状に突起しています。 網に複数個並べてぶらせ下げます。 写真は突起している部分が少し大きいので、他のイソウロウグモかも知れません。 しかしある種のクモ、ゴケグモなどの毒には影響を受けます。 2000年になって一時期話題になりましたが、今は血清などもあり、ここ50年なくなった人はいません(WHO調べ)。 蛛形類(6万種)> ・クモ(コガネグモ,ハエトリグモ,アシダカグモ,ジョロウグモ, オニグモ,ハシリグモ,ササグモ,コモリグモ,トタテグモ) ・ダニ ・サソリ クモは頭胸部,腹部の2つの部分からなり、8個の単眼(6個や4個のものもいる)、4対の肢と肢が変化した触肢(しょくし)をもっています。 胸部,触角,複眼はありません。 よって昆虫とは区別されています。

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