いいや!「限界」だッ!押すねッ!。 【2020年初夏】欲しいバイクを淡々と語りたい

名古屋のジョジョバー、『杜王町』に行って来たぜェ~~~~ッ!|今日はヒトデ祭りだぞ!

いいや!「限界」だッ!押すねッ!

「スイッチを押させるなァ ッ!」 仗助 じょうすけ の焦りを含んだ叫びが、路上に響いた。 目の前には、血を流し倒れ伏す……1人の男。 自身の快楽のために、47人もの命を手にかけた快楽殺人鬼、 吉良吉影 キラ ヨシカゲ だ。 「いいやッ…… 限界だ、押すねッ!」 吉良吉影に寄り添うかのように浮かぶ、半透明の異形の人型。 吉良吉影は特殊な弓と矢によって、ある能力に覚醒していた。 これは吉良吉影の精神エネルギー、分身体、 も ・ う ・ 一 ・ 人 ・ の ・ 自 ・ 分 ・ と言えるものだ。 この能力は、常に守護霊かのごとく寄り添う姿から、 幽波紋 スタンド と呼ばれる。 吉良吉影のスタンド能力<キラー・クイーン>は、触れたものを『爆弾』に変える能力だ! 右手人差し指にある『スイッチ』を押すことによって 爆 ・ 破 ・ させ、チリすら残さず爆発させる事ができるのだ。 彼はこのチリ一つ残さず消し去る能力で、遺体も証拠も残さずに殺人を繰り返し、自身の欲求を満たすため…… 快楽殺人を繰り返していたのだ! しかし! 彼は今…… 追い詰められている。 彼の能力は『爆破』すること。 爆弾化させた空気の塊を撃ち出し、爆破させた際に出た、煙や家具が破壊される音で目立ってしまった。 現場は市街地! 付近の住民が、火災による煙を見たのか消防や警察を呼ぶッ! 少なくない野次馬の人だかりが出来てしまったのだッ! そして…… 後方には吉良吉影が、最も会いたくないと考えている最強の追跡者。 スタンド名<スター・プラチナ> 空条承太郎 くうじょう じょうたろう が、こちらへ走ってくるのが見える。 その後を追うように、 スタンド名<ヘブンズ・ドアー> 岸部露伴 きしべ ろはん スタンド名<エコーズ・act1. 3> 広瀬康一 ひろせ こういち の3人が異変に気付き、1度は顔を変え、逃走に成功した彼を『キラ』だと見抜き、こちらへ向かってくる。 そして眼前には、今まで戦っていた宿敵。 スタンド名<クレイジー・ダイアモンド> 東方仗助 ひがしがた じょうすけ スタンド名<ザ・ハンド> 虹村億泰 にじむら おくやす そして顔を変えるために、殺して顔を奪い乗っ取った男の子供。 川尻早人 かわじり はやと がいる。 自身は傷だらけ…… 満身創痍ッ! 絶体絶命ッ! もうどこにも逃げ道は無いッ! 『キラ』は ど ・ う ・ し ・ よ ・ う ・ も ・ な ・ く ・ 追い詰められたのだ! ド ド ド だが彼には『切り札』があった。 ど ・ う ・ し ・ よ ・ う ・ も ・ な ・ く ・ 追 ・ い ・ 詰 ・ め ・ ら ・ れ ・ た ・ 時にだけ使える『切り札』が。 卑劣にも ス ・ タ ・ ン ・ ド ・ を ・ 使 ・ え ・ な ・ い ・ 非力な一般人、1人を犠牲に…… 時間を 爆 ・ 破 ・ し、数時間だけ巻き戻す<キラー・クイーン>第3の爆弾。 その名は『バイツァ・ダスト』。 追い詰められ、絶望から力無く地面に倒れ伏す吉良吉影。 そこに救急隊員の女性が駆け寄り手を差し出す。 手を伸ばし、もう大丈夫だと元気付けながら、吉良吉影の手に触れる! 再び現れる<キラー・クイーン>の姿! ド ド ド このままでは『彼女』は『爆弾』に、気付かぬうちに変えられ、犠牲にされてしまう! 「今だッ!」 そして!そのスイッチが押され ! ズン!! る前に、吉良吉影の右手が急激に重くなる。 右手はアスファルトに叩きつけられ、メリ込み、網目状にヒビを入れた。 「『 ACT アクト 3 スリー FREEZE フリーズ!! 』射程距離5メートルに到達しました。 S エス ・ H エイチ ・ I アイ ・ T ティー !」 目の前には、いつの間にか接近していた広瀬康一のスタンド<エコーズact3>。 触 ・ れ ・ た ・ も ・ の ・ を ・ 重 ・ く ・ す ・ る ・ 能力により、吉良吉影の右手はアスファルトを砕くほどの、凄まじい重さにされた。 自重によって、右手の指がアスファルトに張り付いたように動かない。 『爆破』するには、スタンドの右手人差し指側面にある『スイッチ』を押し込む必要があるというのに。 「この クソカスどもがァ ッ!! 」 起爆を阻まれてなおスイッチを押そうとする吉良吉影。 力づくで右手を無理矢理持ち上げると、スイッチを押そうと指を動かす。 だが、重くされた右手の動きは鈍い。 そこへスタンド使い最強といわれた承太郎が、ギリギリ射程距離内に到着し、能力を発動させる。 ドォ 「『スター・プラチナ ザ・ワールド』!」 ン!! 能力の発動と同時に、世界は完全なる静止に包まれる。 ザ・ワールド。 世界の名を冠するその能力は『時を体感で2秒間程止める』能力。 間違う事無き 最 ・ 強 ・ のスタンド能力だ。 スイッチを押されるギリギリで、能力を発動することに成功した承太郎は、安堵の吐息を漏らす。 「康一君……」 承太郎の着ている、ロングコートの裾に捕まる彼に、止まった時の中で。 「君は本当に頼もしいヤツだ」 康一へ感謝の言葉を告げる。 「この街に来て、君と知り合えて、本当に良かったと思ってるよ……」 そして承太郎は。 「そしてやれやれ」 倒すべき敵を見据え。 「間に合ったぜ……」 トドメの拳をブチ込ませるッ! 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!! 」 ドグシャァッ!! 超スピードによって繰り出される必殺の拳。 残像によって、幾つもの拳が分身のように現れる。 <キラークイーン>の右手を叩き潰しても、それでも尚。 打ち足らぬとばかりに叩き込まれる。 「『時』は動き出す」 「うげあああああ っ!」 砕かれ、裂かれ、潰された。 右手の痛みに耐え切れず、吉良吉影は悲鳴を漏らす。 メシャンッ!! 停止した時の中でブチ込まれた拳。 吉良吉影の全身にクレーターを無数に穿つ。 折れた骨が肉を裂き、全身から鮮血が吹き出る。 ラッシュを受けた吉良吉影は、血を撒き散らしながら吹き飛ばされていった。 数メートルも空中を、殴られた衝撃で飛ばされた。 叩きつけられるボロボロの 身体 からだ。 「押してやる………… 押してやる。 今だ! 押すんだ!」 止まった時の中で受けた拳は彼には一瞬の、瞬きほどの 時 ・ 間 ・ すら理解できなかっただろう。 「今! 『スイッチ』を…… 押すんだ…………」 最早、右手は砕け、有り得ない方向にひしゃげている。 <スタープラチナ>のラッシュを受け、全身の骨が折れている。 立ち上がる事さえ出来ないほどだ。 吉良吉影は、うわ言の様に『スイッチを押す』と呟き、痙攣しているが、最早決着は付いた。 と…… 思われた。 「おい! ストーップ ストォーップ!! そこに誰か倒れているぞーッ!! 」 吉良吉影が吹っ飛ばされた場所。 それは、怪我人を収容しようとしバックで移動していた救急車の真後ろだった。 何か…… やわらかい物にぶつかる独特な、水気を帯びた嫌な音が響く。 停止した救急車の後輪に、吉良吉影は右手ごと頭部を挟まれる。 吉良の頭部が背中側へ回転して行き、枯れ木の折れる乾いた音がしたと同時、車体の下から溢れ出る大量の血。 急速に失われていく吉良吉影の意識。 そして…… 吉良吉影の『キラークイーン バイツァ・ダスト』は…… (せめて…… このクソカス共だけは……ッ!) こ ・ れ ・ 以 ・ 上 ・ 無 ・ い ・ ほ ・ ど ・ ま ・ で ・ に ・ 追 ・ い ・ 詰 ・ め ・ ら ・ れ ・ た ・ 彼が絶命すると同時。 偶然『スイッチ』はタイヤに挟まれて押されてしまう。 カチリ 何の因果か…… 吉良吉影の死と同時に意図せず発動した<キラークイーン バイツァ・ダスト> 死と同時に発動した能力。 歪んだ精神は吉良吉影の魂を糧に、増幅されたスタンドパワーを発揮させた…… ドグオォォ! しかし半端に発動した<バイツァ・ダスト>は、吉良の望み 時 ・ を ・ 爆 ・ 破 ・ し ・ 巻 ・ き ・ 戻 ・ す ・ のは不可能だった。 連鎖するように爆破は広がり、まるで線香花火のように小型の爆発が連続して起こる。 「どォーなッてんだこりゃアァーッ!」 「バカなッ! 吉良吉影はすでに再起不能だ!」 限界以上に追い詰められることによって、効果が最大以上に膨れ上がった<バイツァダスト>!! 仗助、億泰、康一、承太郎の4人。 狭い範囲に絞られた能力。 連鎖した爆破は、『時』ではなく『世界』を爆散させた。 ドッグオオォオォォン!! 一際大きい爆発が起こり、激しかった爆音は鳴りを潜める。 眩い閃光によって閉じていた目を、恐る恐る開く。 ザザァ…… ザザァ…… 吹き抜ける風。 葉擦 はず れの乾いた音。 呼吸で感じる、木や草の香り。 「う…… 一体、何が……」 承太郎は顔の前で、腕を交差させ防御していた姿勢のまま、呻くように言葉を漏らす。 ゆっくりと首を動かして辺りの状況を確認していく。 「此処は、何処…だ……?」 そこは、草原であった。 風が吹き抜ける度に、草の絨毯は波打ち音を立てる。 振り返ると、すぐ近くには森があった。 かなり深そうに見えるその森は、人の手が入っている形跡が無い。 手付かずの自然が、そこにはあった。 幸いな事に、他の3人はすぐ近くにいた。 驚きの表情を浮かべたまま、絶句し、身体を硬直させている。 「くそ…… 止められ、 な ・ か ・ っ ・ た ・ か……」 悔しそうに仗助がそう呟くと、意識を失いその場に倒れる。 「仗助ェッ!」 「仗助君ッ!」 億泰と康一が倒れた仗助に駆け寄る。 仗助を抱えた億泰は、仗助の足や肩に突き刺さった木の破片を見ると、 「こいつぁ…… ヒデェ……」 と、額に冷や汗を浮かべて言った。 木の破片が突き刺さった傷から血が流れていた。 放置すれば失血死してしまう。 「億泰、この刺さった木を抜くのはマズイ 抜いた途端、大出血するだろう。 飛び出た部分を<ザ・ハンド>で削り取ってくれ。 刺さったまま、止血する」 「お、おう わかったぜ! <ザ・ハンド>!」 ガオン! ガオン! 抜き取る際に手間取らないように、数センチ残して破片を 削 ・ り ・ 取 ・ り ・ 、裂いた服を包帯代わりにして止血する。 応急手当にしかならないが、これで時間が稼げるハズだ。 一旦傷ついた仗助を横にすると、承太郎は付近を調べ始めた。 辺りを見回しながら辺りの植物や土を調べていく。 どうやら低木や雑草の葉を詳しく調べているようで、5分ほど調べたところで結論を出した。 「やれやれだぜ…… 日本に自生している植物がまったく見当たらない。 どうやらこの森は日本ではない可能性が高い」 承太郎は手に持っていた摘み取った葉から手を離し、心底疲れたように告げる。 手から離れた雑草や木の葉はヒラヒラと舞いながら地に落ちていった。 「康一君。 君のスタンド<エコーズ>を上空に飛ばし、周囲の地形を確認してくれないか?」 「は、はい。 やってみます」 軽く息を吸い、集中する。 そして康一の背後から、バスケットボール大のスタンドが姿を現す。 それはエコーズと名付けられている康一だけの能力であり、もう一人の康一自身だった。 「<エコーズact1>!」 現れたスタンドは射程距離50メートルの、遠距離操作型スタンド<エコーズact1>だ。 彼のスタンドは、物体に文字(擬音)を貼り付け、その音を繰り返し響かせる能力を持つ。 また、康一の気持ちを文章にしたモノを相手に貼り付ければ 異常なほど思い込みの激しい人間には通用しないが 相手の心に直に想いを強く訴えることができる。 人に貼り付ければ頭の中にその音が響き渡り、五感の1つである聴力を、まるで強制的にヘッドホンでも付けられたかのように塞ぐことが出来る。 さらに地面や壁に貼り付ければ、たとえば踏み切りやサイレンの音などを出し、欺瞞させてまるでその音が鳴っているかのように勘違いさせる事ができるのだ。 しかしこのスタンドには小さくない弱点がある。 長い射程・高い汎用性を持つスタンドだが『パワー』と『スピード』がほとんどない事だ。 このスタンドではかなり使い方を工夫しなければ戦闘に勝利することは難しいだろう。 康一はエコーズを自身の上方 空中へと進ませ、高度を50メートルまで上げさせる。 グングン高度を上げるスタンド。 スタンドの視界を共有し、辺りを見渡した康一は小さな村と石造りの遺跡か神殿のようなものを見つけた。 しかし、村と神殿は別方向にあるうえ、かなり距離が離れていた。 両方の場所に移動するには、少なくない時間が掛かる事が容易に想像できた。 「うーん…… 後ろに森林を挟んで、石でできた神殿みたいな建物と…… 前に小さい村みたいな家屋がいくつか建っている場所がありますよ。 でも遠いので両方は無理ですね。 徒歩では時間が掛かり過ぎてしまいます」 石造りの神殿。 これで益々この場所が日本で無い可能性が増した。 承太郎は、その情報を聞いて眉間にしわを寄せる。 「そうか…… ありがとう康一君。 仗助の治療のため、村に向かおう。 あればだが、落ち着いたら日本大使館の場所を聞いて、保護を求めることが出来るかもしれないな」 気絶した仗助を背負い、承太郎が村へと進む。 康一と億泰は、此処が大自然の真っ只中だということもあり、血の臭いに誘われた熊や狼などの肉食獣を警戒しつつ歩く。 背中に感じる命の重さに、焦りを感じながら承太郎は…… 村で仗助の治療が出来る事を祈ったのだった。

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ジョジョ名場面50選

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ジョジョ名場面50選 〜ジョジョ立ち教室・プレゼンツ〜 ジョジョの奇妙な冒険・感涙名場面50選(3) 第4部後編 【50選】 【ミニ・コラム】 (それぞれのシーンを具体的&詳細に研究する以上、完全ネタバレになります。 「誰なんだ…あいつは!?」自分の父親が他人と入れ替わっていることに気づいた早人は驚愕する。 「何だとォー」「僕に手を出すなーッ!いいなッ!」「小僧!きさま私を脅すのかッ!」「ママにも手を出させないッ!」。 これは 早人自身を爆弾(地雷)にし、吉良の正体を暴こうと早人に接近した者は、質問しただけで爆殺されるという恐ろしいもの。 しかも、爆発と同時に時間が巻き戻され、吉良にはより安全な朝が訪れる極悪能力だった。 露伴は早人の父が吉良ではないかと核心に迫りつつあった。 そして登校中の早人に対しヘブンズドアーを発動する--彼の記憶には 『岸部露伴も殺された』とあった!過去形!ヘブンズドアーには予知や予言の能力はなく、相手が過去に体験したことしか分からない。 露伴が 動揺した瞬間、バイツァ・ダストのスイッチが入り露伴は爆死する(天に昇る露伴を見る鈴美さんの涙は悲痛極まりなし)。 4度目の朝、今度は承太郎、康一、億泰、そして 朝寝坊をしたという仗助ら4人と出会う早人。 だがカッターにキラークイーンがまとわり付き、喉を刺せない。 キラークイーンの姿を見てしまった4人は、一瞬のうちに全員爆死した(まさかの主人公チーム壊滅!!)。 右から承太郎、康一、仗助、億泰。 あのDIOを破った承太郎までが、吉良 に殺られてしまった!読者絶句、 恐るべし吉良吉影&キラークイーン! 露伴の魂が空へ… 4歳の頃の露伴の命を 救った事があるだけ に衝撃は大きい 互角に渡り合う早人!普段は通学に 黄帽をかぶってる小学5年生 5度目の朝。 自分で吉良を倒すしかないと覚悟した早人は、ランドセルに猫草を忍ばせる。 露伴や仗助たちが爆死する前に吉良を倒すべく、屋外で吉良に猫草の空気弾をお見舞いした!命中ッ!だが不運にも胸ポケットの時計に当たり致命傷にはならなかった。 4回も時間が戻るほど敵が排除されたのであれば、その中に承太郎や仗助たちも含まれているだろうと吉良はほくそ笑む。 そいつらが死んだ後で、いったんパイツァ・ダストを解除する!」。 すると、吉良の背後に驚愕した仗助が立っていた!事前に早人が モーニングコールをかけて起した仗助が、 吉良が自分から『吉良吉影』と正体をバラしたのを聞いていたのだ。 ヤバすぎ。 結果、仗助に加勢した億泰が最初に被弾し致命傷を負う。 仗助はすぐに億泰を治療しようとしたが、億泰の体が起爆スイッチ化していることが分かり、触れることが出来ない(自分が爆発してしまう)。 地団駄を踏む仗助。 すると早人が「億泰さんを救う方法がある!僕が触ればいいんだッ!」と接触し爆発で吹っ飛ぶ。 間髪を入れず仗助がクレイジー・ダイヤモンドで早人を治した。 たまげたのは仗助。 「プッツンしてるぜ〜川尻早人…おめーのそのブッ飛んでる根性…まじに小学生かよ…小僧〜!!」。 承太郎たちを守るために自害しようとしたり、億泰にセットされた爆弾を自分の体で受け止める早人。 歴代主人公に匹敵する強靭な精神力、捨て身の自己犠牲に圧倒されまくり。 早人のスーパー小学生ぶりを見てみると、 ワムウにも勝てそうな気がしてきた。 いーや、必ず勝てる! 仗助が速攻で治して元通りに。 空気弾には 「接触弾」「着弾点火弾」の2種類があった!前者は最初に当たったものを爆破するもの(単純だが被害は絶大)、後者は手動で点火するもの(どんなガードも突き抜ける)。 重傷の億泰を抱えている仗助は素早く移動できない。 そこを2発目の「着弾点火弾」が襲う。 ガードは無効化される…絶体絶命だ。 早人は焦る「早く逃げてッ!仗助さんッ!その負傷!次!爆圧を食らっただけでも致命的になるッ!」「ドラァッ!」仗助は傷口から流れる自分の血をクレイジー・D(=ダイヤモンド)で水圧カッターのように飛ばし、空気弾を切断した。 血液カッターは吉良自身まで届きその左肩を切った。 「フン!」鼻で笑う吉良。 空気弾はキラークイーンの能力で固定されており、2つに分裂しただけでしぼまなかった!細切れになろうが飛んで行くのだ。 点火!ドオン! 爆発の直前、仗助の体が後方に引っ張られた。 クレイジー・Dでとっくに治しているのに目を覚まさないからだ。 「億泰さんを抱えていては追い詰められて、必ず攻撃を食らってしまう…!」 「億泰とは気が合うんだ…おめーには分かんねーだろうが、こいつはオレの友達なんだ…!」「そんな事言ってるんじゃあないッ…もう億泰さんは…」「や…やめろ…それ以上言うな…」「あいつを倒す事を考えてッ!」。 --雨があがった。 激戦の合間に詩的な コマもあるのがJOJO 仗助と億泰はもともと敵同士 だったことを考えるとグッとくる 「フン」 かろうじて肩にダメージ なんと腹に猫草がッ! 死闘は続く。 仗助は接近戦に持ち込んだ方が有利(キラークイーンが発動する前にパンチを叩き込める)と判断し、付近の無人の民家に逃げ込んだ。 仗助は、吉良が彼らの位置を確認する為に、室内を覗き込んだ瞬間にドラドラ・ラッシュを叩き込むつもりだ「どこから…入ってくるか?…だ」。 早人が壁際で周囲を警戒していると、目の前に空気弾が入ってきた「え!?な…に…!?」。 弾は早人を無視して真っ直ぐ仗助に向かった「見える ハズないのに!」「グレート」。 逃げる仗助を正確に追尾する空気弾。 「謎だがオレの位置をヤツは完璧に把握しているぜッ!」直撃まであと1メートル!仗助は逃げるのを止めた「野郎!どうやって見ているのかは知らねーが…てめーに追われるなんて事は、最初っからやりたくねー事だぜッ!」。 仗助は側の大きな花瓶を割り、 手の平ほどのガラス片を外に向けて弾いた。 「よし!仗助に着弾ッ!点火ッ!」カチッ!ドグオオンッ!ドス!ドス!仗助の左足と左脇腹に大きな木片が突き刺さり、彼は吹っ飛んだ。 同時に仗助の放ったガラス片が吉良に飛んできた。 「ム!ガードしろッ!キラークイーン!(ガラス片は弾かれた)おっと危ない危ない…最後まであきらめず一矢報いようとする精神力…だからお前には近づかないんだ…東方仗助…」。 早人は満身創痍の仗助を守るべく、家の奥にかくまおうとする。 ドボォォォ!「ブッ!」外では吉良の体に、先ほどガードした筈のガラス片が突き刺さっていた。 実はこのガラス片には仗助がクレイジー・Dで自分の血を閉じ込めていたのだ。 そして、序盤の戦闘で血液カッターを吉良に浴びせて血のシミをつけていたので、ガラス片の血はひとつに集まろうとして、ブーメランのように吉良に戻ったのだ。 ガフッ!吉良は口から血を吐き倒れた。 なんとか体を起した仗助は、吉良がケータイを持っていることを見逃さなかった。 屋内では仗助が吉良の父を発見し、ケータイをとりあげている。 空気弾は吉良の父の側で大爆発した。 「フハハハーッ!やったかッ!!」仗助を倒したと思って喜ぶ吉良。 そこに再び仗助の自動追尾弾(ガラス片)が直撃する。 前のめりに突っ伏す吉良「こ…こんな…事が…これは…何かの…間違いだ…植物のように平穏に生きたいと願う…この吉良吉影の人生に…こんなヒドイ事が…あっていいはずがない…はッ!」目の前にボロボロの仗助が立っている! 「射程距離内に…入ったぜ…吉良吉影…」。 至近距離で向き合う両者。 「東方…仗助…」「出しな…てめーの…キラー…クイーン…を…」睨み合う2人。 ドドドドド。 互いに死力を尽くした一騎打ち! (効果音「ドヒャァ〜ッ」) ついにここまで近づいたッ! ブーメランのように! 「キラークイーン!」「ドラアアーッ!」クレイジー・Dの左ストレートが吉良の顔面に決まった!ブシュウーッ! 吉良は仗助を爆弾に変えようと指先を伸ばすが、ドラドラ・ラッシュで触れることさえ出来ない。 だが次に青ざめたのは仗助だった「ク…クレイジー・Dの拳が!当たってね〜ッ!」なんと猫草が空気クッションを作ってキラークイーンのボディを守っていた!「ギャースッ!」猫草は自分が攻撃されたと思って本能で攻撃を防いでいた。 そして再び発射された空気弾。 絶叫する早人「仗助さんッ!ガラス片でも木でも何でもいいッ!ぶつけて防御してッ!」だが仗助に、もうそんな力は残されていなかった。 崩れるように両膝を地につく。 彼は夢で形兆と会った「兄貴についていく」「行き先を決めるのはお前だ」「…杜王町に行く」。 自分で人生を選んだ所で目が醒めたという。 仗助の瞳から大粒の涙があふれた 「やかましい!生きてんならよォ〜、さっさと目を醒ませ〜コラァ〜ッ!!」。 吉良がまた空気弾を撃とうとすると、 ガオン!ザ・ハンドが猫草を引っ張り出した!猫草はそのまま億泰がキャッチした。 「なっ、何ィーッ!!」吉良、絶句。 おもむろに夢の話をする億泰に 押し殺していた気持ちが爆発 ガオン! 億泰のザ・ハンドが参上ッ! 全身から血しぶきをあげる仗助。 迫り来る空気弾。 もはやこれまでか! 吉良が派手に空気弾を爆発させまくってたので、だんだん近所の住民が集まってきた。 救急車や消防車も到着する。 「見て下さいッ!あの人ケガしている!」そう言って承太郎と露伴に吉良を指差したのは康一だった。 周囲を見回して動揺する吉良。 吉良はつんのめって倒れた「夢だ…これは…夢だ。 この私が追い詰められてしまうなんて…きっと…これは夢なんだ…」。 吉良はすぐさま相手を爆弾化する。 承太郎「まずいぜ!ここで時を止めてもヤツまでは遠すぎる…間に合わねえッ!」。 ズン!キラークイーンが指のスイッチを押そうとした時、突然手が地面にめり込んだ! 「ACT3 FREEZE! 射程距離5mに到達しました。 エス・エイチ・アイ・ティー!」だが、吉良はまだ執念で押そうとしている「このクソカスどもがァーッ!!」 「スタープラチナ・ザ・ワールド!」ドォーン!時は止まった。 「康一君…君は本当に頼もしいヤツだ。 この町に来て君と知り合えて本当に良かったと思ってるよ…。 そして、やれやれ、間に合ったぜ…。 オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」スイッチを二度と押せないよう、手をバキボキに砕いておく。 吉良はうわ言のように繰り返している。 吉良が偶然落下した場所は、バック中の救急車の進路上。 「おい、そこに誰か倒れているぞーッ!ストーップ!ストープッ!」ドグン!----即死だった。 「何ィィィイイイイイイイイイイイイイイイイ」「裁いてもらうがいいわッ!吉良吉影」。 鈴美は15年前に吉良の手で殺された、最初の犠牲者だった!彼女はアーノルドを抱きしめる 「これでやっと…やっと行けるわね、あたしたち」。 ラストは杜王町のスタンド使いみんなに見守られながら、彼女は 消えていく 「ありがとう、みんな…。 さようなら…みんな…」。 ジョジョ全巻の中で最長のノンストップ・バトルだ。 覚悟はしていたけど、ものすごい長文になってしまった。 中でも第4部に登場した漫画家・岸辺露伴は、高慢チキで子どもっぽい人格にもかかわらず、なぜか憎めない不思議な男だ。 このコーナーは、名場面集では紹介できなかった露伴先生のユニークな横顔を3ヶ所ピックアップしたいッ! ・シーンA《40巻》カフェ・ドゥ・マゴで誘われる いつもと同じく快調に原稿が進む露伴。 「あんまり描きためると(編集部に)安っぽく見られるから、仕事はこれくらいにしよう」とペンを置き、カフェに足を運ぶ。 店には仗助、億泰、由花子たちが先に来ていた。 丁重に断る 味方キャラでありながら、ここまで主人公を 見下している人物はそうそういない ・クソッタレ仗助 ・あほの億泰 ・プッツン由花子 みんなからお喋りしようと 声をかけられて… ・シーンB《41巻》イカサマをめぐる攻防 ジョジョ4部が他部とくらべてユニークなのは、コックがスタンドを料理に使ったり、透明の赤ちゃんや自称宇宙人が何をするのでもなく出てきたり、戦闘とは全く関係のない日常が描かれること。 ヌ・ミキタカゾ・ンシ(地球名・支倉未起隆)は単純構造の物質になら自分の姿を変身できる能力者(吉良親父の矢が刺さらずに撥ね返された事や、他人のスタンドが見えない点から、本人が言うようにマジで宇宙人かも知れない)。 小遣不足でひもじい仗助は、未起隆が変身したサイコロで博打(チンチロリン)をして露伴からくすね取ろうとする。 ルールは3個のサイを振り「1・2・3」が出れば負けで相手に2倍払い「4・5・6」なら2倍貰え、めったに出ない「1・1・1」「6・6・6」は5倍貰えるというシンプルなもの。 仗助はサイコロに「1・2・3だけは出すな」といって振ると、未起隆はいきなり「6・6・6」(オーメン)を出した!焦ったのは仗助。 最後にさりげなく勝つつもりがいきなりのオーメン!次に露伴が振ると今度は「1・2・3」が出た。 仗助にはオーメン、露伴には1・2・3。 露伴はチョ〜疑いの目で仗助を睨むと虫眼鏡を使ってサイコロをチェックするが、完璧な変身で見抜けない。 ドス!次のコマでいき なり小指にペンを 突き刺す露伴ッ!! コリャア愉快だ! あり得ないよハハハ 「はッ!」露伴は黙って ウーロン茶をすすって いる。 沈黙が怖い… 3回連続で超ラッキー! …逆に血の気が引く仗助 逃げる前に指を治して いく仗助。 それにも怒る 露伴が可笑しい!(笑) 夢中になってるうちに虫眼鏡から 出火!自分の家が燃えている のに「たかが」と叫ぶ露伴! このセリフ 最高!! 露伴はイカサマを 見抜けない自分 自身が許せない ・シーンC《47巻》杉本鈴美との別れ 自分の命を奪った吉良を倒して、この世で成すべき事が消えた鈴美。 亡くなってから15年を経て、ついに旅立つ(消滅する)時が来た。 鈴美は露伴をからかうように声をかけた「露伴ちゃん、あたしがいなくなったら寂しいって泣くかしら?」。 ホント、胸に染みるコマだ。 彼が4部でヨボヨボになって いたことに、当初僕は「あ…あの…ジョセフが…」とショックを受けていた。 5巻 老いてマッチョなストレイツォ 8巻 50歳とは思えないリサリサ! 「波紋」は「生命のエネルギー」。 ジョセフほどの波紋使いであれば、若さを保つなど易しいハズ。 だが実際は… もはや何も言うまい ジョセフの頭上を見て「レッド・ホット・ チリ・パッペー!」と叫ぶ億泰。 一方 ジョセフは「ハトポッポ?」。 読者呆然 「わしの杖はどこか知らんかね?」 「目の前にあるじゃないですか…」 上記のように、79歳のジョセフは別の意味でファンの度肝を抜いた。 しかし、その後僕はJOJO好きの友人達との会話を通して、ジョセフは 「老けることを選んだからこそカッコイイ」ということに気づいた。 理由は2つある。 1つ目は妻スージー・Q・ジョースターの存在だ。 結婚して共に年輪を人生に刻んでいく中で、片方だけが 年老いていく、そのことをジョセフはヨシとしなかったのだ。 老いてもやる時はやるッ! 27巻 68歳 DIOと戦うポルナレフの元へ駆け つける。 波紋を忘れたのではなく使わなかっただけ! 出たッ!波紋呼吸の音「コオオォ」 今、あらためて宣言しておく。 「老いてしまったジョセフはなんてカッコイイんだ!」とッ!! つくづく、JOJOは良い。 本当に。

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ジョジョ名場面50選

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ジョジョ名場面50選 〜ジョジョ立ち教室・プレゼンツ〜 ジョジョの奇妙な冒険・感涙名場面50選(3) 第4部後編 【50選】 【ミニ・コラム】 (それぞれのシーンを具体的&詳細に研究する以上、完全ネタバレになります。 「誰なんだ…あいつは!?」自分の父親が他人と入れ替わっていることに気づいた早人は驚愕する。 「何だとォー」「僕に手を出すなーッ!いいなッ!」「小僧!きさま私を脅すのかッ!」「ママにも手を出させないッ!」。 これは 早人自身を爆弾(地雷)にし、吉良の正体を暴こうと早人に接近した者は、質問しただけで爆殺されるという恐ろしいもの。 しかも、爆発と同時に時間が巻き戻され、吉良にはより安全な朝が訪れる極悪能力だった。 露伴は早人の父が吉良ではないかと核心に迫りつつあった。 そして登校中の早人に対しヘブンズドアーを発動する--彼の記憶には 『岸部露伴も殺された』とあった!過去形!ヘブンズドアーには予知や予言の能力はなく、相手が過去に体験したことしか分からない。 露伴が 動揺した瞬間、バイツァ・ダストのスイッチが入り露伴は爆死する(天に昇る露伴を見る鈴美さんの涙は悲痛極まりなし)。 4度目の朝、今度は承太郎、康一、億泰、そして 朝寝坊をしたという仗助ら4人と出会う早人。 だがカッターにキラークイーンがまとわり付き、喉を刺せない。 キラークイーンの姿を見てしまった4人は、一瞬のうちに全員爆死した(まさかの主人公チーム壊滅!!)。 右から承太郎、康一、仗助、億泰。 あのDIOを破った承太郎までが、吉良 に殺られてしまった!読者絶句、 恐るべし吉良吉影&キラークイーン! 露伴の魂が空へ… 4歳の頃の露伴の命を 救った事があるだけ に衝撃は大きい 互角に渡り合う早人!普段は通学に 黄帽をかぶってる小学5年生 5度目の朝。 自分で吉良を倒すしかないと覚悟した早人は、ランドセルに猫草を忍ばせる。 露伴や仗助たちが爆死する前に吉良を倒すべく、屋外で吉良に猫草の空気弾をお見舞いした!命中ッ!だが不運にも胸ポケットの時計に当たり致命傷にはならなかった。 4回も時間が戻るほど敵が排除されたのであれば、その中に承太郎や仗助たちも含まれているだろうと吉良はほくそ笑む。 そいつらが死んだ後で、いったんパイツァ・ダストを解除する!」。 すると、吉良の背後に驚愕した仗助が立っていた!事前に早人が モーニングコールをかけて起した仗助が、 吉良が自分から『吉良吉影』と正体をバラしたのを聞いていたのだ。 ヤバすぎ。 結果、仗助に加勢した億泰が最初に被弾し致命傷を負う。 仗助はすぐに億泰を治療しようとしたが、億泰の体が起爆スイッチ化していることが分かり、触れることが出来ない(自分が爆発してしまう)。 地団駄を踏む仗助。 すると早人が「億泰さんを救う方法がある!僕が触ればいいんだッ!」と接触し爆発で吹っ飛ぶ。 間髪を入れず仗助がクレイジー・ダイヤモンドで早人を治した。 たまげたのは仗助。 「プッツンしてるぜ〜川尻早人…おめーのそのブッ飛んでる根性…まじに小学生かよ…小僧〜!!」。 承太郎たちを守るために自害しようとしたり、億泰にセットされた爆弾を自分の体で受け止める早人。 歴代主人公に匹敵する強靭な精神力、捨て身の自己犠牲に圧倒されまくり。 早人のスーパー小学生ぶりを見てみると、 ワムウにも勝てそうな気がしてきた。 いーや、必ず勝てる! 仗助が速攻で治して元通りに。 空気弾には 「接触弾」「着弾点火弾」の2種類があった!前者は最初に当たったものを爆破するもの(単純だが被害は絶大)、後者は手動で点火するもの(どんなガードも突き抜ける)。 重傷の億泰を抱えている仗助は素早く移動できない。 そこを2発目の「着弾点火弾」が襲う。 ガードは無効化される…絶体絶命だ。 早人は焦る「早く逃げてッ!仗助さんッ!その負傷!次!爆圧を食らっただけでも致命的になるッ!」「ドラァッ!」仗助は傷口から流れる自分の血をクレイジー・D(=ダイヤモンド)で水圧カッターのように飛ばし、空気弾を切断した。 血液カッターは吉良自身まで届きその左肩を切った。 「フン!」鼻で笑う吉良。 空気弾はキラークイーンの能力で固定されており、2つに分裂しただけでしぼまなかった!細切れになろうが飛んで行くのだ。 点火!ドオン! 爆発の直前、仗助の体が後方に引っ張られた。 クレイジー・Dでとっくに治しているのに目を覚まさないからだ。 「億泰さんを抱えていては追い詰められて、必ず攻撃を食らってしまう…!」 「億泰とは気が合うんだ…おめーには分かんねーだろうが、こいつはオレの友達なんだ…!」「そんな事言ってるんじゃあないッ…もう億泰さんは…」「や…やめろ…それ以上言うな…」「あいつを倒す事を考えてッ!」。 --雨があがった。 激戦の合間に詩的な コマもあるのがJOJO 仗助と億泰はもともと敵同士 だったことを考えるとグッとくる 「フン」 かろうじて肩にダメージ なんと腹に猫草がッ! 死闘は続く。 仗助は接近戦に持ち込んだ方が有利(キラークイーンが発動する前にパンチを叩き込める)と判断し、付近の無人の民家に逃げ込んだ。 仗助は、吉良が彼らの位置を確認する為に、室内を覗き込んだ瞬間にドラドラ・ラッシュを叩き込むつもりだ「どこから…入ってくるか?…だ」。 早人が壁際で周囲を警戒していると、目の前に空気弾が入ってきた「え!?な…に…!?」。 弾は早人を無視して真っ直ぐ仗助に向かった「見える ハズないのに!」「グレート」。 逃げる仗助を正確に追尾する空気弾。 「謎だがオレの位置をヤツは完璧に把握しているぜッ!」直撃まであと1メートル!仗助は逃げるのを止めた「野郎!どうやって見ているのかは知らねーが…てめーに追われるなんて事は、最初っからやりたくねー事だぜッ!」。 仗助は側の大きな花瓶を割り、 手の平ほどのガラス片を外に向けて弾いた。 「よし!仗助に着弾ッ!点火ッ!」カチッ!ドグオオンッ!ドス!ドス!仗助の左足と左脇腹に大きな木片が突き刺さり、彼は吹っ飛んだ。 同時に仗助の放ったガラス片が吉良に飛んできた。 「ム!ガードしろッ!キラークイーン!(ガラス片は弾かれた)おっと危ない危ない…最後まであきらめず一矢報いようとする精神力…だからお前には近づかないんだ…東方仗助…」。 早人は満身創痍の仗助を守るべく、家の奥にかくまおうとする。 ドボォォォ!「ブッ!」外では吉良の体に、先ほどガードした筈のガラス片が突き刺さっていた。 実はこのガラス片には仗助がクレイジー・Dで自分の血を閉じ込めていたのだ。 そして、序盤の戦闘で血液カッターを吉良に浴びせて血のシミをつけていたので、ガラス片の血はひとつに集まろうとして、ブーメランのように吉良に戻ったのだ。 ガフッ!吉良は口から血を吐き倒れた。 なんとか体を起した仗助は、吉良がケータイを持っていることを見逃さなかった。 屋内では仗助が吉良の父を発見し、ケータイをとりあげている。 空気弾は吉良の父の側で大爆発した。 「フハハハーッ!やったかッ!!」仗助を倒したと思って喜ぶ吉良。 そこに再び仗助の自動追尾弾(ガラス片)が直撃する。 前のめりに突っ伏す吉良「こ…こんな…事が…これは…何かの…間違いだ…植物のように平穏に生きたいと願う…この吉良吉影の人生に…こんなヒドイ事が…あっていいはずがない…はッ!」目の前にボロボロの仗助が立っている! 「射程距離内に…入ったぜ…吉良吉影…」。 至近距離で向き合う両者。 「東方…仗助…」「出しな…てめーの…キラー…クイーン…を…」睨み合う2人。 ドドドドド。 互いに死力を尽くした一騎打ち! (効果音「ドヒャァ〜ッ」) ついにここまで近づいたッ! ブーメランのように! 「キラークイーン!」「ドラアアーッ!」クレイジー・Dの左ストレートが吉良の顔面に決まった!ブシュウーッ! 吉良は仗助を爆弾に変えようと指先を伸ばすが、ドラドラ・ラッシュで触れることさえ出来ない。 だが次に青ざめたのは仗助だった「ク…クレイジー・Dの拳が!当たってね〜ッ!」なんと猫草が空気クッションを作ってキラークイーンのボディを守っていた!「ギャースッ!」猫草は自分が攻撃されたと思って本能で攻撃を防いでいた。 そして再び発射された空気弾。 絶叫する早人「仗助さんッ!ガラス片でも木でも何でもいいッ!ぶつけて防御してッ!」だが仗助に、もうそんな力は残されていなかった。 崩れるように両膝を地につく。 彼は夢で形兆と会った「兄貴についていく」「行き先を決めるのはお前だ」「…杜王町に行く」。 自分で人生を選んだ所で目が醒めたという。 仗助の瞳から大粒の涙があふれた 「やかましい!生きてんならよォ〜、さっさと目を醒ませ〜コラァ〜ッ!!」。 吉良がまた空気弾を撃とうとすると、 ガオン!ザ・ハンドが猫草を引っ張り出した!猫草はそのまま億泰がキャッチした。 「なっ、何ィーッ!!」吉良、絶句。 おもむろに夢の話をする億泰に 押し殺していた気持ちが爆発 ガオン! 億泰のザ・ハンドが参上ッ! 全身から血しぶきをあげる仗助。 迫り来る空気弾。 もはやこれまでか! 吉良が派手に空気弾を爆発させまくってたので、だんだん近所の住民が集まってきた。 救急車や消防車も到着する。 「見て下さいッ!あの人ケガしている!」そう言って承太郎と露伴に吉良を指差したのは康一だった。 周囲を見回して動揺する吉良。 吉良はつんのめって倒れた「夢だ…これは…夢だ。 この私が追い詰められてしまうなんて…きっと…これは夢なんだ…」。 吉良はすぐさま相手を爆弾化する。 承太郎「まずいぜ!ここで時を止めてもヤツまでは遠すぎる…間に合わねえッ!」。 ズン!キラークイーンが指のスイッチを押そうとした時、突然手が地面にめり込んだ! 「ACT3 FREEZE! 射程距離5mに到達しました。 エス・エイチ・アイ・ティー!」だが、吉良はまだ執念で押そうとしている「このクソカスどもがァーッ!!」 「スタープラチナ・ザ・ワールド!」ドォーン!時は止まった。 「康一君…君は本当に頼もしいヤツだ。 この町に来て君と知り合えて本当に良かったと思ってるよ…。 そして、やれやれ、間に合ったぜ…。 オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」スイッチを二度と押せないよう、手をバキボキに砕いておく。 吉良はうわ言のように繰り返している。 吉良が偶然落下した場所は、バック中の救急車の進路上。 「おい、そこに誰か倒れているぞーッ!ストーップ!ストープッ!」ドグン!----即死だった。 「何ィィィイイイイイイイイイイイイイイイイ」「裁いてもらうがいいわッ!吉良吉影」。 鈴美は15年前に吉良の手で殺された、最初の犠牲者だった!彼女はアーノルドを抱きしめる 「これでやっと…やっと行けるわね、あたしたち」。 ラストは杜王町のスタンド使いみんなに見守られながら、彼女は 消えていく 「ありがとう、みんな…。 さようなら…みんな…」。 ジョジョ全巻の中で最長のノンストップ・バトルだ。 覚悟はしていたけど、ものすごい長文になってしまった。 中でも第4部に登場した漫画家・岸辺露伴は、高慢チキで子どもっぽい人格にもかかわらず、なぜか憎めない不思議な男だ。 このコーナーは、名場面集では紹介できなかった露伴先生のユニークな横顔を3ヶ所ピックアップしたいッ! ・シーンA《40巻》カフェ・ドゥ・マゴで誘われる いつもと同じく快調に原稿が進む露伴。 「あんまり描きためると(編集部に)安っぽく見られるから、仕事はこれくらいにしよう」とペンを置き、カフェに足を運ぶ。 店には仗助、億泰、由花子たちが先に来ていた。 丁重に断る 味方キャラでありながら、ここまで主人公を 見下している人物はそうそういない ・クソッタレ仗助 ・あほの億泰 ・プッツン由花子 みんなからお喋りしようと 声をかけられて… ・シーンB《41巻》イカサマをめぐる攻防 ジョジョ4部が他部とくらべてユニークなのは、コックがスタンドを料理に使ったり、透明の赤ちゃんや自称宇宙人が何をするのでもなく出てきたり、戦闘とは全く関係のない日常が描かれること。 ヌ・ミキタカゾ・ンシ(地球名・支倉未起隆)は単純構造の物質になら自分の姿を変身できる能力者(吉良親父の矢が刺さらずに撥ね返された事や、他人のスタンドが見えない点から、本人が言うようにマジで宇宙人かも知れない)。 小遣不足でひもじい仗助は、未起隆が変身したサイコロで博打(チンチロリン)をして露伴からくすね取ろうとする。 ルールは3個のサイを振り「1・2・3」が出れば負けで相手に2倍払い「4・5・6」なら2倍貰え、めったに出ない「1・1・1」「6・6・6」は5倍貰えるというシンプルなもの。 仗助はサイコロに「1・2・3だけは出すな」といって振ると、未起隆はいきなり「6・6・6」(オーメン)を出した!焦ったのは仗助。 最後にさりげなく勝つつもりがいきなりのオーメン!次に露伴が振ると今度は「1・2・3」が出た。 仗助にはオーメン、露伴には1・2・3。 露伴はチョ〜疑いの目で仗助を睨むと虫眼鏡を使ってサイコロをチェックするが、完璧な変身で見抜けない。 ドス!次のコマでいき なり小指にペンを 突き刺す露伴ッ!! コリャア愉快だ! あり得ないよハハハ 「はッ!」露伴は黙って ウーロン茶をすすって いる。 沈黙が怖い… 3回連続で超ラッキー! …逆に血の気が引く仗助 逃げる前に指を治して いく仗助。 それにも怒る 露伴が可笑しい!(笑) 夢中になってるうちに虫眼鏡から 出火!自分の家が燃えている のに「たかが」と叫ぶ露伴! このセリフ 最高!! 露伴はイカサマを 見抜けない自分 自身が許せない ・シーンC《47巻》杉本鈴美との別れ 自分の命を奪った吉良を倒して、この世で成すべき事が消えた鈴美。 亡くなってから15年を経て、ついに旅立つ(消滅する)時が来た。 鈴美は露伴をからかうように声をかけた「露伴ちゃん、あたしがいなくなったら寂しいって泣くかしら?」。 ホント、胸に染みるコマだ。 彼が4部でヨボヨボになって いたことに、当初僕は「あ…あの…ジョセフが…」とショックを受けていた。 5巻 老いてマッチョなストレイツォ 8巻 50歳とは思えないリサリサ! 「波紋」は「生命のエネルギー」。 ジョセフほどの波紋使いであれば、若さを保つなど易しいハズ。 だが実際は… もはや何も言うまい ジョセフの頭上を見て「レッド・ホット・ チリ・パッペー!」と叫ぶ億泰。 一方 ジョセフは「ハトポッポ?」。 読者呆然 「わしの杖はどこか知らんかね?」 「目の前にあるじゃないですか…」 上記のように、79歳のジョセフは別の意味でファンの度肝を抜いた。 しかし、その後僕はJOJO好きの友人達との会話を通して、ジョセフは 「老けることを選んだからこそカッコイイ」ということに気づいた。 理由は2つある。 1つ目は妻スージー・Q・ジョースターの存在だ。 結婚して共に年輪を人生に刻んでいく中で、片方だけが 年老いていく、そのことをジョセフはヨシとしなかったのだ。 老いてもやる時はやるッ! 27巻 68歳 DIOと戦うポルナレフの元へ駆け つける。 波紋を忘れたのではなく使わなかっただけ! 出たッ!波紋呼吸の音「コオオォ」 今、あらためて宣言しておく。 「老いてしまったジョセフはなんてカッコイイんだ!」とッ!! つくづく、JOJOは良い。 本当に。

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