雑煮 めんつゆ。 お雑煮のレシピ・作り方【簡単人気ランキング】|楽天レシピ

このお雑煮レシピが超簡単!めんつゆでだれでも失敗なし?

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野崎洋光シェフが作るだしの情報 野崎洋光(のざきひろみつ)シェフとは? 予約がとりにくいとして知られる人気の日本料理店「分とく山」の総料理長。 1953年福島県に生まれ、武蔵野栄養専門学校卒業、東京グランドホテル、八芳園を経て「とく山」の料理長に。 1989年には、支店「分とく山」を開店し、総料理長となる。 2004年には、長嶋茂雄氏に依頼され、アテネオリンピック野球日本代表、長嶋ジャパンの専属料理長を務める。 野崎洋光シェフの料理哲学は「素材本来の色や香り、味を知り、生かすこと」。 だしや調味料を きかせ過ぎるのではなく、季節の食材自体が持つ旨みや香りを存分に 引き出すのが分とく山の料理。 和食の伝統や習慣を踏まえつつも、従来の日本料理の概念にとらわれない自由な発想を提案。 テレビや雑誌、講演などを通じて「日本料理を難しく考えず、家庭でもっと和の味を作ってほしい」とわかりやすく解説する。調理科学、栄養学を踏まえた理論的な料理法には定評があり、ファンも多い。 「美味しい方程式」など著書多数。 店名:分とく山 住所:〒106-0047 東京都港区南麻布5-1-5 営業時間:17:00〜23:00(ラストオーダー21:00) 定休日:日曜日 メニュー:おまかせコース 15,750円のみ 訪れる客の多くがリピーターだといいます。 伝統的なだしの取り方と野崎シェフのだしの取り方の違い 伝統的なだしの取り方 伝統的なだしの取り方は、水につけておいた昆布を火にかけ、沸騰直前に取り出す。 カツオ節を入れ、ひと煮立ちさせて火を止める。 その後、ていねいにこすというもの。 野崎シェフのだしの取り方 野崎シェフのだしは、80度のお湯にかつお節と昆布を入れて1分置くだけ。 一度も沸騰させることなくだしを取ります。 うま味だけを取る? 専門家によると、60度でも100度でも、それほどうま味成分の量は変わらないといいます。 かえって 温度が高いと 雑味が入りうま味を邪魔するといいます。 野崎シェフによると、「良いだしほどかつおの味がしません。 良いだしほど昆布の味がしません。 うま味だけを取るんです。 」試行錯誤の果てに、食材の味を最大限に生かす、最高のだしに辿り着いたといいます。 だしが薄いと感じるのはどうして? 最初は野崎シェフのだしが薄いと感じるかもしれません。 市販の粉末のだしの味に慣れていると、特に、本当のだしは最初は 薄いと感じるそうです。 このだしに醤油や食材を加えて調理すると、後味が すっきりとした、雑味のない味であることに気づきます。 だしは濃すぎるとまずい? だしは本来薄味なもので、旨味を サポートするものであり、濃いと味の バランスが崩れてしまうそうです。 濃いからおいしいわけではなく、素材に十分な旨みがあれば、だしは必要ないのだそうです。 また、かつおや煮干しなどの自然の素材でとっただしを薄いと感じるのは、粉末のだしの素に味が慣れてしまっているからでもあります。 このことを裏付けるような情報もあります。 NHKためしてガッテンの情報では、だし殻を捨てるのはもったいないとして次のように記しています。 「だしを取った後の昆布で作った方が、だしを取る前にの昆布で作るより、うまみを感じる度合いが1. 43倍強くなります。 うまみ成分の濃度が 濃すぎると、舌にあるうまみの受容器がいっぱいになり、 苦みの受容器で感知するようになってしまうためです。 」 はなまるマーケットで紹介された分とく山の雑煮だしレシピ情報 上品だし・吸い物・雑煮レシピ はなまるマーケットで紹介された分とく山のすっきり上品だし・吸い物・雑煮レシピを記しておきます。 4人分のだしの取り方が紹介されました。 上記のレシピは2人分なので、このレシピを元にアレンジさせてもらいました。 とても簡単で極上すっきり上品だしが作れます。 野崎洋光シェフの説明によると、「カツオの味じゃなく昆布の味じゃなく、 うま味だけを取れればいい」とのこと。 よいだしほど、 昆布やかつおの味がしないものだそうです。 80度前後のお湯に、昆布・カツオ節を入れ1分つける。 ざるに濾すための布、もしくはキッチンペーパーを敷き、ゆっくり濾せば完成。 吸い物 【材料(2人分)】 だし…300cc、 薄口しょう油…大さじ1弱 【作り方】• だしを入れ、火にかけ薄口しょう油を加えて沸騰すれば、簡単に吸い物の完成。 たったこれだけ?と思われるかもしれません。 だしと薄口醤油だけのシンプルな味付けですが、 色々入れるからおいしくなくなるのだそうです。 続いて、このお吸い物からお雑煮を作ります。 雑煮 【材料(2人分)吸い物】 だし…300cc、 薄口しょう油…大さじ1弱、 シイタケ…2枚、 もち…2個、 ミツバ…適量 【作り方】• だしを火にかけ、薄口しょう油を加え沸騰させて、吸い物を作る。 さらに鍋に、シイタケを入れ、強火にかける。 沸騰したら、焼いたもちを入れ、仕上げにミツバを加え完成。 昆布は酒・砂糖・しょうゆ・みりんで煮ます。 かつおぶしは干して油で揚げから煮ると、コクが出るそうです。 上記の動画のレシピでは、500mlの水から450mlのだしがとれました。 お雑煮3人分が作れる量です。 全部をお雑煮のだしに使いたい場合は、18mlの薄口醤油を入れるとよい計算になります。 大さじ1杯は15mlなので、大さじ1杯と小さじ1弱の薄口醤油を入れるとよいでしょう。 具の種類や汁の味つけ、餅の形などは地方によって様々である。 雑煮の語源、由来は? 雑煮の由来については諸説あり、定かではありませんが、一説によると、室町時代に武家社会の儀礼的な宴で出されたのが始まりだといわれます。 本膳料理の前菜として、お酒を飲む前に胃を温めるために、餅や野菜など雑多な具の入った煮ものを食べました。 五臓を保養することから 保臓(ほうぞう)と呼ばれ、「宝雑」「烹雑」と書くこともありました。 烹は「煮る」と同じ意味なので、烹雑は「煮雑」とも呼ばれ、これがのちに反転して雑煮となったといわれます。 餅の名前の由来は? 餅の名前の由来については諸説ありますが、古代では、遠出をするときに、もち米を蒸した弁当の 持ち飯(もちいい)を持参したことから転訛したという説もあります。 平安時代には、白いつき餅の他に、すでに大豆や小豆、ゴマ、栗などを加えたお餅も作られ、普段の日にも食べられていたようです。 庶民には江戸時代に定着 お雑煮を食べる習慣が庶民に定着したのは、江戸時代の元禄(1680年代〜5代将軍徳川綱吉の頃)の頃からだといわれています。 江戸時代にも正月以外に食べられていた記述があるそうで、正月料理に限定されていたというわけではないようです。 関東の雑煮がおすましなのは何故? 関東風のお雑煮は、味噌ではなく醤油仕立てのすまし汁です。 江戸で味噌を使わないのは、武家が「ミソをつける(失敗する、しくじるの意味)」という言葉を嫌ったためだといわれますが、銚子や野田などの 醤油産地が近かったからという理由の方が有力です。 また、その土地の食文化も融合して郷土色豊かなお雑煮となりました。 角餅と丸餅の違いがあるのはどうして? お餅には、四角い角餅と丸い餅の2種類があります。 東日本は角餅が多く、西日本は丸餅が多いです。 西日本 西日本は、お雑煮発祥の地である 京都の食文化の影響を強く受けたため、 丸餅が広まりました。 東日本 江戸文化の影響を受けた東日本では 角餅が広まりました。 関ケ原の合戦 関ケ原の合戦(1600年)以降、各地の大名が、西軍( 豊臣派が丸餅)か東軍( 徳川派が角餅)か、いずれに味方したかで分かれたという説もあります。 しかしながら、一部鹿児島で角餅を使う地方があるそうです。 角餅と丸餅の境界線は? 富山、岐阜、愛知より東が角餅、それより西(石川、福井、滋賀、三重以西)では丸餅が使われます。 境界線は複雑で、石川、三重あたりは両方が混在する地域もあります。 例えば、石川県の金沢では角餅が主流ですが、同じ石川県でも加賀と能登などは丸餅を使います。 詳しくは伝承料理研究家のの研究資料をご覧下さい。 関東の雑煮に小松菜が欠かせないのは何故? 小松菜は、東京都江戸川区小松川の地名から付けられた名前です。 江戸時代に将軍徳川吉宗が鷹狩りの際に小松川に立ち寄った時に、村には献上するものが何もなく、餅のすまし汁の中に色どりの青菜を入れて出したところたいそう気に入ったといいます。 青菜に名前がないため、吉宗が村の名前を取って小松菜と命名したといいます。 全国的にすまし汁が多いのはどうして? 全国的にはすまし汁が68%と多い。 すまし汁は、東日本一帯と、四国、山陽、九州など西日本でも圧倒的にすまし汁が主流です。 全国的にすまし汁が多いのは、 参勤交代によって江戸の文化が地方に伝わったためといわれます。 すまし汁とは? かつお節や昆布等で出汁をとり、醤油、塩などで味を付けた透明な吸い物。 おすましともいう。 お雑煮のカロリーは? 野崎洋光さん分とく山のお雑煮のカロリーは1人分が134kcalです。 低カロリー雑煮は184kcalです。 いずれも1個50g 118kcal の角餅を使用しました。 関東で角餅が使われるのはどうして? 関西地方では丸餅、関東周辺は角餅を使う傾向があります。 江戸時代の江戸には人口が多く、一つずつ手で丸める丸餅では手間がかかりました。 餅をつく専門業者が一気にのして、後日各家で少し固くなったものを切りました。 こうしてのし餅(角餅)が関東で普及したといわれています。 一方関西では昔から、円満を意味する丸餅が使われていました。 現代では角餅派が増えている? 丸餅を使っていた関西や中国、四国の地域でも、角餅を使う地域が広がっているといいます。 雑煮のおおまかな分類は? 関東風 醤油仕立てのすまし汁で、角餅を焼いて入れる。 関西風 白味噌仕立てで、丸餅を焼かないで煮る。 赤味噌を使う地域があるの? 近畿地方内陸部と太平洋・瀬戸内海沿岸部地域は 白味噌が使われますが、福井、京都、兵庫、島根、鳥取などの日本海側地域では 赤味噌が使われるそうです。 餅の雑煮の調理法は?• 焼いて香ばしさを出してから汁に入れる。 (もしくは椀に入れてだしを張る)主に角餅。 生のまま汁に入れて煮る。 主に丸餅。 丸餅を煮る地域は? 関西、近畿、中国、四国は丸餅を煮る地域がほとんどです。 九州は丸餅を焼く地域と煮る地域が混在しています。 角餅を焼く地域は? 東日本の多くが角餅を焼きます。 煮るか焼くかの境界線は? 煮るか焼くかの境界線は、石川、岐阜、三重で引かれます。 これより東で焼かれ、西では煮ます。 境界線の3県内では両方が混在しています。 静岡県と新潟県も角餅を焼くところと煮るところが混在しています。 角餅をどうして煮ないの? 江戸の武家文化は餅の 煮崩れを嫌ったと言われています。 雑煮は各家庭で違うの? お雑煮は、地域性ばかりでなく、家庭ごとに調理法が異なります。 角餅か、丸餅か、煮るか焼くか、汁はおすましか味噌かでも異なりますが、地域ごとの具材も変化に富んでいます。 加えて結婚した相手の出身地や好みも融合するでしょうから、隣近所とも違う、その家庭独自の雑煮になっていると思います。 雑煮の代表的な野菜の具は? 大根、里芋、小松菜、ほうれん草、三つ葉、椎茸など。 青菜として 小松菜、三ツ葉、 ほうれん草がよく使われます。 関東では小松菜が青菜として入ります。 金沢ではセリが入ります。 色どりとして 彩りを添えるために人参、蒲鉾、海老がよく使われます。 香り付けとして 香りづけに柚子の皮が入れられます。 雑煮に入れる肉は何? 鶏肉が圧倒的に多いですが、肉類は入れない家庭も多いです。 かつお節をかけるの? かつお節をかける家庭も多いです。 関東では青海苔もかけます。 地方による違いが大きいです。 雑煮のだしは何? 関東はかつお節と昆布でだしをとります。 京都は精進料理の影響で昆布だけでだしをとります。 その代わり上から花かつおをかけます。 瀬戸内海沿岸では煮干し、岡山県北部はスルメ、新潟県は鮭の頭でとります。 日本各地の雑煮の特徴 東京 昔ながらの江戸風雑煮は、かつお節や昆布でだしをとり、醤油で味付けしたすまし汁。 シンプルな雑煮で、焼いた餅の香ばしさや だしの香りを楽しむのが重要な要素です。 だしが濁らないように具を一度下ゆでします。 角餅を焼き、具は小松菜や鶏肉が定番。 三つ葉や柚子の皮、海苔を飾って、香りを楽しみながらいただきます。 京都 京都のお雑煮は 濃厚な白味噌仕立てで、丸餅を煮て入れます。 具は細い大根の輪切りと、里芋の親芋を切らずに丸ごと入れるだけ。 金時人参を入れる場合も丸い形にします。 精進料理の影響で、だしは昆布だけ。 かつお節は花かつおを上からかけるだけです。 新潟県 鮭とイクラの親子が入る豪華な雑煮。 だしは鮭の頭でとります。 豪雪地帯なので、餅つきや塩ザケ作りは、ハレのごちそうというだけでなく、越冬の準備でもあったようです。 岩手県 醤油仕立てのすまし汁に、焼いた角餅を入れる。 アワビやイクラなど三陸沖の海の幸がたっぷり入る豪華な雑煮。 お雑煮に入っている餅は、 クルミだれ(クルミを擦ったものに砂糖や醤油で味付けした甘いタレ)につけて食べます。 甘い味つけなのは、砂糖など甘いものが貴重だった時代の名残とも考えられます。 石川県 石川県は、角餅か丸餅かの境界線と、餅を煮るか焼くかの分類の境界線上にあるため、東西両方の特徴が混在しています。 金沢では昆布とかつお節のだしに、醤油で味付けしたおすましを作ります。 その汁に角餅を焼かずに入れて煮、せりとかつおぶしを添えるという質素なお雑煮です。 同じ石川県でも加賀と能登では、角餅ではなく丸餅を煮ます。 名古屋 名古屋の雑煮は 日本一質素でシンプルな雑煮といわれます。 汁はかつおだしの醤油仕立てのおすまし。 角餅をやわらかく煮、小松菜の一種であるもち菜を入れて、花かつをのせるだけです。 具が少ないので箸で名(菜)を持ち上げることができるのだそうです。 また、倹約をし、いざというときに派手に振るまえるようにするのが尾張流という説もあります。 香川県 昆布とかつお節でだしをとった白味噌仕立ての汁に、 小豆餡(あん)を入れたあん餅が入った雑煮。 大根、人参、里芋、青菜、油揚げ、青海苔など具は家庭によって様々 島根県出雲 島根県の出雲や鳥取では、小豆(あずき)を用いた ぜんざい仕立ての雑煮があります。 甘い菓子が高価だったため、年に一度だけぜんざいを楽しむのが雑煮の風習になったとも。 長崎県島原 長崎県島原の雑煮は華やかな 具雑煮(ぐぞうに)。 かつおと昆布のすまし汁に、鶏肉団子やブリ、海老、鯛、大根、人参、里芋、クワイ、かまぼこなど海の幸や山の幸、10種類以上の具を入れて煮立て、最後に丸もちを入れます。 季節や風習にとらわれずに通年食べられます。 沖縄 沖縄ではお正月に雑煮を食べる習慣はないそうです。 北海道 元々北海道は雑煮食文化のない地域でした。 明治以後に本州から移り住んだ人々が持ち込み、現在では醤油のすまし汁に角餅。 鶏肉と野菜を入れたお雑煮が食べられています。 鮭やイクラを入れた越後風(新潟)の親子雑煮も食べられるそうです。 餅の豆知識 知って得するお餅に関するダイエット情報 餅は太りやすいの? 食べすぎに気をつければ太ることはありません。 ご飯に比べてつい食べ過ぎてしまうことが太る最大の原因のようです。 太りやすい理由として以下のようなことが考えられます。 ご飯に比べて血糖値を上げやすい。 餅はご飯に比べて密度が高い。 こねてかさが減った分、食べ過ぎてしまう。 餅はよく噛まないため、つい食べすぎてしまう。 正月にTVを見てゴロゴロする。 運動不足でカロリー消費できない。 餅のメリットは?• 腹もちがよいので、 間食を抑えらます。 餅米はお米(うるち米)より体を 温めます。 冷え性や、冷えによる下痢に効くといわれます。 雑煮にすると、根菜類も入れるのでさらに体が温まります。 砂糖などのような吸収が早い糖質は、エネルギーとして使われる前に体脂肪として体に蓄積されてしまい、太ってしまいます。 それに比べ餅のでんぷんは、消化されるのに時間がかかります。 ゆっくりとエネルギーとして利用されていくので、 体脂肪になりにくい特徴があります。 餅のデメリットは?• 餅米には利尿作用を抑える作用があるので、 むくんだり、尿の出が悪くなったりする人がいます。 逆に夜中に何度もおしっこに起きる人にはよい食べ物だそうです。 餅を食べるとじんましんや湿疹ができる人もいます。 アミロペクチンという粘りのあるでんぷんが、 米アレルギーに何らかの作用を及ぼしているのではないかといわれています。 便秘になったり、便が固くなるという人が多いようです。 2個ならご飯普通盛り(普通盛り135g、227kcal)と同じくらいのカロリーです。 角餅は丸餅より20g位大きいので注意しましょう。 詳しくは お餅をスポーツ選手が試合前に食べるのはどうして? マラソン選手など持久力を必要とするアスリートは、試合前によくお餅を食べるといいます。 効率よくエネルギー補給できるからです。 お餅は少量でも多くの糖質が摂れます。 ご飯より消化に時間がかかるため、エネルギーとして少しずつ燃えて長持ちします。 スタミナ勝負のエネルギー源にピッタリです。 お餅はどうして腹もちがいいの? の説明によると、餅のでんぷんアミロペクチンの粘りのために、消化酵素がなかなか入り込めず、もち米のでんぷんは分解に時間がかかります。 そのため、餅は「腹持ちがいい」そうです。 詳しくは 太りにくい雑煮の食べ方は?• 食物繊維と一緒に食べるとGI値を下げます。 また、野菜の食物繊維は、噛む回数を増やすので満腹中枢を刺激して、食べ過ぎを防ぎます。 雑煮に根菜類をたっぷり入れると体を温める効果もあります。 また、餅は便秘になりやすいので予防のうえでも食物繊維の摂取は大切です。 餅のGI値 餅85、焼餅83、磯辺焼き61、黄な粉餅66、お汁粉89、雑煮93• 鶏肉や海老も入れれば満腹感も増し、餅の食べ過ぎを防ぎます。 たんぱく質は食後の体温を上げたり、栄養バランスもよくなります。 餅の主成分は炭水化物なので、体内で代謝されるためには ビタミンB1を必要とします。 ビタミンB1は豚肉に多いので、豚肉料理を一緒に食べるなどすると、効率よくエネルギーにすることができます。 雑煮を2個食べたい場合は、雑煮のお餅を1個にし、もう1個は 磯辺巻きにして食べましょう。 腹もちがよくなります。 海苔は食物繊維も豊富。 ビタミンやミネラルの宝庫で、餅の糖をエネルギーに変えてくれるビタミンB1も豊富です。 餅がもちもちするのはどうして? お米のでんぷんアミロースは、たくさんのブドウ糖が直線的につながっています。 イメージとしては、ラセン状の形態です。 真っ直ぐで枝が少ないため、絡みにくく、あまり粘りません。 ご飯が冷めたらパサパサしたり硬くなるのはアミロースが原因です。 一方、餅米のでんぷんアミロペクチンは、まるで木の根のように枝分かれしながら複雑につながっています。 イメージとしては、竹ぼうきみたいな構造をしています。 アミロペクチンは枝状の構造が互いに絡みあって粘りがでます。 これがもちもちの食感の正体です。 加熱して練っていくと、この差はさらに顕著になります。 餅になったアミロペクチンはどんどんからみ合い、引張っても離れようとせずにのびますが、アミロースの方は、すぐに切れてしまいます。 餅を焼いたら膨らむのはどうして? 餅のでんぷんのアミロペクチンの分子構造は、搗かれて捏ね回されることで 網状に絡み合います。 表面は硬いですが、蒸したりついたりした時に 水分が内側に閉じこめられています。 焼くなどして熱を加えると内側にある水分がでんぷんの枝に入って、再び軟らかくなります。 熱せられて 水蒸気になり、水分や 気泡が膨張します。 網の目のおかげで切れにくく 伸び縮みが自由、お餅が膨らむというわけです。 餅をのどに詰まらせた時 餅をのどに詰まらせる窒息事故の予防・応急手当の情報 正月に多い餅の窒息事故 毎年正月には餅を食べて喉を詰まらせる事故が増えるので、注意喚起の為、ニュース報道を記しておきます。 もち詰まらせ高齢者10人死亡、東京などTBS系(JNN) 2011年1月3日 月 東京消防庁によりますと、都内では元日と2日の2日間に40代から95歳の男女24人がもちをのどに詰まらせて病院に運ばれました。 大半が高齢者で、このうち葛飾区に住む男性ら70歳から95歳の男女6人がお雑煮などでもちを食べた際、のどに詰まらせて死亡したということです。 また、神奈川や千葉、埼玉でもあわせて4人がもちをのどに詰まらせ死亡しました。 東京消防庁などはもちを小さく切って食べることや、高齢者や小さい子どもが食べる際には家族がそばにいて付きそうことなどを呼びかけています。 岩手県一関市の取り組みが餅窒息事故防止の参考になる? 朝ズバッ!では、お餅をよく食べる習慣があるのに、のどに詰まらせる高齢者が少ないという岩手県一関市を取材しました。 みのもんたの朝ズバッ! 2011年1月5日(水)TBS 一関市では餅を…小さく切る。 小さく盛り付ける。 餅を食べる前に、一口 大根おろしを食べるといいます。 その都度。 のどを湿らせる効果があるそうです。 餅を喉に詰まらせる人の多くは 男性だといいます。 原因として考えられるのは、大食い、早食い。 大きなまま一口でほおばるのだろうとのこと。 休み明けに多いという。 正月に夜更かしをして、体力を落としているところに餅を食べて詰まらせるようです。 とにかく、高齢者、子供たちには小さく切って、よくかんで、食べてもらう工夫が大事だそうです。 餅が喉に詰まったときの応急手当は? の「食べ物による窒息事故を防ぐために」に応急手当法が紹介されていたので抜粋します。 万が一、つまった時のために応急手当を覚えておきましょう。 119 番通報を誰かに頼み、ただちに以下の方法でつまった物の除去を試みます。 背部叩打(こうだ)法 乳幼児では、口の中に指を入れずに、乳児は片腕にうつぶせに乗せ顔を支えて、また、少し大きい子は立て膝で太ももがうつぶせにした子のみぞおちを圧迫するようにして、どちらも頭を低くして、背中のまん中を平手で何度も連続して叩きます。 なお、腹部臓器を傷つけないよう力を加減します。 ハイムリッヒ法(腹部突き上げ法) 大人や年長児では、後ろから両腕を回し、みぞおちの下で片方の手を握り拳にして、腹部を上方へ圧迫します。 この方法が行えない場合、横向きに寝かせて、または、座って前かがみにして背部叩打法を試みます。 高齢者では食べ物が口の中にたまっているのが見えれば、まず、ハンカチやガーゼなどを巻いた指で口から掻き出すことを試みます。 消防署の餅事故防止情報は? を抜粋して事故防止のポイントを記しておきます。 食品を小さく切るなど、食べやすい大きさにしてから食べる。 急いで飲み込むことなく、ゆっくり噛み、だ液とよく混ぜ合わせてから飲み込む。 食事の際は、お茶や水を飲んで喉を湿らせるなど、水分と一緒に食べる。 遊んだり、あおむけに寝た状態などで食べない。 食べ物を口に入れたまま、喋ったりしない。 食事中に、驚かせるような行動をしない。 歯のない高齢者等は、入れ歯をして、しっかり噛んで食べる。 乳幼児や高齢者と一緒に食事をする際は、適時食事の様子を見るなど注意を払うよう心がける。 応急手当の方法をよく理解しておく。 乳幼児に多い理由 乳幼児は、主に臼歯がなく食べ物を噛んですりつぶすことができないことや食べながら遊んだりする傾向にあるため、窒息事故が発生しやすくなっています。 高齢者に多い理由 高齢者は、一般に、噛む力や飲み込む力が弱い、だ液の分泌量が少ない、詰まりかけた時に咳をする反応が弱いなどのため窒息事故が発生しやすくなっています。 応急手当の方法は? チョークサイン(のどをかきむしるようなしぐさをして、苦しい状況を示そうとすること)を出しているとき、声を出せないとき、顔色が急に真っ青になったときなどは、食べ物などにより気道が塞がれていることが疑われます。 そのような時は・・・• まず咳をすることが可能であればできる限り、 咳をさせます。 咳もできずに窒息しているときは、年齢・性別に関係なく実施可能な 背部叩打法(はいぶこうだほう)を行いましょう。 背部叩打法の実施手順• 食べ物を詰まらせた人(以下「傷病者」といいます。 )が立っているか座っている場合は、やや後方から片手で傷病者の胸もしくは下あごを支えて、うつむかせます。 (傷病者が倒れている場合は、傷病者を手前に引き起こして横向きにし、自分の足で傷病者の胸を支えます。 片手で傷病者の顔を支えます。 もう片方の手の付け根で、傷病者の肩甲骨と肩甲骨の間を強く4〜5回、迅速に叩きます。 口の中を見て食べ物が出てきたら取り除きます。 異物除去の応急手当は、が写真付きで分かりやすかったです。 視覚で確認しておくといざというとき役立ちそうです。 NHKためしてガッテンの餅窒息事故防止情報は?(HPからの抜粋) もち窒息事故ゼロをめざして…毎年、もちをのどに詰まらせてしまうという事故が後をたちません。 そこにはもちの物性に加えて、心理的な作用も関わっていると考えられます。 一つは、自分は大丈夫だろうという 油断。 そしてもう一つは、飲み込めそうだという無意識の 誤解。 常に事故を意識する…人は、食べ物を飲み込むとき、いったん細かくかみ砕いてから、それを唾液と一緒にもう一度塊にして飲み込みやすくしています。 その点、もちはもともと塊なので、まとまりにくさや飲み込みにくさを感じることが少ないのです。 その一方で、もちはかんでもかんでもなかなかかみ切れないので、大きな塊のまま飲み込んでしまいがちなのです。 つまり事故を防ぐには、もちを食べるときには、 のどに詰まってしまうかもしれないと常に 意識することが、シンプルですがとても重要なのです。 薄く小さく切る…さらに、事故を減らすためにガッテンが提案するのは、「もちを薄く(小さく)切って食べること」。 もちの厚さを半分にすると、大きな塊のまま飲み込んでしまう危険が減るとともに、かむときのあごの筋肉への負担も半減します。 さらに、たくさんかむことによるストレスが減った分、喜びの脳波が多く出ているという傾向も見られました。 もちをのどに詰まらせないための方法…少しずつ食べる。 十分かむ。 口の中を湿らせる。 おしゃべりしながら食べない。 もちがのどに詰まってしまったときは、まず次のような応急処置を試みてください…せきをさせる。 背中をたたく。 指でかき出す(無理はしないよう注意)。 腹を上方に圧迫する(身体の弱いお年寄りや小さな子どもには、力が入りすぎないよう注意).

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雑煮 めんつゆ

お雑煮、好きですか? お雑煮って、各地でだしも具材も味つけも変わる。 変わるというより、もう千変万化!バリエーションの多さに魅了されて、すっかりハマって早7年のライター、ハクオーです。 今回は各地のお雑煮のユニークな実態、ご紹介できればと思います。 強力な助っ人をふたり、頼んでいますよ。 左が、 県出身、。 ライターとして、日本各地をまわり郷土食や民俗文化を取材されています。 全国の祭礼食などを紹介する 『日本まじない食図鑑~お守りを食べ、縁起を味わう』(青弓社)が去年の秋に刊行、話題になりました。 右は編集者でライターの 野原さと子さん、 府のご出身。 教育・生活・健康系の出版社に長く勤務されたのちフリーに。 料理や栄養情報系の記事がご専門です。 今回はよろしくお願いします! おもちは丸? それとも角? 白央:先日、別の仕事で 「自分だけのお雑煮を作ってみよう」という企画をやってたんですよ。 こんなお雑煮があってもいいじゃないか、的なね。 野原:面白そうですね。 白央:料理好きの人を集めてやってみたら、それこそタイ料理のスープでお雑煮を作る人がいたり、チャンポン風のお雑煮作る人が出てくる。 ちょっとキワモノすぎるかなあ……と思ったら、これが 食べてみるとちゃんとお雑煮になってる。 その要(かなめ)になるのが、おもちだったんです。 吉野:おもち? 白央:逸脱もすぎるかな、というスープにおもちを入れると不思議とお雑煮感が出るんですね。 食べると「あ、お雑煮としてアリだ」って思える。 これは発見でしたよ。 やっぱり、雑煮を雑煮たらしめているのはおもちなんだな、と。 そんな雑煮のキーポイント、おもちですがおふたりの家の雑煮は……。 吉野& 野原:丸もちです。 白央:うちは角もち。 おふたりがと九州のご出身で、私は母の実家が。 野原: ざっくりと、東日本が角もちで、西日本は丸もちが定説ですね。 白央:日本海側だとから以西、太平洋側だとを越えたあたりから丸もち文化圏になるよう。 伝承料理を研究する奥村彪生先生の本などを読むと、 丸もちが日本古来の形だそうですね。 角もちは江戸時代に、それこそ江戸の都で生まれた。 長屋暮らしで、もちをつくこともままならない町民のために「賃つき餅屋」という職業ができて、長方形に平たくのしたもちを売り、それを四角に切って食べたのだそう。 吉野 & 野原 :なるほど。 白央:おふたりは角もちって違和感ありますか? 吉野:お雑煮は必ず丸もちだったので、角もちだとやっぱり違和感ありますね。 ただ私の地元ではもちつきをして、お雑煮用のおもちをついていたんですが、残りはのして、角もちにもしていたんです。 なので、お雑煮以外だったら角もちもなじみがあります。 野原:私も子どもの頃は祖父母の家でおもちをついて、いとこたちと一緒に丸めました。 懐かしいですね。 雑煮は必ず丸もちですけど、市販の角もちはよく買いますので、違和感というほどではないです。 白央:最近はニーズが増えたのか、関東のスーパーでも丸もちを売ってるところ見かけますね。 私は東北育ち、角もちを焼いてお雑煮に入れるのがお正月の定番の光景ですが、 西日本の丸もちだと焼かないところも多い。 吉野& 野原:はい、焼きません。 煮ますねえ。 白央:このへんも細分化するときりがないので(笑)、おふたりの実際のレシピ、そろそろ教えていただけますか。 吉野:じゃあ、始めましょうか! だけど寄りのお雑煮 白央:さっそくですが、吉野さん家はどんなお雑煮ですか? 吉野:うちは 2つ作るんですよ。 母の実家と、父の実家の作り方で。 白央:ああ、そういうご家庭はけっこうありますね! 吉野: 母の実家は九州の県で、大隅(おおすみ)半島の上のほう。 県の県境、都城(みやこのじょう)の近くです。 なので「ザ・雑煮」というよりは、宮 崎の雑煮に近いと思います。 白央:県ができる以前から食べ継がれているものだから、ひと口に「〇〇県のお雑煮はこれ!」とは言えないのは当然ですよね。 だからお雑煮は面白い。 さて吉野さん、ざっくりレシピを教えてくれませんか。 吉野:実際に作ってみましょうか。 我が家のお雑煮には、一般的なもやしよりずっと長い豆もやしが欠かせません。 うちのほうだと 「おやし」って呼ばれるんですよ。 吉野さん家のお雑煮(九州・都城エリア) 【材料】• だし……どんこ(干し椎茸)と昆布• 下にちっちゃくあるんですけどね……(汗) 【作り方】• どんこ(干し椎茸)と昆布はひと晩水につけておく。 鶏ささみはそぎ切りして、サッと熱湯にくぐらせる。 三つ葉、白菜、おやしをそれぞれ食べやすい大きさに切る。 カマボコはスライスに。 三つ葉とおやしは下ゆでする。 1のだしに鶏ささみを入れて煮て、鶏からもだしを取る。 醤油、みりん(材料外)で味つけ。 白菜と丸もちを入れて、おもちが柔らかくなるまで煮る。 2の具材も加えて軽くあたため、お椀に盛り、ユズ皮の細切りをのせて完成。 白央:昆布・干し椎茸・鶏だしと、うま味トリプルですねえ。 そのぶん味つけは醤油でシンプル。 吉野: その醤油なんですが、九州のものはかなり甘いんです。 これじゃないと地元の味つけにならないので、帰省したときによく買っています。 お刺身もこの醤油で食べるんですよ。 さて、完成図がこちら! 白央:おやしがいい存在感! 見た目も華やかで、美しい。 吉野: おやしは「一年をまめまめしく過ごす」という願いが込められているそうです。 白央:おせちの黒豆と一緒ですね。 縁起を大事にするのは、正月食のベースだ。 育ちの野原さん、いかがですか? 野原:もやしのシャキシャキした食感が新鮮! こんなに長くてきれいなもやしがあるなんて知らなかったです。 ゆずの香りが爽やかで、おつゆはちょっと甘いんですね。 白央:醤油自体が甘めなのと、みりんも入ってますもんね。 でも全然くどい甘さじゃなくて、優しい味わい。 お代わりしたくなるなあ。 野原:初めて食べたのに懐かしいような、ほっとするようなお雑煮ですね。 吉野:ありがとうございます。 じゃあ、父のほうのお雑煮を作りますね。 筑豊エリアのお雑煮はあごだし 吉野: 父方は九州でも県、北九州に近いエリアなんです。 いわゆる筑豊地方。 こちらのお雑煮に欠かせないのが、 あごだし。 白央: トビウオを焼いて干したものですね。 の人も「お雑煮にはあごだしが欠かせない」ってよく言うなあ。 煮干しとはまったく違う野趣がありますね。 それでいてクセは強くない。 おだやかでしっかりとしたうま味。 吉野:地元ではうどんやラーメンのつゆにも使われるんですよ。 本当は丸干ししたものを前の晩から水に浸けておくんですけど……。 白央:すいません吉野さん! 今回は予算の関係でパックだしにさせていただきました……。 吉野:それは聞いたことがありませんでした(笑)。 縁起や由来は後付けのものが多いと聞きますから、聞いた方が納得できるならいいのでは。 確かに、アゴが落ちるくらいおいしいだしですからね。 吉野さん家のお雑煮(九州・筑豊エリア) 【材料】• だし……あごだし• 煮るとかつおだしに似た味がすることから、この名になったそう。 しかし入手できず、今回は小松菜で代用しております。 ブリは塩をして、グリルで軽く両面を焼く(中まで熱を通さなくてよい)。 カマボコはスライスしておく。 小松菜は食べやすい大きさに切り、下ゆで。 鍋に水とあごだしパックを入れて、煮ておく。 あごだしにブリを入れて弱火で煮る。 ブリが固くなり過ぎないよう注意。 おつゆは薄口醤油、塩(材料外)で味つけ。 吉野:ここで煮ますので、最初にブリを焼くときは軽くでいいんです。 煮ることであごだしにブリのうま味を加えます。 煮すぎると身が固くなるので気をつけてください。 おもちを下ゆでして、柔らかくしておく。 それぞれをお椀に盛り、熱々のおつゆをはって完成! 吉野: このお雑煮は、つゆを楽しむものです。 あごとブリから出たうま味をたっぷりと味わってくださいね。 野原:ブリがダイナミックですね! おつゆに浮いた油にも迫力を感じましたが(笑)、さっぱりしていておいしいです。 あごだしも効いて、海が近いところのお雑煮だなあって思いました。 吉野: お正月にブリは欠かせないものでした。 昔は父が一匹買ってきてさばいて、お刺身にもして、お雑煮にもして、年末年始にかけていただいたんです。 白央:そういうの 「年取り魚」なんて言いますね。 大みそかにいただく魚。 東日本ではシャケ、西日本はブリが多い。 の三陸地方ではナメタガレイが年末のマストフィッシュ。 ちなみにではお雑煮にもシャケを入れる家が多いです。 まさに縁起もので、吉野さんの研究フィールドですね。 吉野:ブリは名前がどんどん変わっていくため「出世魚」と呼ばれます。 出世できるようにと縁起かつぎで食べられることが多いですよね。 さて今度は関西のお雑煮、野原さんよろしくお願いします! のお雑煮は白味噌 野原:特徴はなんといっても、味つけが白味噌という点ですね。 甘みの強さが特徴です。 塩分も一般的なみそのだいたい半分ぐらい。 白央: 以外でも、、、……近畿地方は白味噌雑煮が多い。 神戸あたりから西になると、またおすましが増えてくる印象です。 白味噌かおすましか、というのは武家が支配した土地かどうかというのが影響するそうですね。 「めでたさに味噌をつける」として、味噌は武家から忌み嫌われたのだとか。 野原:なるほど。 そして吉野さんのお雑煮をいただいて気づきましたが、あちらはタンパク質が豊富ですね。 私のほうはかまぼこぐらい。 メインは大根、にんじん、里芋です。 白央:かまぼこを入れる雑煮は全国各地で多いんですが、調べてみるともともとは入れてなかった地方も多い。 昭和40年代に入って栄養意識が高まり、「もっとタンパク質を摂りましょう」という動きが盛んになって、雑煮や煮物にかまぼこ、なると、ちくわなどの練りものを入れることが増えたようなんです。 その頃に、雑煮にかまぼこがプラスされた家庭もけっこうあるんじゃないかな。 ともかくも、材料をまとめてみましょう。 野原さん家のお雑煮(市) 【材料】• だし……昆布 かつお節• 具材……八つ頭(里芋の一種。 親芋と小芋が分かれず1つになっているもの。 今回は一般的な里芋で代用)、金時にんじん、大根、かまぼこ、削り節、丸もち 【作り方】• 昆布だしにかつお節を入れて軽く煮て、こしておく。 丸もちは別に煮ておく。 大根とにんじんは皮をむいて7~8㎜厚さの輪切りにする。 里芋も六法になるように皮をむき、それぞれ下ゆでをする。 今回は早く火が通るように、里芋も輪切りに。 かまぼこはスライスする。 だしに白味噌(材料外)をたっぷり溶き入れ、お椀に野菜ともち、かまぼこを盛り、おつゆをかける。 最後に削り節をのせる。 あれば三つ葉などをのせても。 野原:「 の中心部は昆布だしだけで雑煮を作る」ってよく聞きますが、うちはかつお節も加えます。 さらにはうちの母が県出身で、出身の料理家さんの本をバイブルにしていたんですよ。 白央:分かりにくいですね(笑)。 野原:ともかく、うちのお雑煮はいろいろミックスバージョンなんだと思います。 野原:大根とにんじんは一緒に下煮しておいて、里芋は別にゆでます。 白央:里芋のとろみがつかないようにするんですかね。 野原:はい。 そして大根とにんじんは丸くむきますが、これは「万事丸くおさまるように」なんて縁起があるようです。 うまいこと丸くむけませんでしたが……(汗)。 白央:万事丸く……おさまらなそうな(笑)。 野原:うっ……。 野原:白味噌は軽くトロッとするぐらい、たっぷり入れます。 白央: 普通のおみそ汁で使う味噌量の、だいたい2倍から2倍半ぐらいは使ってますね。 野原:そう! 初めて作ったときは「え、こんなに入れていいの!?」って不安になりました。 でもそれぐらい入れないと、白味噌雑煮にならない。 白央:「ポタージュか、ってぐらい濃いめにします」なんておっしゃっていたの人もいましたよ。 元日はぜいたくにという意味からでしょうかね。 また、冷めにくくもなるし。 野原:の冬は底冷えしますからねえ。 野原: おもちがお椀にくっつかないように、お椀の底に大根を敷きます。 お正月用の大根は、輪切りにしてもお椀に入るように細いんです。 白央:「正月大根」とか「ネズミ大根」なんて名前で、暮れの時期だけ売られますね。 野原:今日は普通の大根を皮を厚めに、小さくむいてみました。 白央:できあがり! 紅白できれいですな。 野原:にんじんは金時にんじん。 これじゃないと、我が家のお雑煮らしくならない。 吉野:いただきます! 吉野:うん、おいしい……! 本当に和風ポタージュ、ですね。 おだしがしっかり効いていて、味噌の香りともよく合います。 実家の九州は麦味噌なので、白味噌は上品に感じます。 白、赤、緑の色合いもおめでたい。 白央:これは以前に私が、のかたのレシピを参考にして作ってみた白味噌雑煮です。 このかたの家では、具は大根と里芋、丸もちだけでした。 かまぼこは無し。 昆布を効かせただしって、塩味がけっこう出るんですよね。 そこに甘い白味噌が加わると独特の味わいに。 こればっかりは体験しないと分からない。 クセになる味わいで、今では私も好物です。 野原:やっぱりお正月はこれを食べたくなりますね。 うちは夫が県出身なんですが、白味噌は甘ったるく感じるようでダメみたい(笑)。 だからうちも夫用と白味噌雑煮と、2つ作りますよ。 白央:なるほど。 おふたりはお子さんもいらっしゃいますが、どちらのお雑煮が好きだったりします? 吉野:子どもは どんことあごを「お正月の特別なだし」って感じているようで、雑煮のつゆは喜んで飲み干していますね。 普段はかつおだしを使うことが多いんですが。 野原:うちは、お正月をどこで過ごすか決まっていないんですよ。 毎年、行き当たりばったり。 なのでそれぞれの実家で、お義母さんたちが作るお雑煮をいただいています。 白央:野原さんのお子さんは白味噌雑煮、どう感じているようですか? 野原:あまりウケがよくないです。 そして夫の実家は、もともと山陰地方のお雑煮なんですよ。 あちらは、岩のりと丸もちだけのおすまし雑煮なんですが、数えるほどしか行ったことがないので、自分で作るにはピンとこないんですよね。 白央: のり雑煮、島根県の地方でよく食べられますね。 県の一部の沿岸部でも「はばのり雑煮」ってのり雑煮がありますな。 野原さんちのお子さん、のり雑煮は好んでいました? 野原:うちの子、おもちが大好きなんで、おもちだけ食べていたような……(笑)。 でものり雑煮、磯の香りが濃厚でおいしいものですよね。 県赤谷地方の雑煮 白央:それではうちのお雑煮をご紹介しますね。 母の実家は県の下越地方、新発田市から加治川をぐんぐん山のほうへ向かっていった、赤谷という地域なんです。 作り方をご紹介しますよ。 【材料】• だし……かつお節、昆布• 具材……大根、にんじん、里芋、鶏肉、なると、コンニャク、くるみ、角もち。 【作り方】• 野菜類は皮をむき、それぞれひと口大の薄切りにする。 なると、コンニャクも同様に。 コンニャクは3分ぐらい下ゆでする。 鶏肉も細かめに切る。 鍋に湯をわかし、昆布、かつお節でだしをひく。 1の具材を入れて煮る。 醤油、酒、みりん(材料外)で味つけ。 すり鉢にくるみを入れてすりつぶす。 2のおつゆを少しずつ入れながらのばしていく。 2のおつゆと具材をお椀に入れ、焼いた角もちをのせ、3のくるみペーストをかけて完成。 吉野:めずらしいですねえ! 野原:こういうものがあるって初めて知りました。 白央:私も「うちだけかな」って思ってたんですが、調べてみると赤谷から山越えた県、ちょっとくだって県の山あいのほうにも似たようなものがあるらしいです。 野原:くるみだれをそのまま食べてもおいしいし、たれをとかしながら食べるとつゆの味が変わって面白いですね。 野菜もたっぷりで、なんとも不思議。 くせになりそうです。 吉野:くるみだれを溶かしながらいただくとほんのり甘いんですね。 汁物というよりデザート感覚で味わえます。 それに、具だくさんなのがいい。 根菜、こんにゃく、くるみ等、山の恵みがたくさん。 冬の間に畑や山でとれるものを詰め込んだんでしょうね。 白央:固いくるみの殻を割るのは大人の仕事で、そこから中身をほじって、丹念にすりつぶすのは子どもの役目でした。 私も小さい頃やりましたよ。 これがけっこう大変。 でも、いい思い出です。 関東地方の一般的なお雑煮 さて次は、世の中的にメジャーな関東のお雑煮について。 白央:いわゆる、おすましですね。 だしはかつお節で、醤油とお酒(またはみりん)で味つけ。 具材は「鶏肉・青菜・カマボコ」が三大要素。 青菜は小松菜、ホウレン草、三つ葉が多く使われます。 そこに 焼いた角もち。 カマボコじゃなくて、なるとという人も。 吉野:私、こういうお雑煮食べたことないんです。 野原:実は私は最近、お正月はこのタイプのお雑煮を作っているんです。 こっちで白味噌雑煮作っても、水が違うからか実家とは別物に思えてしまって。 白央:な、なんと!! 野原:郷に入っては郷に従え、こちらで関東風のお雑煮作ってみたら、やっぱりおいしい。 で食べるんだったら、これが一番しっくりくるんでしょうね。 材料も手に入りやすいし。 白央:なるほどなあ。 お雑煮はそれぞれ、その土地の水に合っているもの……というのはなんか、説得力ありますね。 私はあまり気にせず各地のを作っては「おいしい~!」なんて喜んでいましたが、育った人からしたら微妙な差があるものでしょうね。 吉野:お雑煮の地域差って皆さん興味あると思うんですが、実際に食べられる機会は少ないですよね。 今日、三人が作っただけでもこれだけバリエーションがあるのだから、各地のお雑煮を食べ比べできるイベントがあったら面白いのにと思います。 野原:恥ずかしながら私、今までお雑煮って「白味噌雑煮とその他」ぐらいの認識ですませていました。 白央:非常に人らしいですね(笑)。 野原:ところが全国でそれぞれまったく違うので、びっくり。 材料が手に入れば、今後も違う土地のお雑煮、作ってみたいなと思いますね。 野原さん、吉野さん、きょうはありがとうございました! 撮影の翌日のお雑煮 撮影の翌日、こんなものを作ってみました。 野原家と吉野家の食材のあまりを全部、ひとつの椀でお雑煮に。 うん、うまい。 まるで、もともとこういうお雑煮がどこかにあったかのような……。 今回はおすまし雑煮、白味噌雑煮、もやし入り雑煮、くるみだれ雑煮と、まったくもって違うタイプのお雑煮を4つご紹介しました。 自分のイメージするお雑煮とあまりにかけ離れていると、人は拒否反応を起こしがちなもの。 しかし食べてみると、長年食べ継がれてきただけのおいしさが必ずあるものですよ。 もし機会があれば、ぜひとも各地のお雑煮を味わってみてください。 ともかくも皆様、どうぞよいお年を! 【おまけ】 ツイッターでこんなアンケートをとってみました。 【ご協力ください】お雑煮に関するアンケートです。 そして 「食べたいと思わず」派からは、「お餅が苦手」という声が少なからず聞かれました。 「糖質が気になる」「糖尿病なので、血糖が上がりやすいもちは避けている」という声も。 このあたりについても、おふたりからコメントいただきましたよ。 野原:糖質のこともありますが、白味噌雑煮は特に塩分も高いので、確かにハレの日の料理ではありますね。 私はおもち好きだし、何回でも食べたいって思っていたけど、たまに食べるから余計においしく感じるのかもしれません。 吉野:おもちのもっちり感が苦手な方やお年寄りの方なら、白玉で代用してもいいと思いますし、糖質制限の方は祖谷のもちなし雑煮にならっておもちを豆腐に変えて雑煮を作るという選択もアリなのではないでしょうか。 我が家では、子どもに食物アレルギーがあるため、おせちは全部アレルゲン不使用のアレンジおせちです。 自分が無理なく食べられる形で行事食を取り入れていけばいいと思います。 白玉で代用、というのは面白いですね。 そしてお雑煮もお代わりが過ぎると塩分とカロリー過多になりやすいもの。 お正月ぐらいはゆっくりして、あとはせっせと農作業……という時代ならばともかく、現代ではその面も気をつけたいですな。

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お雑煮の由来と歴史はコレ!

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関東のお雑煮とひと口に言っても、実は地域によってかなり違いがあります。 どんなお雑煮を食べているか聞くと、どこに住んでいるかある程度わかると言われているんですよ。 ここでは一般的な関東雑煮の特徴をご紹介しましょう。 ・お汁はおしょうゆベースのすまし汁 ・おもちは焼いた角もち ・具材は鶏肉、かまぼこ、しいたけ、青菜(小松菜など)、みつば、にんじん、大根 関東のお雑煮は昆布とかつお節でひいただしがベースのすまし汁が特徴です。 あっさりとしただしを引き立てるよう、具材は少なめ。 淡白な野菜を中心として、全体的にすっきりとまとまっています。 お雑煮に入れるおもちには、角もちを使用します。 これは昔から人口が多かった関東(おもに江戸周辺)では、ひとつひとつ手で丸めて作られる丸もちよりも、大きくのしてから切り分ける角もちのほうが効率がよかったためと考えられています。 お食事のはじまりに食べられるお雑煮には、これからごちそうが始まるぞ、という意味も込められています。 あっさりとキレのいい関東のお雑煮には、胃を軽く刺激する意味あいとともに、キレのよさを粋とした江戸っ子気質を反映しているのかもしれませんね。

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