ミスミソウ。 漫画「ミスミソウ」ネタバレ感想。鬱マンガの傑作!家族を殺された少女は復讐の鬼と化す

漫画「ミスミソウ」ネタバレ感想。鬱マンガの傑作!家族を殺された少女は復讐の鬼と化す

ミスミソウ

ネタバレと結末~生き残ったのは金髪いじめっ子~ 主役の春花(山田杏奈)をはじめほぼ全員死にますが、最後に生き残ったのは金髪のイジメ首謀者・妙子(大谷凜香)。 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 事件に関わったほとんどの人物がいない中、卒業証書を受け取って終わりです。 よくここまで皆死んだな!と思えるほどに後半は狂気乱舞。 映画『アウトレイジ』を彷彿とさせる殺し合いが展開されました。 結末までのあらすじを解説 まず、 本作ですが主人公の春花(山田杏奈)が壮絶ないじめに会い、挙句の果てには家族(父・母・妹)を自宅ごとクラスメイトに焼かれます。 灯油を撒かれて火をつけられるのです。 (えぐ過ぎる・・・)火をつけたのはいじめられっ子の流美(大塚れな)。 男子3人・女子3人のクラスメイトも便乗します。 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 いじめの首謀者は妙子 (大谷凜香)で春花とは元々仲良し。 しかし相場晄(清水尋也)に春花との時間を奪われ嫉妬した結果いじめに走ります。 火をつけてしまった流美は、いじめっ子の妙子に憧れていました。 彼女の言うことを聞くことで満たされました。 だから彼女のために人を殺すことも厭わなかったのです。 褒められたいと思ったから。 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 愛と狂気のアウトレイジっぷりが最高 春花が両親を焼かれたところから、アウトレイジのはじまりです。 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 特にいじめっ子女子3人組の1人目が印象的。 目に釘がつき刺さり、目ん玉が飛び出ています。 そして「これ抜いちゃうとヤバいよね…?」とテンパりながら友達に聞くのです。 だいぶ生々しく、エグみが深いです。 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 男子生徒3人も、1人目は山あいから転落して曲がっちゃいけない方に足が曲がる気持ち悪さ、そして殺されると悟り反撃にでた2人は仲間のボウガンで脳天を貫かれ、最後は刺殺。 この2人の気持ち悪さもハンパないです。 クライマックス前に、発狂した先生が除雪機に巻き込まれて真っ赤になる絵も強烈です。 そして派手な演出はないですが、流美と晄、春花の3人の決着は見物です! 愛と狂気の登場人物たち~全員、サイコパス~ 春花のサイレントキラーへの変貌ぶり。 山田杏奈さん、来てます。 白い肌に赤いコート。 白い雪に真っ赤な鮮血。 美しさの中にある秘めた感情が素晴らしいです。 役柄もありますが、 叫ぶセリフ・シーンが少ないにも関わらず、静かに、正確に凶器を振り回す姿は圧巻です。 この子がブレないからこの映画が成立しています。 『』でも存在感を示していますが、今後も出演作に期待です。 普通の転校生であったはずの清水尋也のバイオレンス~キスシーンはきれい~ C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 まともに見えていた、清水尋也が一番やばいというオチ。 祖父を血だらけになるまで殴り、春花の祖父を病院送りに。 理由は「好きだから」という狂気。 好きの表現が暴力だったんだね。 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 ラストに冬に耐えて花を咲かせるミスミソウを撮影するシーン。 普通なら異常だけどキチンと成立しているのは役者のチカラ。 『』でも見せた演技派の俳優ですね。 火事の中でも燃える親子を撮影する感じも良かった。 歪んだ愛を表現しきった大塚れな 映画は本作がデビューのようです。 まるで誰かに取りつかれたような依存した歪な愛情をある意味ストレートに表現されています。 親の愛情やその受け止め方も良かった。 いじめられながらあの表情、あの台詞、言えないよ。 演じ切った後の心身の負担を心配するレベルですが、クオリティは高いです。 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 全員異常です。 人の親に灯油をかけて火をつけるなんてできませんし、ましてやボウガンを人の父親に向けて放つなど考えられません。 火事で燃えた後の春花に「自殺してよ」なんて高圧的に言えるあたりも凄い。 孫が血だらけになっていても何も聞かない祖父。 いじめで歪んだまま教師になった担任。 考えると全員サイコパスにしか見えません。 とにかくヤバい映画です。 まとめ いじめも復讐も良くないけどここまで振り切ってくれると逆に清々しい!田舎の閉鎖的な空気感、歪んだ感情に身を任せて狂気を撒き散らす登場人物。 ラストシーンに妙子が教室にいるシーンでもボウガンの矢がいつ飛んでくるのかとハラハラしました。 笑 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 いじめという問題をエンタメに昇華して、このジャンルで確立したのは素晴らしいと思います。 そういえば『悪の教典』に近いものも感じたかも。 映画としてはB級です(褒めてます)が、飽きずに最後まで観れます。 最後までご覧いただきありがとうございました!別のレビューもぜひ観て下さいね。

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『ミスミソウ』実写映画化 原作漫画の最終回ネタバレ!ひどい こりゃあ やりすぎだ

ミスミソウ

この度、『ハイスコアガール』『でろでろ』などで知られる人気漫画家・押切蓮介の代表作にして、映像化不可能と言われた伝説のコミック『ミスミソウ 完全版』が、実写映画「ミスミソウ」(配給:ティ・ジョイ) として、4月7日(土)より、新宿バルト9ほか全国公開中! 押切蓮介ファンの間でも1、2を争う人気作でありネット上の「トラウマ漫画」系まとめサイト、掲示板等では必ず名前が挙がるほど認知度の高い作品で、押切蓮介作品【初の実写化】! 今、最も勢いのある女優として注目を集めている若手の一人・山田杏奈が映画初主演を射止めた! 主人公・春花を学校で支えている唯一の味方・相場晄役を、映画「渇き。 雪に覆われた過疎の町。 あらかじめご了承ください。 春花の学校での唯一の味方は、同じように転校してきたクラスメイトの相場晄(清水尋也)。 彼を心の支えに必死に耐えてきた春花だが、クラスの女王的存在、小黒妙子(大谷凜香)の取り巻きのイジメグループによる嫌がらせは日に日にエスカレートしていった。 そして、ある日、激しく燃え上がる炎が春花の家を覆い尽くす。 春花の妹・祥子は大火傷を負いながらも助かったが、両親は命を落としてしまった。 やがて事件の真相が露見することを恐れたイジメっ子達は春花に自殺するよう強要するが、それがきっかけとなって春花は事件の真相を知り、家族を奪ったイジメっ子達に己の命を賭けた凄惨な復讐を開始するのだが…。 厳しい冬を耐え抜いた後に雪を割るようにして咲く花、三角草(ミスミソウ)。 春花はミスミソウのように厳しい冬を耐えて、きれいな花を咲かせることができるのか…。 春花が選んだ道とは・・・。 山田杏奈 清水尋也 大谷凜香 / 大塚れな 中田青渚 紺野彩夏 櫻愛里紗 遠藤健慎 大友一生 遠藤真人 森田亜紀 / 戸田昌宏 片岡礼子 / 寺田 農 監督:内藤瑛亮 原作:押切蓮介 『ミスミソウ 完全版』 (双葉社刊) 脚本:唯野未歩子 主題歌:タテタカコ「道程」(バップ) 制作プロダクション:レスパスフィルム 配給:ティ・ジョイ 2017年/日本/カラー/シネスコ/5.

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ミスミソウ (漫画)

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ネタバレと結末~生き残ったのは金髪いじめっ子~ 主役の春花(山田杏奈)をはじめほぼ全員死にますが、最後に生き残ったのは金髪のイジメ首謀者・妙子(大谷凜香)。 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 事件に関わったほとんどの人物がいない中、卒業証書を受け取って終わりです。 よくここまで皆死んだな!と思えるほどに後半は狂気乱舞。 映画『アウトレイジ』を彷彿とさせる殺し合いが展開されました。 結末までのあらすじを解説 まず、 本作ですが主人公の春花(山田杏奈)が壮絶ないじめに会い、挙句の果てには家族(父・母・妹)を自宅ごとクラスメイトに焼かれます。 灯油を撒かれて火をつけられるのです。 (えぐ過ぎる・・・)火をつけたのはいじめられっ子の流美(大塚れな)。 男子3人・女子3人のクラスメイトも便乗します。 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 いじめの首謀者は妙子 (大谷凜香)で春花とは元々仲良し。 しかし相場晄(清水尋也)に春花との時間を奪われ嫉妬した結果いじめに走ります。 火をつけてしまった流美は、いじめっ子の妙子に憧れていました。 彼女の言うことを聞くことで満たされました。 だから彼女のために人を殺すことも厭わなかったのです。 褒められたいと思ったから。 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 愛と狂気のアウトレイジっぷりが最高 春花が両親を焼かれたところから、アウトレイジのはじまりです。 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 特にいじめっ子女子3人組の1人目が印象的。 目に釘がつき刺さり、目ん玉が飛び出ています。 そして「これ抜いちゃうとヤバいよね…?」とテンパりながら友達に聞くのです。 だいぶ生々しく、エグみが深いです。 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 男子生徒3人も、1人目は山あいから転落して曲がっちゃいけない方に足が曲がる気持ち悪さ、そして殺されると悟り反撃にでた2人は仲間のボウガンで脳天を貫かれ、最後は刺殺。 この2人の気持ち悪さもハンパないです。 クライマックス前に、発狂した先生が除雪機に巻き込まれて真っ赤になる絵も強烈です。 そして派手な演出はないですが、流美と晄、春花の3人の決着は見物です! 愛と狂気の登場人物たち~全員、サイコパス~ 春花のサイレントキラーへの変貌ぶり。 山田杏奈さん、来てます。 白い肌に赤いコート。 白い雪に真っ赤な鮮血。 美しさの中にある秘めた感情が素晴らしいです。 役柄もありますが、 叫ぶセリフ・シーンが少ないにも関わらず、静かに、正確に凶器を振り回す姿は圧巻です。 この子がブレないからこの映画が成立しています。 『』でも存在感を示していますが、今後も出演作に期待です。 普通の転校生であったはずの清水尋也のバイオレンス~キスシーンはきれい~ C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 まともに見えていた、清水尋也が一番やばいというオチ。 祖父を血だらけになるまで殴り、春花の祖父を病院送りに。 理由は「好きだから」という狂気。 好きの表現が暴力だったんだね。 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 ラストに冬に耐えて花を咲かせるミスミソウを撮影するシーン。 普通なら異常だけどキチンと成立しているのは役者のチカラ。 『』でも見せた演技派の俳優ですね。 火事の中でも燃える親子を撮影する感じも良かった。 歪んだ愛を表現しきった大塚れな 映画は本作がデビューのようです。 まるで誰かに取りつかれたような依存した歪な愛情をある意味ストレートに表現されています。 親の愛情やその受け止め方も良かった。 いじめられながらあの表情、あの台詞、言えないよ。 演じ切った後の心身の負担を心配するレベルですが、クオリティは高いです。 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 全員異常です。 人の親に灯油をかけて火をつけるなんてできませんし、ましてやボウガンを人の父親に向けて放つなど考えられません。 火事で燃えた後の春花に「自殺してよ」なんて高圧的に言えるあたりも凄い。 孫が血だらけになっていても何も聞かない祖父。 いじめで歪んだまま教師になった担任。 考えると全員サイコパスにしか見えません。 とにかくヤバい映画です。 まとめ いじめも復讐も良くないけどここまで振り切ってくれると逆に清々しい!田舎の閉鎖的な空気感、歪んだ感情に身を任せて狂気を撒き散らす登場人物。 ラストシーンに妙子が教室にいるシーンでもボウガンの矢がいつ飛んでくるのかとハラハラしました。 笑 C 押切蓮介/双葉社 C 2017「ミスミソウ」製作委員会 いじめという問題をエンタメに昇華して、このジャンルで確立したのは素晴らしいと思います。 そういえば『悪の教典』に近いものも感じたかも。 映画としてはB級です(褒めてます)が、飽きずに最後まで観れます。 最後までご覧いただきありがとうございました!別のレビューもぜひ観て下さいね。

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