ちんちん ぶらぶら。 ちんちんぶらぶら!

ちんちんぶらぶらそをせゐぢ

ちんちん ぶらぶら

「ちんちんぶらぶら!」 それが、彼女の最期の言葉だった。 「なあ、その言葉好きか?」 「うん! 好き! ちんちんー! ぶらぶらー!」 山田君の姪、山田マリ。 幼稚園の年中さん。 ただいまちんちんぶらぶらの虜である。 マリの通うワカバ幼稚園では、現在ちんちんぶらぶらが大流行中だ。 そのポップな語感とちんちんという幼稚園児的には最高に面白い言葉の合わせ技で、園内ではもはや知らぬものはいないほどの流行語となっている。 もろちん、もとい、もちろん保育士の先生たちはなんとかやめさせようと注意を呼び掛けているのだが、禁止されればされるほどやりたくなるのが人情というもの。 園児たちのちんちんぶらぶら熱は留まるところを知らない。 マリは、五歳児ながら流行に敏感なおしゃまさんなので、もちろんちんちんぶらぶらを嗜んでいる。 姪の口からはじめてその言葉を告げられた時はさすがに驚いたが、十回二十回と回を重ねるにつれもうどうでもよくなった。 今日もマリはちんちんぶらぶらと唱えつつ、お迎えに来た山田君と手をつないで元気に帰宅中である。 「ちんちんぶらぶら、面白いか?」 「うん! 面白い!」 屈託のない笑顔。 山田君の心にむくむくといたずら心が湧いてくる。 もっともだからといって「じゃあ僕のちんちんをぶらぶらさせてあげよう」とかそういう類の話ではない。 さすがにそんなにアブノーマルでリアルな悪戯は高校生の彼にはちょっとできない。 山田君は余裕たっぷりに言った。 「まんまんぴくぴくの方が面白くないか?」 さすが男子高校生。 多少進化はしているがレベル的にはほぼ幼稚園と同じくらい。 というかなまじ知恵がついている分遥かに最低である。 マリは、しばらく口の中でまんまんぴくぴく、まんまんぴくぴく、と繰り返していたが、 「面白くない! ちんちんぶらぶらの方がいい!」 と、あっさり切り捨てた。 まんまん、見事にちんちんに敗北。 当然の結果だが。 大きな交差点に差し掛かり、山田君とマリちゃんは信号が青に変わるのを待った。 その間もマリはちんちんぶらぶらを休まない。 周りの人が困ったような笑みを浮かべてこちらを見ているので、山田君もさすがに恥ずかしくなってくる。 「マリ、やめなさい」 「なんで?」 「いいから、やめなさい」 「やだ! 言うもん!」 マリが山田君の手を振り払った瞬間、信号が青に変わった。 「ちんちんぶらぶら!」 マリは叫んで勢いよく横断歩道に飛び出した。 次の瞬間、 パン! 乾いた音が響く。 山田君は、何が起こったのか理解できなかった。 急ブレーキをかけてスピンする大型トラック。 盛大なクラクション。 誰かの悲鳴が聞こえる。 「警察! 警察呼べ!」 「誰か救急車を!」 口々に叫ぶ人々。 人だかり。 その中にマリはいない。 マリが、いない。 「……マリ?」 マリの声が聞こえない。 さっきまでちんちんぶらぶらと楽しそうに叫んでいたマリがどこにもいない。 「マリ!」 マリは、10メートルくらい先に吹っ飛んでいた。 でも、山田君にはそれがマリだとはわからなかった。 マリは、ただの肉になったいた。 「マリ、マリ、どこだよ! マリ!」 交差点へ飛び出そうとする山田君を、サラリーマンが羽交い絞めにして止める。 「マリ! マリ! マリ!」 サラリーマンの腕から逃れようと山田君は必死でもがいた。 山田君は、マリを探した。 必死で探した。 でもマリは見つからない。 あるのは、マリだったもの。 ただそれだけだ。 「ちんちんぶらぶら!」 山田君の叫びだけが乾いた響きで轟いていた。

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【ゆるい広告w】広島電鉄の中吊り広告「ちんちんぶらぶら」が阪急電鉄の「はたらく言葉」と対比されて笑えるww

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