英語 外部 試験。 入学試験概要

【大学受験】英語民間試験の見送り決定、2024年度より導入

英語 外部 試験

2019年11月1日、共通テストで行われる予定だった「民間外部試験の導入」が延期されることが決定しました。 2020年度から始まる共通テストでは、英語の試験で4技能を測定することを目的に「民間外部試験」の成績を用いることを発表していました。 それが、ここにきての延期発表… おそらく来年に向けて英検やGTECの対策に乗り出していた学生はいっぱいいたと思います。 学生だけではなく学校全体や大手予備校でも英検対策をカリキュラムに組み込んでいたところも多いです。 当ブログでも外部試験導入や英検の形式変更についての記事をいくつか書いてきました。 いまさら延期するくらいなら最初から導入しようなんて考えるなよ、って思っちゃいますよね~ しかし、この外部試験の導入はなぜ延期することになったんでしょうか。 国としてもこのタイミングで延期発表なんて批判されることは分かっていたはずです。 そこで今回は延期されるに至った背景や、今後どうなっていくのかを考えていきます! 目次• 導入システム上の問題 そもそもの導入システムが発表された時から批判はされてました。 システム自体は『』で詳しく紹介していますが、まず注目したいのは 評価方法ですよね。 利用できる外部試験は「英検」「ケンブリッジ英検」「TOEFL」「TEAP」「GTEC」「IELS」と数多くありますが、 その採点方式はもちろん試験によって違います。 そのため、これらの試験結果をまとめて評価するために大学側は「CEFR」に応じて成績を反映することになっていました。 「CEFR」とは簡単に言えば英語でどれくらいできるのかという基準を6段階で示したものです。 A1~C2までの評価段階があります。 これは確かにどうなんだ、って感じはしますよね。 正直6段階の評価って差もあんまりつかないと思いますし、 別々のテストの成績で評価しようってのはやっぱり難しいですね。 このテストならもっと点を取れたかもってなるとまあ納得しづらい部分があります。 また、 現在は民間試験の採点を大学生が行ってることも少なくありません。 そういったところでも不信感であったり納得できない気持ちが生まれてくるのは確かです。 ただし、 このシステムは大学側もあまりがっつりと利用する気はなかったと思います。 点数として加算する、と発表していた大学は少ない。 ほとんどの大学は出願条件として利用すると発表しており、求めるランクもそこまで高いものには設定していませんでした。 そもそも初年度利用を発表していたのは 全体の6割程度の大学のみ。 そう考えると実施をしててもそんなに影響はなかったかもな、とも思います。 やはり金額の問題は大きいですね。 当ブログでも紹介したように、1番安い英検の1番安い級でも受験料として 6000円はかかります。 加えて対策本や過去問などを買うとさらに費用がかかります。 年に2回受験できるといっても、それだけでなかなかの負担になります。 そして経済格差を生み出しているのが、受けるのが「民間試験」であるということです。 民間試験は大学入試のタイミングなど関係なく受験することができます。 別に受験学年にならなくても、です。 つまり、言い方がアレですが 受験料さえ払えばいくらでも同じ形式を受験できるってことです。 成績として利用できるのは受験学年で受けたものだけですが、 本番と同じ形式を受験して練習してるかどうかってのは大きく影響しますよね。 模試を受けて入試か模試を受けずに入試なら受けた方がいいに決まってます。 結局お金がある人が有利じゃないかって意見がでるのも納得できます。 またもう1つの格差が地域格差です。 試験によっては受験地が極端に偏ってるってことですね。 やはり都市部に集中してしまいます。 また受験地が遠くなるとその分交通費もかさみます。 結果として経済格差も助長してしまうことになるわけです。 上のように、 民間試験の利用は「不公平」につながりかねないんですね。 ただ個人的には、大学側はそこを分かっていてなんとか平等性を保とうとしたんだと思ってます。 さっきも言ったように成績に取り入れる大学は少ないし、求めるレベルも高くないことが多く、「そこまで外部試験重視してませんよ」って受験生にアピールをしてた気がします。 さて、その民間試験導入が延期になるきっかけとなったのがこの事件ですね… 「身の丈」発言 文部科学相である 萩生田文科大臣が上のような経済格差・地域格差による不公平性についての意見を求められた時の言葉です。 まあ言いたいことは分かるというか、そう言うしかないんですけど… 言い方ももちろんですが、 一番の問題はそう言わざるを得ないテスト形式を導入しようとしてたってことですよね。 経済格差を否定できないようなテスト形式を 新たに導入しようとしたところがなんだかな、と思います。 この発言の前に、萩生田文科相は「『あいつ予備校行っててズルいよな』ってのと一緒で」的なことを言っていますが、そういった経済格差を少しでもなくすために、いわゆる「教育を受ける権利」を保証するテスト形式を導入しなきゃいけなかったんじゃないかなと感じますね。 そしてこの発言を機に批判や不信感が爆発し、延期することになったんでしょう。 でも逆に延期を発表するきっかけができてよかったかもしれません。 このままズルズルいってても色々と批判も集まってたでしょうし、来年に入って延期発表なんて完全に手遅れですもんね。 なお、同文科相によると、 2024年には新たな英語試験を導入する予定のようです。 4技能を評価する、という方針は変わらないようですね。 こちらも今回と同じようにならないことを願います。 もともと11月1日から外部試験受験時に必要な「共通ID」の手続きが始まる予定だったので、さらに影響が大きくなる前に延期を発表したということになります。 なぜこんなシステムを導入しようとしたのかは分かりません。 上のような不公平性の問題は、 「民間試験にゆだねすぎた」ことから生まれているように思えます。 今後に関しては、そこを改善しないとなにもよくならないでしょう。 4技能を測定するという方針は必要だと思いますが、そこから先が宙ぶらりんすぎるというか、民間試験に丸投げ状態だった感も否めません… それなら別に大学入試に利用というカタチじゃなくても、大学に入学してから民間試験を受験させ、その結果を大学での英語の成績に反映させてもいいじゃないかって思います。 2024年から導入されるであろう英語の試験がどんな形になるのかは分かりませんが、今回の一件により不信感が大きくなってるのは事実です。 その中で人々を納得させれるテスト形式を発表できるのかってところですよね。 なんにせよ今回の延期発表により、教育現場では相当な混乱が起きています。

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英語外部試験の種類・特徴・受験しておくべき試験~英検・TEAP等~

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従来の大学入試で扱われる英語はリーディング偏重という特徴があったため、グローバル社会において英語でコミュニケーションが取れる人材を育成するために、2020年度からは、センター試験の代わりに4技能、特にスピーキングが含まれた試験が行なわれる予定となっています。 それに先立って、一部の大学ではすでに英語外部試験利用入試を実施しており、2017年度の入試では採用大学が前年に比べて2倍以上に急増しています。 具体的には、2016年度一般入試に英語外部試験利用入試を導入した大学は、国公私立大合計で50大学でしたが、2017年度には110にものぼり、一般入試のおよそ14%を占めています。 この増加傾向は今後も続いていくと考えられます。 特に最近では、西日本を中心に国公立大学も英語外部試験を利用してきています。 試験の採用率は、学習指導要領に沿った出題が特徴の英検が1位を占めています。 ただし、ほかの検定試験も利用できるケースが多く、各試験の特徴を把握し、自分に合った試験を受験することで、高い得点率をあげることができると考えられます。 語彙の難易度やライティングの語数など試験によってばらつきがあるため、人によって多少の得意不得意が出てくる可能性が高いためです。 また、試験によってはCBT(ペーパー試験ではなく、コンピュータを用いた試験)を導入しており、今後はキーボード操作やコンピュータへの録音などCBT形式に慣れることも重要になってくるでしょう。 大半の英語外部試験利用入試では、英検2級レベルで優遇措置が得られるケースが多く、難関大学では英検準1級の水準が要求されることが多い状況です。 そのため、高校の初期段階で英語力をつけて、英検準1級、またはそれに相当する資格を保有することは受験生にとって大きな利点となるでしょう。 人気記事 2. 英語免除・加点を採用している大学 2017年4月時点で英語外部試験を利用している大学のうち、英語試験自体を免除したり、本番の試験で加点を採用している大学を一部ご紹介します。 センター試験の得点換算をしている大学 2017年4月時点で英語外部試験を利用している大学のうち、センター試験の得点換算をしている大学を一部ご紹介します。 終わりに 2016年度入試から2017年度入試にかけて英語外部試験利用大学が2倍以上に増加していることを考えると、2020年度の入試改革の前であっても英語の検定試験が重要な地位を占めるのはほぼ確実だと言えそうです。 とりわけ、日本で受験人口の多い英検は、活用できる大学が最も多くなっています。 4技能を独学で習得することは簡単なことではありませんが、いずれはグローバル社会で英語を駆使していくことを考え、単なる入試のためだけの英語という狭い視点で見るのではなく、将来に英語を使って活躍していくことを考えて、積極的に英語の発信力(スピーキング、ライティング力)を養っていくべきではないでしょうか。 たとえ海外に行く予定がなくても、テクノロジーの発達により国と国の行き来が今よりも簡単になり、その結果、ますます多くの外国人が日常生活やビジネスの場に登場することが予想されます。 すなわち、大学入試は通過点にすぎず、その後も英語学習の重要性は継続していくことでしょう。 なお、入試制度に関しては、これからの数年間は過渡期となります。 最新の入試情報は常にチェックしておきましょう。 (参考) 旺文社|.

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CEFRとは CEFRとは、「外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment)」のことです。 外国語の運用能力を、言語の枠や国境を越えて同一の基準で測ることができる国際的な指標です。 欧州評議会(Council of Europe)により、20年以上にわたる研究と実証実験の末に開発され、2001年に公開されました。 現在では38言語で参照枠が提供され、語学教育の現場で活用されています。 言語資格を承認する根拠にもなるため、国境や言語の枠を越えた教育・就労の推進にも役立っています。 各レベルの概要 CEFRには、A1~C2の6つの等級があります。 従来の語学教育では、文法や語彙の知識の豊富さ・正確さを言語力として高く評価する傾向がありました。 これに対してCEFRは、「その言語を使って、具体的に何ができるか」という点から言語力を評価します。 したがってCEFRでは知識量と実用面の技能をバランスよく評価することができ、移住や就労、留学などの際に役立つ指標となっています。 一般に、CEFRを1レベル上げるには、指導者の下での学習が約200時間必要とされています。 段階 CEFR 能力レベル別に「何ができるか」を示した熟達度一覧 熟達した言語使用者 C2 聞いたり読んだりした、ほぼ全てのものを容易に理解することができる。 いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築できる。 自然に、流暢かつ正確に自己表現ができる。 C1 いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。 言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。 社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる。 複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の詳細な文章を作ることができる。 自立した言語使用者 B2 自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。 母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。 幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。 B1 仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。 その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。 身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。 基礎段階の言語使用者 A2 ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できる。 簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に応じることができる。 A1 具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることができる。 自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや、誰と知り合いであるか、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすることができる。 もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助けが得られるならば、簡単なやり取りをすることができる。 (より) 注目度上昇の背景 CEFRは2001年の発表以来、世界の言語教育に大きな影響を与えてきました。 その発祥地域であるEUでは、多くの教育機関ですでに利用されています。 例えば、「卒業までに、生徒の第二外国語のCEFRをB1レベルに上げることを目標とする」という具合です。 CEFRの、さまざまな言語を「その言語で何がどの程度できるか」という尺度でレベル分けする点が、客観的で実用性の高い指標として評価されているのです。 域内での人の移動を大幅に自由化したEUでは、就業・就学などに際し「私は、ドイツ語はA2でフランス語はB1です」などと、スキルのレベルを提示するようになりつつあります。 日本では、日本語版が2004年に発表されて以来、英語教育の指標として高校や大学で使われるようになりました。 2012年にはNHKが、英語の各講座のレベルをCEFRに対応した6つのレベルに再編成しました。 国内最大級の英語検定試験である英検(実用英語技能検定)も、CEFRに対応したスコア表示(英検CSEスコア)を2014年に試験的に導入、2年後に本格運用を開始しました。 グローバル化の進展と共に、語学、特に英語のスキルを国際的な指標で表す必要性は高まりつつあります。 英語だけでなく他の言語の資格・検定試験でもCEFRを取り入れる動きがあり、重要性は今後も増していくことでしょう。 大学入試への影響 現行の大学入試センター試験は、国公立大学と一部私立大学の入試に広く使われていますが、2019年度(2020年1月実施)を最後に廃止されます。 英語科目では、2020年度から2023年度にかけては、新しく始まる共通テスト「大学入学共通テスト」(1月実施)と、文部科学省が認定した民間事業者等が実施する英語の資格・検定試験(以下、民間試験)が併用されます。 大学入学共通テストでは英語の2技能(リーディング・リスニング)を、民間試験では4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)を測定します。 そして2024年度以降は、民間試験に一本化される予定です。 2018年3月、英検やTOEICテスト、IELTSなど9つの民間試験が大学入試センターにより認定されました。 CEFRは、目的や内容が異なるこれらの試験の結果を公平に比較するため利用されており、大学入試関係者の間や教育業界で、注目されるようになってきています。 英語・外国語検定試験とCEFR この項では、日本で広く利用されている英語資格・検定試験を取り上げ、CEFRとの対応関係をご紹介します。 また、他の言語の資格・検定試験とCEFRのかかわりについても解説します。 (以下で述べる各試験の情報は、2019年3月時点の情報に基づいています。 今後変更される可能性もあります。 ) CEFRによる英語資格・検定試験の比較 英語の資格・検定試験はそれぞれ、測定する範囲を決めて、その範囲内で受験者の実力を測るように設計されています。 以下では、各試験が測定範囲としているCEFRレベルを表で示しました。 試験名 A1 A2 B1 B2 C1 C2 英検1級 英検準1級 英検2級 英検準2級 英検3級 TEAP TEAP CBT TOEIC TOEFL iBT IELTS GTEC Core GTEC Basic GTEC Advanced GTEC CBT ケンブリッジ英検 Key ケンブリッジ英検 Preliminary ケンブリッジ英検 First ケンブリッジ英検 Advanced ケンブリッジ英検 Proficiency (を基に作成) CEFRで比較するメリット 英語資格・検定試験には、それぞれ独自の採点基準や配点があります。 したがって、別の試験の受験者同士を比較してその英語力の優劣を判定したいとき、スコアを比べても意味がありません。 このときに、受験者を「英語を使って何がどの程度できるか」という観点から評価するCEFRを使うメリットがあります。 また、英語資格・検定試験には、知名度や実施している地域にかたよりがあります。 例えば、英検は日本では抜群の知名度がありますが、海外での認知度はそれほど高くありません。 英検 英検という呼び名で知られている「実用英語技能検定」は、公益財団法人日本英語検定協会が実施する国内最大級の資格試験です。 内容は、日常生活からアカデミック、ビジネスまで幅広い分野を扱っており、小学生から社会人まで幅広い層が受験しています。 比較的安価で、受験地が多いのが特長です。 1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級の7つの級があります。 1級~3級は、4技能(リーディング・ライティング・リスニング・スピーキング)を測定します。 ペーパーテストと面接で行う「従来型」、コンピュータで行う「英検CBT」、ライティングのみペーパーテストでその他はコンピュータで行う「英検2020 1 day S-CBT」の3つの試験方式があります。 どの方式でも試験の内容や難度は変わりませんが、「英検2020 1 day S-CBT」は高校2年生しか受験できません。 詳しくは、をご覧ください。 受験可能な回数は未定。 詳細はでご確認ください。 CEFRとの対照 英検は、各級の合格がCEFRのA1~C1にほぼ対応しています。 加えて、英検CSEスコアによって、CEFRのレベルの中でもどの辺りに該当するのか、より細かく判定することができます。 CEFR 英検各級の測定範囲 英検CSEスコア C2 C1 1級 2600~3299 (1級合格:2630) B2 準1級 2300~2599 (準1級合格:2304) B1 2級 1950~2299 (2級合格:1980) A2 準2級 1700~1949 (準2級合格:1728) A1 3級 1400~1699 (3級合格:1456) (より) 目指すべきレベル 英検は、学習指導要領に沿って設計されているため、級と学年ごとの英語習熟度がほぼ一致しています。 また将来、英語を使う職場へ就職したいと思っている方なら、英検2級(B1)以上を目指すとよいでしょう。 はじめの1冊にオススメ! シリーズ! 6回分の過去問を本冊に掲載し、解答、解説、訳を別冊にまとめた、答え合わせと復習がしやすい作りの問題集です。 解答用紙とカラーの二次試験(面接)用問題カードは、切り離して使えるようになっており、本番気分を体験するのにぴったり。 Web特典の「面接シミュレーション」を使うと試験の流れを映像と音声で確認でき、一人ではやりにくい二次試験対策もばっちりです! 音声は、で無料で聞くことができます(ただし、書籍に記載されたパスワードの入力が必要です)。 TOEICテスト TOEIC(トーイック)テストは、アメリカに拠点を置く非営利テスト開発機関 Educational Testing Service(ETS)によって開発・制作され、日本では国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が実施・運営しています。 ビジネスの場面を想定した内容が多く、社会人や大学生など、英語を仕事で使う人や就職活動を視野に入れた人が多く受験しています。 CEFRとの対照 TOEICテストは、CEFRのA1~C1を測定できます。 目指すべきレベル 日本で2017年度にTOEICの公開テストを受験した人の平均点を見てみましょう。 5点(B1)、ライティングが141. 2点(B1)です。 2(B1) 136. 3(B1) 社会人 333(B1) 274(A2) 126. 2(B1) 145. 0(B1) 全体(学生+社会人) 320(B1) 261(A2) 124. 5(B1) 141. 2(B1) (IIBCより) IIBCが公表したによれば、回答した上場企業の15. 2%が「将来は要件にする可能性がある」と答えています。 3%、新入社員に期待するスコアは平均565点、中途採用社員では平均710点としています。 英語力を期待する上場企業では、B1レベルが求められると言えるでしょう。 2016年5月にリニューアルされた新形式問題に対応した模擬試験を、2回分収録しています。 さらに、スコアを上げるためのヒントをまとめた「即効!スコアアップ虎の巻」と、TOEIC攻略のカギとなる「重要ビジネスワード200」を収録した、特別冊子もついています。 はじめて受験する人にも、「何度か受験したものの、もっと高いスコアを目指したい」という人にもおすすめの1冊です。 音声は、で無料で聞くことできます。 トレーニングは、「文法」「スピーキング力」「タイピング速度」「ファンクション」という4つの側面から、発信力を総合的に上げる訓練をします。 音声は、で無料で聞くことできます。 IELTS IELTS(アイエルツ)は、ブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTSオーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同運営で保有する試験で、日本では日本英語検定協会とJSAFがそれぞれ実施しています。 留学目的のアカデミック・モジュールと、移住など学業以外が目的のジェネラル・トレーニング・モジュールとがありますが、この記事では受験者が多いアカデミック・モジュールについて説明します。 主な受験者は留学を希望する学生です。 ペーパーテストと面接で行われますが、2019年3月より、リーディング・ライティング・リスニングをパソコンで解答するCBT方式(CDI:Computer-delivered IELTS)も始まりました。 検定料 実施回数 受験地 25,380円 年最大48回 札幌、仙台、埼玉、東京、横浜、長野、金沢、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡、熊本 詳細は、あるいはをご確認ください。 CEFRとの対照 IELTSのテスト結果は、バンドスコアという、1. 0から9. 0までの0. 5刻みの指標で表されます。 4技能それぞれのバンドスコアと、その平均であるオーバーオール・バンドスコアがあります。 CEFRのB1~C2を測定できます。 CEFR バンドスコア C2 8. 5-9. 0 C1 7. 0-8. 0 B2 5. 5-6. 5 B1 4. 0-5. 0 A2 A1 (より) 目指すべきレベル 2017年にIELTSアカデミック・モジュールを受験した日本人の平均バンドスコアは、以下のとおりです。 技能 日本人の平均バンドスコア リスニング 5. 91(B2) リーディング 6. 09(B2) ライティング 5. 41(B1) スピーキング 5. 59(B2) オーバーオール 5. 81(B2) (IELTSウェブサイトより) 英語圏の一般的な大学へ留学する場合、多くはバンドスコア6. 0~6. 5を求められます。 ハーバード大学など名門と言われる有名大学では7. 0~7. 5を要件とするところも少なくありません。 つまり、B2~C1レベルの英語力が必要と言えるでしょう。 はじめの1冊にオススメ! 海外留学を目指してIELTSを受験する人のための総合対策本。 日本で初めてのブリティッシュ・カウンシル公認のIELTS問題集です。 試験形式から申し込み方法まで、IELTSの公式情報が掲載されています。 また、4技能の対策として、それぞれの出題形式、テストの流れ、評価基準、攻略法が書かれており、問題量も豊富なので、しっかりと対策ができます。 加えて、現時点での実力を測るのに最適な、本番形式の模擬試験と、切り離して使える解答用紙、模擬試験の結果からどれくらいのバンドスコアを取れるのかが把握できる換算表もついているので、直前の対策にもばっちりです。 他にも音声無料ダウンロード、IELTS学習アドバイスなどもあります。 IELTSの目標バンドスコア取得へ向けて、ぜひ「IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集」と一緒にがんばってください! TOEFL iBTテスト TOEFL(トーフル) iBTテストは、アメリカが拠点の非営利テスト開発機関Educational Testing Service(ETS)が開発した試験で、アカデミックな場面における英語力を測定します。 日本事務局は国際教育交換協議会(CIEE)です。 主な受験者は留学を希望する大学生・高校生です。 テストセンターで、1人1台のパソコンを割り当てられて受験します。 検定料 実施回数 受験地 235米ドル 40~45回 北海道、東北、関東、北陸、中部、関西、中国、四国、九州、沖縄 詳細はでご確認ください。 CEFRとの対照 TOEFL iBTテストは、各技能にスコアを30点ずつ割り当て、満点は120点です。 CEFRのB1~C1を測定できます。 CEFR スコア C1 95-120 B2 72-94 B1 42-71 A2 A1 目指すべきレベル 一般に、アメリカの大学へ留学するには61点以上、大学院なら80点以上が必要と言われています。 つまり、大学はB1、大学院ならB2レベルが求められると言えるでしょう。 ただし、ハーバード大学など名門と言われる有名大学ならば、100点以上、つまりC1レベルが必要とされることも珍しくありません。 はじめの1冊にオススメ! TOEFL iBTはコンピュータを使って受験する試験で、試験時間が4時間にもおよぶハードなテストです。 本番の試験で慌てたり、集中力が切れたりしないためにも、本書に収録された模擬試験すべてを受験できるWeb模試を利用して、試験に慣れておきましょう。 本書は模試に加え、受験情報、攻略法、学習アドバイスと、必要な情報をすべて網羅してあります。 音声は、で無料で聞くことできます。 本書を最大限に活用し、目標スコアを目指してがんばってください! TOEFL ITPテスト TOEFL(トーフル) ITPテストは、学校や企業などの団体単位で申し込み、その団体の構成員(学生・社員など)が受験します。 英語のクラス分けや到達度テスト、科目の履修条件、単位認定、海外留学の選考などに利用されています。 受験料は、団体や受験人数により異なりますが、TOEFL iBTテストの約7分の1と安価です。 テストの実施日や実施場所は、団体の都合に合わせて決めることができます。 とは全く別の試験で、そのスコアは、などの大学入試や、留学を希望する大学や大学院などに対する英語力の証明には使用できません。 詳細はでご確認ください。 CEFRとの対照 TOEFL ITPは、Level 1とLevel 2の2つのレベルがありますが、ここではより一般的なLevel 1について解説します。 Listening Comprehension(リスニング)、Structure and Written Expression(文法)、Reading Comprehension(リーディング)という3つのセクションがあり、310~677点の範囲で採点されます。 CEFRのA2~C1を測定できます。 CEFR TOEFL ITP C1 627-677 B2 543-626 B1 460-542 A2 337-459 A1 目指すべきレベル TOEFL ITPテストとは別の試験ですが、そのスコアには高い相関関係が認められます。 以下は、TOEFL ITPテスト(Level 1)とTOEFL iBTテストの総得点の比較を抜粋したものです。 この表から、「TOEFL ITPで500点を取れたから、もしTOEFL iBTを受けるなら60点程度を狙えるかな」などと目途をつけることができるでしょう。 留学にどの程度のスコアが必要かは、前項のTOEFL iBTテストをご参照ください。 TOEFL ITPテストのスコア TOEFL iBTテストのスコア 640 — 677 111 — 120 600 — 637 100 — 110 577 — 597 90 — 99 550 — 573 79 — 89 527 — 547 71 — 78 500 — 523 61 — 70 467 — 497 51 — 60 437 — 463 41 — 50 397 — 433 30 — 40 (TOEFL ITPテスト ウェブサイトより) はじめの1冊にオススメ! 「クラス分けや交換留学などでITPを受験することになったけど、何から勉強したらいいかわからない…」という方にオススメの1冊です。 1回分の模擬試験に加えて、リスニング/文法/リーディングの各セクションの攻略法を解説した「傾向と解答手順」も掲載していますので、あまり時間がない方も効率よく対策できます。 音声は、で無料で聞くことできます。 本書を活用して、目標スコアを目指してがんばってください! ケンブリッジ英検 ケンブリッジ英検は、英国ケンブリッジ大学の非営利団体ケンブリッジ大学英語検定機構が制作している試験です。 生涯にわたって英語を学習する視点で作られ、受験者の進路や目的、レベルに合わせた多くのテストを設計・実施しています。 レベルは、やさしい方からKey、Preliminary、First、Advanced、Proficiencyの5段階があります。 そのほかに学生向けのfor Schoolsや、ビジネスパーソン向けのレベル設定もあります。 また、リーディング・ライティング・リスニングをパソコンで解答するCBT方式も実施されています。 ここでは、2020年度以降に登録される試験として文部科学省に認定されたものだけを挙げます。 試験センターによっては、その実施機関(英会話学校など)に所属している人のみを対象としている場合もありますので、ご注意ください。 詳細は、あるいはをご確認ください。 CEFRとの対照 ケンブリッジ英検は、CEFRの開発に深くかかわってきたケンブリッジ大学英語検定機構が制作しているため、CEFRに準拠しています。 CEFR 試験の種類 C2 C2 Proficiency(通称CPE) C1 C1 Advanced(通称CAE) B2 B2 First(通称FCE) B1 B1 Preliminary(通称PET) A2 A2 Key(通称KET) (ケンブリッジ大学英語検定機構より) 目指すべきレベル ケンブリッジ英検は、日本の高校生を対象にKeyを開発するなど、学習指導要領との親和性が高い試験です。 大学入試では、大学・学部により異なりますが、B1 Preliminary(通称PET)が最も多くに採用されています。 次いで多いのはB2 First(通称FCE)です。 TEAP TEAP(ティープ)は、上智大学と公益財団法人日本英語検定協会が共同で開発したアカデミック英語能力判定試験で、日本英語検定協会が実施しています。 大学で必要とされるアカデミックな場面での英語運用力を正確に測定できるように設計されています。 受験者は主に大学入試を目的とした高校生・浪人生です。 試験形式 検定料 実施回数 受験地 4技能パターン 15,000円 年3回 北海道、宮城、秋田、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、長野、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、香川、福岡、長崎、熊本 2技能パターン(リーディング・リスニング) 6,000円 詳細はでご確認ください。 CEFRとの対照 スコアは各技能100点満点、全体で400点満点で採点され、CEFRのA2~C1を測定できます。 CEFR TEAPスコア 総合 リスニング リーディング ライティング スピーキング C2 C1 375~400 90~ 90~ 96~ 99~ B2 309~374 68~89 71~89 82~95 88~98 B1 225~308 54~67 52~70 59~81 60~87 A2 135~224 34~53 34~51 33~58 34~59 A1 目指すべきレベル TEAPのスコアを持っていると、に活用できます。 上智大学などが行っている「TEAP利用型入試」では、学部ごとに定められたTEAPスコア以上を取得していれば、英語の試験が免除されます。 また、従来の一般入試と併願できるため受験の機会が増えるメリットがあります。 上智大学の2019年度TEAP利用型入試の出願基準スコアを見てみると、学部によって差異はありますが、例えば外国語学部英語学科では、総合点300点(B1)と各技能のスコア70点(B1~B2レベル)を出願要件としています。 その他の大学の例は、をご参照ください。 はじめの1冊にオススメ! TEAP利用で合格を目指している受験生はもちろんのこと、まだ受験のプランが立っていないという方にも手に取っていただきたい問題集です。 採用大学も続々と増えている試験なので、可能性の幅を広げるためにも、ぜひTEAP受験をご検討ください。 本書の「TEAP受験生のみなさんへ。 」では、TEAPで試される力とその習得方法について詳しく説明しています。 TEAPは「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能試験ですから、多方面において総合的な学習をする必要があります。 本書にはスクリプトとCDが付いているので、リスニングの音声を真似て読んでみたり、スピーキングのシミュレーションを繰り返したりする学習もオススメです。 大学での勉強でも必ず役に立つ英語力を身につけて、志望校に合格してください! TEAP CBT TEAP CBTは、前項のの発展系として、教育測定研究所の協力を得て開発されました。 ペーパーテストのTEAPとは試験内容が異なり、思考力・判断力・表現力に重きを置いた測定ができるよう設計されています。 受験者は主に大学入試を目的とした高校生・浪人生で、会場に設置されたパソコンを利用して受験します。 検定料 実施回数 受験地 15,000円 年3回 北海道、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、長野、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、福岡 詳細はでご確認ください。 CEFRとの対照 スコアは各技能200点満点、全体で800点満点で採点され、CEFRのA2~C1を測定できます。 CEFR TEAP CBT C2 C1 800 B2 600~795 B1 420~595 A2 235~415 A1 目指すべきレベル TEAP CBTも前項のと同様、に活用できるメリットがあります。 上智大学の2019年度TEAP利用型入試の出願基準スコアを見てみると、学部により異なりますが外国語学部英語学科では、TEAP CBTの総合点525点(B1)を出願要件としています。 その他の大学の例は、をご参照ください。 GTEC GTEC(ジーテック)はベネッセコーポレーションが実施している英語試験です。 社会人・大学生を対象としたものもありますが、ここでは中学生・高校生を対象としたものについて説明します。 学校単位でのみ申し込むことができる試験で、学校ごとに希望する日程で行う「アセスメント版」と、あらかじめ定められた検定日に実施する「検定版」があります。 アセスメント版のスコアはオフィシャルスコアとして認定されません。 4技能を測定することができますが、アセスメント版ではスピーキングを除いた3技能でも実施されます。 試験形式 検定料 検定実施の回数 受験地 3技能 非公開 2回(アセスメント版のみ) 47都道府県 4技能 5,040円 アセスメント版:2回 検定版:3回 47都道府県 詳細はをご参照ください。 CEFRとの対照 Core、Basic、Advancedの3タイプの難易度があり、それぞれCEFRのA1~A2、A1~B1、A1~B2を測定できます。 4技能を測定する場合、スコアの上限はCoreが840点、Basicが1080点、Advancedが1280点です。 CEFR Core Basic Advanced C2 C1 B2 1190-1280 B1 960-1080 960-1189 A2 690-840 690-959 690-959 A1 270-689 270-689 270-689 (4技能の場合;を基に作成) 目指すべきレベル GTECのスコアを外部検定利用入試に使用できる大学は、で調べることができます。 入学を希望する大学・学部ごとに目指すべきスコアを確認しましょう。 オフィシャルスコアではないアセスメント版のスコアを使用できるかは、各大学の入試要項をよく確認する必要があります。 GTEC CBT GTEC CBTは、進学基準研究機構(CEES)とベネッセコーポレーションが日本の中高生の利用を想定して設計した試験です。 GTECとは試験内容が異なり、個人で申し込むことが可能です。 公開会場で、会場に設置したパソコンを利用して受験します。 検定料 実施回数 受験地 9,720円 年3回 47都道府県 詳細はをご参照ください。 CEFRとの対照 試験結果は各技能350点の1400点満点で、CFERのA1~C1を測定できます。 アダプティブ試験という、受験者が正答すると次問の難度が上がり、誤答すると下がるという方式なので、幅広いCEFRレベルの測定が可能です。 CEFR GTEC CBTのスコア C2 C1 1350-1400 B2 1190-1349 B1 960-1189 A2 690-959 A1 270-689 (より) 目指すべきレベル GTEC CBTのスコアを外部検定利用入試に使用できる大学は、で調べることができます。 入学を希望する大学・学部ごとに目指すべきスコアを確認しましょう。 他言語 独検 ドイツ語は、ドイツ、オーストリア、スイスのほか、リヒテンシュタインやルクセンブルクでも公用語として使われている言語です。 その技能を測定するドイツ語技能検定試験、通称「独検」は、公益財団法人ドイツ語学文学振興会が主催しています。 1992年の開始以来、累計約33万人が出願しました。 その独検でも、CEFRとの対応の目安が示されています。 CEFR 独検級 C2 1級 C1 B2 準1級 B1 2級 A2 3級、4級 A1 4級、5級 詳細はをご確認ください。 日本語能力試験 は、国際交流基金(JAPAN FOUNDATION;JF)と日本国際教育支援協会が運営する世界最大規模の日本語試験です。 日本語を母語としない人たちを対象としています。 N1~N5の5つのレベルに分かれていますが、CEFRには対応していません。 そのため、国際交流基金の海外拠点、特にCEFRの需要が高い欧州の拠点で、CEFRに基づく指標を望む声が上がり、その結果が開発されて、日本語教育に取り入れられています。 そのためCEFRに対応していないものが多いのが実情です。 しかし前述のがCEFRの目安を設けたように、今後はCEFRとの対応を意識した検定が増えていくものと思われます。 まとめ 英語の資格・検定試験の本やサイトなどで、よく引き合いに出されるCEFR、どういうものかご理解いただけたでしょうか。 グローバル化の進展にともなって、語学力のレベルを統一的な基準で表す必要が生まれ、その結果誕生したのがCEFRです。 多くの語学の資格・検定試験がCEFRを踏まえた方式に変わりつつあり、その流れは今後も続くと思われます。 外国の人に自己アピールする機会に備えて、自分の英語力をCEFRのレベルで把握しておきませんか。

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