刑事 コロンボ 構想 の 死角。 刑事コロンボ3「構想の死角」を久々に観る

刑事コロンボ/構想の死角 の レビュー・評価・クチコミ・感想

刑事 コロンボ 構想 の 死角

ケン・フランクリンとジムワェリスは、国民的人気を誇る「名探偵メルヴィル夫人シリーズ」を生み出してきたベストセラーのコンビ作家。 しかし、苦楽をともにしてきた二人の間に入った亀裂は、ついに「フランクリンがフェリスを殺害する」という計画殺人に発展してしまう。 営業手腕に長けてはいるが、創作には苦手なフランクリンが書き上げた一世一代の完全犯罪シナリオ——ところが、すべてを賭けた謀殺プランに登場したのは、とんでもない探偵役だった。 よれよれのレインコートをまとった冴えないその男は、ロサンゼルス市警のコロンボと名乗り、何かと気に障る質問を投げかけてくる。 殺人に走った探偵作家とそれを追う現実の刑事、二人の男の推理の結末とは?……若き日の監督スピルバーグが演出した『刑事コロンボ』名篇の小説版、ここに装いも新たに決定版で登場! ケン・フランクリンとジム・フェリスは、国民的人気を誇る「名探偵メルヴィル夫人シリーズ」を生み出してきたベストセラーのコンビ作家。 しかし、苦楽をともにしてきた二人の間に入った亀裂は、ついに「フランクリンがフェリスを殺害する」という計画殺人に発展してしまう。 よれよれのレインコートをまとった冴えないその男は、ロサンゼルス市警のコロンボと名乗り、何かと気に障る質問を投げかけてくる。 殺人に走った探偵作家とそれを追う現実の刑事、二人の男の推理の結末とは? …若き日の監督スピルバーグが演出した『刑事コロンボ』名篇の小説版、ここに装いも新たに決定版で登場。 著者略歴 「BOOK著者紹介情報」より ボチコ,スティーヴン 1943年ニューヨーク生まれのTVプロデューサー、脚本家。 明治大学文学部 英米文学専攻 卒業。 CMプロダクションを経て電通に入社。 1999年に退職するまで映像クリエーターとして「レナウン・イエイエ」「男は黙ってサッポロビール」などの多彩な映像制作に参加。 映画『けんかえれじい』『竹取物語』『漂流教室』などでは脚本執筆にも協力する。 1962年、同人雑誌『みすてりい』に「ミステリ評価対象の問題」を発表したのを皮切りに、映画やミステリー、SFやコミックなど幅広い娯楽ジャンルの評論も手掛ける 本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです 刑事コロンボの初期作品で小説化された1本。 アメリカの探偵小説を代表する巨人、エラリー・クイーン、ないしはコロンボの生みの親であるレヴィンソン&リンクがモデルと思しき コンビの推理作家が犯人、および被害者を勤める本作。 計画的な殺人を、わずかな手がかりから追い詰めていくコロンボ。 本格推理小説の醍醐味がふんだんに味わえます(ジャンル的には倒叙ミステリですが)。 元々良く練られた、無駄のないシナリオですので、内容的には非常に満足しています。 日本人のライターによる小説化作品ですので、翻訳臭が苦手だという人にもとっつきやすいと思います。 DVDが安価で手に入る時代ですが、いつでも持ち歩き、手軽に読める活字メディアでのコロンボも大好きです。 シリーズ全作、竹書房版で出るのかと期待しましたが、残念ながら4冊出た後で後は音沙汰がありません。 二見書房で出ていたものは、文庫、新書ともに現在入手しづらくなっているので、是非全作また小説版を発売していただきたいものです。

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刑事コロンボ 構想の死角 (竹書房文庫)

刑事 コロンボ 構想 の 死角

絵作りという着眼点で見ると、他の作品と大きな違いを感じます。 まずは、構図の大胆さです。 俳優同士の顔がくっつきそうになる程、近くで会話していたり、女優の横顔のシルエットでその場面を深く印象づけたりしています。 全体的に画面が暗めなのも特長だと思います。 特に夜のシーンでは、不気味な程に室内を暗くし、手前の人物の影が話し相手に重なって不気味な効果を出しています。 2020年4月の再放送を見ながら加筆しています。 やはりこのカメラワークやライティングは、この1回きりで良かった…とも感じます。 そこばっかり気になってしまい、本筋がおろそかになっているように見えてきます。 作家ケン・フランクリンの怪 犯人の作家ケン・フランクリン(ジャック・キャシディ)が共著の相棒作家、ジム・フェリスを殺害。 動機は、ジムがケンとのコンビ解消を言い出したことにあります。 実はケンは小説が全く書けないのです。 これまでに発表した人気小説「メルビル夫人」シリーズは、すべてがジムによる作品だというのです。 私はものを創る立場なので、このような生き方は理解し難いですね。 それにしてもよく今までコンビが継続したものだと。 ケンは、コンビを解消すると、収入源を失うとともに「小説が書けないこと」が世間にばれます。 どちらかが死んだ場合に、多額の生命保険が受け取れるようにしていたことも殺害の大きな動機です。 ウソが本当に思えてくる この事件の背景には「ウソをつき続けていると、そのうち本当になってしまう」という教訓が見えてきました。 ケンは主に、インタビューやPRを引き受け、賞賛を浴びているうちに、いつしか「自分が本物の作家である」と思ってしまうようになったのではないでしょうか。 決着の付け方としては「スカっとした切れ味」ではなかった気がします。 それでも印象に残る作品のひとつです。 コロンボから第二殺人のお粗末さを指摘されたケンは、第一殺人の優れたアイデアも自分によるものであると主張し、ひきかえに罪を認めまました。 小説が書けない作家を演じ続けるより、1作でも優れた小説を書く努力をすべきだった。 ちなみに次作の4話では、明瞭な「コロンボの罠」によりスッキリ解決しています。 構想の死角のゲスト俳優ジャック・キャシディは、22話36話でも犯人役を演じていて、刑事コロンボシリーズでロバート・カルプと並ぶ最重要人物の一人です。 バーバラ・コルビーは迫真の演技 第二殺人の被害者ラサンカ夫人(バーバラ・コルビー)は迫真の演技でした。 やはり金は人生を豊かにするものと考えてしまうのでしょうね。 それが命取りでした。 ケン・フランクリン邸は「スタール邸」 ケン・フランクリン邸は、有名な「スタール邸」で、この他にもジョーン・ハドソン邸のエリック・ワーグナー邸としても登場します。 刑事コロンボマップ その他にもネットで調べましたら「構想の死角」のロケ現場らしき場所のヒントがありました。 英語のサイトを参照していますので、真偽ははかりかねますが…。 監督:スティーブン・スピルバーグ 脚本:スティーブン・ボチコ ケン・フランクリン: リリー・ラ・サンカ:バーバラ・コルビー ジム・フェリス:マーティン・ミルナー 妻ジョアンナ:ローズマリー・フォーサイス 加筆:2020年4月15日 カテゴリー タグ 先日の夜どういうわけか眠れなくて、ふとコロンボを観て見よう(数年前 Complete BlueRay BOX を購入しており)と思いました。 しばらく悩んで選んだのは「構想の死角」。 やはり何度見ても面白い! 内容とは直接関係ありませんが、観終えた後に皆さんのコメントにも何度か出てくるラサンカ役の女優さん(バーバラ コルビー)がふと気になりました。 他にどんな作品に出てるのかな?とか今はどうしてるのか?など。。。 調べてびっくり。 日本での放送の2年後1975年7月に何者かに銃で撃たれてお亡くなりになっているんですね。 驚きと同時になんか切なくなり、改めて彼女の登場するシーン(わざわざ出向いてケンを脅迫するシーン)を観てみました。 音声を英語に切り替えてみるとセリフの言い回し、声の調子が吹き替え版とはまた違う味わいでとても良い演技だなぁと感心しました。 ケン役のジャック キャシディもまた76年に自宅マンション火災で亡くなってるのは知ってましたが、この二人が立て続けに亡くなっていたことは知りませんでした。 当たり前のように毎朝目覚めて、また1日生活出来ていることは本当は当たり前ではなく、ありがたいことなのだなと考えさせられたような気がしました。 今は新型コロナの影響で普通の生活とは程遠い状況ですが、なんとか無事に生きてることに感謝したい心境です。。。 お話し中失礼します。 このエピソード、監督がスピルバーグということはひとまず別として、 あらためて見直してみて、コロンボが犯人に自供させるための誘導尋問のテクニックはさすがだと思いました。 最初の殺人については、パートナーのアイデアだと持ち上げておいて、 ラサンカ夫人のそれについては、全くお粗末だと言っています。 コロンボから、あんたには一行だって書けやしないと言われるに至って、 フランクリンはつい、コロンボの話術にはまって、自分のアイデアだということをわからせたくなってしまいましたね。 なお、同様の展開は、 「殺しの序曲」で、シグマクラブ会員のオリバーを追い詰めるシーンでも見られます。 リアタイ視聴。 この作品、メインの犯罪よりラサンカ夫人登場の場面に毎回ドキドキします。 雑貨屋で会った時は普通の女主人風だったのが、ジムの事件後劇場でケンに再会した時の自信 ? に満ちた態度に激変。 どんどん大胆に。 当時のレートが314円でしたから貨幣価値を考慮してもすごい金額ですね。 ケンを「信用ならない」と、警戒しながらふと気を許し、油断して背中を見せてしまい撲殺される。 このあたり、気のいい普通の人の感じが出ていて憎めないですね。 殺される直前、振り返った時の表情のカットは、恐怖と絶望にあふれ秀逸。 普通で強欲、滑稽で物悲しい…次にまたこの作品を見てもラサンカ夫人が登場するとドキドキするでしょうね。 カテゴリー• 最近の記事• コメント• に ヴォロージャ・ウリヤノフ より• に なな より• に なな より• に なな より• に なな より• に なな より• に nana より• に ぼろんこ より• に まさこ より• に すな より• に たつ より• に 「特命」希望 より• に 「特命」希望 より• に まさこ より• に ざんぱの より• に 心夏 より• に 匿名 より• に 心夏 より• に 埼玉の傘 より• に 心夏 より• に ぼろんこ より• に ぼろんこ より• に 阪口泰之 より• に ぼろんこ より• に よれよれコート より• に めい より• に May より• に すな より• に たんてい より• に まさこ より• に まさこ より• に onscreen より• に onscreen より• に onscreen より• に 黒のっけ より• に 心夏 より• に 心夏 より• に 心夏 より• に かずきち より• に 心夏 より• に 心夏 より• に たんてい より• に すな より• に まさこ より• に 長門雪男 より• に とりがみの兄貴 より• に とりがみの兄貴 より• に とりがみの兄貴 より• に 阪口泰之 より• に ももんが より 過去の投稿 過去の投稿 検索: 検索.

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★[刑事ドラマ]刑事コロンボの感想(1st)構想の死角

刑事 コロンボ 構想 の 死角

その遺体を海へ遺棄したのだった。 そして、夫を誘拐したという脅迫文書を自分宛に送り、架空の誘拐事件を作り上げた。 FBI主導の監視下のもと、直前で身代金の入っていないバッグをすり替え、存在しない犯人に金を支払ったように偽装する。 やがて夫の遺体は発見され、犯人不明のまま身代金は戻らないという筋書きを完成させたのだった。 野心家であり、弁護士会会長ポールとは社会的地位を獲得するために戦略結婚をしたており、愛のない生活に耐え兼ねたポールから離婚を切り出される。 現在の社会的地位を保持するため、義理の娘へ遺産相続金を支払わない方法として、架空の誘拐事件をでっちあげ犯行に及んだ。 男性が多い弁護士業界において、女性であるがゆえに低く見られている。 しかし、弁護士としての腕は確かであり、部下からは 「州きっての有能な弁護士」と評価されている。 作中の法廷シーンでは、酒場の階段から足を滑らせ仕事復帰ができなくなった男の訴訟を担当した。 酒場の運営会社(実際は酒場の階段の照明は暗く危険な状態であった)を弁護すると、階段から足を踏み外した男に対し「酒は飲んでいましたか?」「照明は足りてなくても酒は十分に足りていたようですね」と、ジョークを言い陪審員の笑いをとった。 彼女の法廷術は、相手弁護士の発言にことごとく異議を申し立て、発言権を少なくしていくことにある。 その結果として、相手検事から圧勝をしてみせた。 ポールの前妻の娘である『マーガレット』とは折り合いが悪く、お互いを敵視している。 そのため、スイスにあるチューリッヒの大学に入学させていた。 趣味は週に2回は自家用機に乗り空をフライトすることであり、初心者のコロンボに操縦を任せるなど肝のすわった人物である。 欲深く・出世欲が強い。 金で全てを懐柔できると思っている節があり、そこをコロンボに付け込まれてしまった。 弁護士の男性。 登場37秒後に射殺されてしまい、セリフは 「レスリー君は!」のみである。 その後、遺体は毛布に包まれて海に遺棄され3日後に発見されようだ。 人格円満な性格であり、同業者の弁護士からも尊敬を受けていた。 そのため、連続5回も州の弁護士会会長に選出されていた。 レスリーによると「女性関係には動かし難い倫理観があり不倫などはもってのほか」とのこと。 また、前妻との娘マーガレットによると、その真面目な性格から、なかなかレスリーに離婚を切り出せなかったと語っている。 結婚生活には愛がなく、レスリーには「こんな年寄りと結婚するんじゃなかった」とまで言われたようだ。 離婚したら、弁護士事務所はそのまま譲るつもりだったようだ。 ちなみに、コロンボ警部の見立てでは身長が190㎝あるらしい。 そして、帰宅した夫・ポールを銃で射殺した。 遺体は毛布で包み夫の車で移動。 海へ遺体を遺棄すると、自分宛の脅迫状を郵便ポストに投函した。 これで、翌日には自宅に配送される。 そして友人に翌日12:15に、忘れないように一言だけ「テニス」と連絡をしてほしいと頼んだ。 自宅に帰ると脅迫状が届いているため、警察に通報して架空の誘拐事件を発生させた。 レスリーの事務所にあるタイマー付き自動電話で、録音されたポールの声が、決めておいた時間に再生される設定をしておく。 指定の時間に電話が鳴り、レスリーが受け取ると嘘のやり取りをして身代金を準備する流れとなる。 身代金は貯金や株を切り崩して用意した。 バッグは2つ用意しており、直前で空のバッグとすり替えをした。 空のバッグを投下したことで、犯人は金を盗み逃走したと思わせる。 その後、レスリー自身が屋敷に金を隠した。 後日、夫の遺体を発見され、身代金不明のまま誘拐事件を終える。 推理と捜査(第2幕まで) 〇レスリーが誘拐犯からの電話に出たとき、相手は夫であった。 しかしその時、「あなた」とだけしか彼女は言わなかった。 普通なら「大丈夫」とか、夫の安否を確認するのではないだろうか。 〇レスリー家の家政婦に先週から休みを取らせていた。 また、FBIが準備していた身代金を入れるバッグを断り、すでにレスリーはバッグを用意をしていた。 〇レスリーは、身代金が入ったバッグを小型飛行機から投下した。 すぐに地面に落ちていたバッグを警察が確認するが、中身はすでになくなっていた。 しかし、犯人は急いでいたはずなのに、なぜバッグごと奪っていかなかったのか?中の現金だけ取り出すのはおかしい。 〇被害者は銃で殺害された。 その弾道検査の結果、立った状態で撃たれたようだ。 犯人は座って撃ったことになる。 それなのに被害者はなぜ何もしなかったのか。 また、凶器の拳銃は口径が小さいタイプであった。 この銃は体を突き抜けないため、部屋に銃の痕跡を残さないため選んだのではないか? 〇発見された被害者の車は、運転席のシートが前に動かされていた。 ハンドルにだいぶ近かったため、背丈が低い人物が運転したようだ。 三幕構成 小ネタ・補足 〇コロンボ警部の大好物 『チリ』が初めて登場するエピソードである。 〇コロンボファンである三谷幸喜氏の脚本『ラヂオの時間』で、「女弁護士と言えばパイロットです」というセリフがあり、このエピソードが元ネタだと思われる。 〇マーガレットの役者は 『パトリシア・マティック』である。 1951年7月31日生まれで、2003年12月6日で亡くなられている。 享年51歳で 死因は癌だったようだ。 () 〇マーガレットが朝のリビングで見ていたモノクロテレビの内容は、ビリー・ワイルダー監督の映画『』である。 まとめ 女流弁護士が犯人のエピソードなんですね。 部下からも 弁護士として腕の確かさが認められており、法廷のシーンでは相手側から圧勝という結果を残しております。 地道に弁護士としての仕事を続けていれば、 おのずと評価され確かな地位と名声を手に入れることができたのではないでしょうか? この事件の発端は、レスリーの性格に集約されているんですね。 「欲深く・自信家」であること。 レスリーは、殺人という最短距離のルートを選んでしまったのです。 邪魔になった夫を殺害するだけではなく、義娘への相続金も着服するという、一石二鳥の計画だったのですね。 ただこの時代、 女性の社会進出への壁が大きかったようにも思えます。 コロンボ警部も 「よく勤まるね。 ボスが女でしょ」なんて、犯人の部下に聞いてたりしていました。 弁護士として確かな腕を持っていますが、 女性という理由で誠実な評価を得られない。 だから、弁護士会会長のポールと結婚して、確かな地位を獲得する必要が彼女にはあったんですね。 しかし、 離婚が決まればこの地位が失われてしまう。 これから先、女流弁護士として高みを目指していくためには、どうしても 弁護士会会長の妻という肩書にこだわる必要があったんですね。 悲しい時代背景があるエピソードだとも考えられます。 以上、「死者の身代金」でした。

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