コロナ 喘息 の 薬。 【注意】新型コロナウイルスに喘息薬は逆効果!?

期待高まる「アビガン」 新型コロナ治療薬|医療ニュース トピックス|時事メディカル

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プロドラッグとは 体内あるいは目標部位に到達してから薬理活性をもつ化合物に変換され、薬理効果を発揮(活性化)するように化学的に修飾された薬です。 喘息薬 ステロイド薬 を服用すると免疫能が低下する ステロイド薬のもう一つの作用として細胞の中の核内受容体に働きかけ、転写因子に結合して免疫細胞が増えるためのサイトカイン IL-2、IL-6 や炎症性サイトカインの生成を抑制します。 その結果、免疫の主役であるT細胞やB細胞、マクロファージなどを減少させる作用を持ちます。 しかし、吸入ステロイド薬のメリットはこの作用が少ないとされています。 というのも肝臓で代謝されやすいためです。 また、肺に長時間滞留しやすいという性質も持ちます ・ サイトカインとは細胞が分泌する物質で、体にさまざまな作用を及ぼすものの総称です。 ・転写因子とはDNAからRNAに転写される際に転写を促進したり、抑制したりするタンパク質の総称です しかし、肺に長時間滞留するということは同時に肺でコロナウイルスに感染した細胞が免疫細胞を呼び寄せるサイトカイン インターフェロン の産生まで抑えるため、免疫細胞がコロナウイルスに感染した細胞に近づきにくくなります。 また、インターフェロンが産生されないと キラーT細胞の活性化まで抑制するため、コロナウイルスが野放しになってしまいます。 その結果、一見症状が軽快したように見えて、裏ではコロナウイルスが増殖しているという事態を招きます。 「増殖したら増殖したでステロイドの服用量を増やせばいいんじゃない??」という意見もでるかもしれませんが、 ステロイド薬は対症療法でしかないため、コロナウイルスに感染した状態が長く続き、ステロイドで対処できないくらいの量までコロナウイルスが増殖して 肺炎に至ってしまうということも予想されます。 ・インターフェロンとは動物体内で病原体や腫瘍細胞などの異物の侵入に反応して細胞が分泌するタンパク質です。 ウイルス増殖の阻止や細胞増殖の抑制、免疫系および炎症の調節などの働きをするサイトカインの一種です。 ・キラーT細胞とはリンパ球T細胞の一種で、宿主にとって異物になる細胞 移植細胞、ウイルス感染細胞、癌細胞など を認識して破壊する。 ・対症療法とは病気によって起きている,痛み,発熱,せきなどの症状を和らげたりなくしたりする治療法です。 一時的に病気を和らげるものですので,病気そのものや,その原因を治す 『原因療法』とは違います まとめ 喘息薬のシクレソニドは炎症を抑える薬であり、新型コロナウイルスに直接作用する薬ではない シクレソニドは喘息薬の中でも吸入ステロイド薬に分類され、作用機序はアラキドン酸を生成する酵素であるホスホリパーゼA2を阻害する。 プロドラッグであるため、代謝活性化を受け薬効を発揮する。 もう一つの作用として細胞の中の核内受容体に働きかけ、転写因子に結合して免疫細胞が増えるためのサイトカイン IL-2、IL-6 や炎症性サイトカインの生成を抑制する。 肺に長時間滞留するということは肺でコロナウイルスに感染した細胞がインターフェロンを産生できずにキラーT細胞の活性化も抑制し、結果的にコロナウイルスが増殖して肺炎に至ってしまう可能性が予想される。

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ぜんそく治療のステロイド薬で新型コロナの肺炎改善か 症例報告、不適切使用で耐性ウイルス出現恐れも

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新型コロナウイルスの感染予防のため、マスク姿で通勤する人たち(写真:共同通信) 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。 ワクチンや治療薬の開発も世界中で進むが、動物実験を経て臨床試験で安全性と有効性を確認する必要があり、量産体制の整備なども含め、実用化には年単位の時間がかかるだろう。 では、既に承認され、広く使われてきた医薬品をそのまま使うことができるならどうだろう。 有効性や安全性の検証はより速やかに行え、より素早く市場投入できる可能性が高まる。 そうした観点で、日本のある医薬品に対する期待が高まっている。 その薬とは、慢性膵炎(すいえん)の治療に使われているカモスタットメシル酸塩だ。 たんぱく質分解酵素の働きを妨げる作用を持つ薬で、小野薬品工業が創出し、1985年に「フオイパン錠」の名称で発売した。 既に物質特許は切れており、国内で多数の後発品メーカーが同じ成分の薬を販売している。 この薬が新型コロナウイルスの感染を妨げる可能性があると、3月初めにドイツの研究者らが著名な科学誌である「Cell」に発表し、注目されている。 研究者らは、新型コロナウイルスがヒトの細胞に感染する際に、細胞の膜上にあるACE2と呼ばれる受容体たんぱく質に結合した後、やはり細胞膜上にあるセリンプロテアーゼと呼ばれる酵素の一種であるTMPRSS2を利用して細胞内に侵入していることを突き止めた。 カモスタットはTMPRSS2を妨げる働きを持つことが知られており、重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)の原因となるコロナウイルスの感染を妨げることは、実験室レベルではこれまでにも報告されてきた。 今回の論文で研究者らは、カモスタットを使うと新型コロナウイルスでもSARSウイルスでも、細胞への感染を妨げられることを培養細胞などを使った実験で確認した。 ただ今回の論文によると、現在、医薬品として一般に処方される用量よりもかなり多くの量を投与しなければ、感染を防ぐ効果は得られないようだ。 しかし一方で、2016年に別の研究グループがマウスを使った動物実験によって、カモスタットがSARSウイルスの感染を妨げることを報告している。 このときマウスには、体重1キログラム当たり30ミリグラムが1日2回投与された。 マウスで効果のあった量をヒトに換算する計算式があり、それに当てはめるとヒトの場合は1日約150ミリグラムの2回投与で効果が得られる計算になる。 カモスタットは慢性膵炎に対しては、1回200ミリグラムを1日3回投与されている。 つまり、慢性膵炎に対して長年使われてきたのと同じ量で新型コロナウイルスに対する効果が得られる可能性があるのだ。 カモスタットは日本と韓国でしか承認されていないので、それ以外の国で開発するには動物実験などから行う必要がありそうだ。 日本でも、肺炎を対象に承認された薬ではないので、今後、重症肺炎患者などを対象に臨床研究を行い、安全性と有効性を検証する必要はある。 それでも実用化には、日本で使われている薬を用いて日本で臨床研究を行い、その有効性を検証するというのが最もスピーディーな道だ。 この論文について小野薬品は、「論文で効果があったのは臨床で使っているよりもかなり多い量なので、うちでは積極的には検討していない。 しかるべき機関から協力要請があれば前向きに対応するが、今のところは要請はない」(広報)としている。 ただ、アカデミアの中には期待を示す声もある。 大分大学医学部付属病院臨床薬理センターの上村尚人センター長は、「どのぐらいの量で効果が得られるのかは十分に検討する必要があるが、既存薬の転用で有効なら早期の実用化が期待できる」と話す。 また、別の国立大学では臨床研究の計画が動き出しているようだ。 既に国内で承認、流通している医薬品で、新型コロナウイルスによる肺炎への効果が期待される薬としては、米アッヴィの抗エイズウイルス(HIV)薬である「カレトラ」(一般名ロピナビル・リトナビル)や、帝人ファーマが販売している気管支ぜんそく治療薬「オルベスコ」(同シクレソニド)などもある。 シクレソニドは、神奈川県の県立病院が新型コロナウイルスによる肺炎患者3人に投与し、3人とも改善したと報告している。 帝人ファーマは3月10日に、厚生労働省からの要請を受けて、同製剤を2万本確保し、臨床研究などに供給すると発表した。 なお抗インフルエンザ薬の「アビガン」(ファビピラビル)も新型コロナウイルスに対する効果が期待されているが、アビガンの承認は備蓄用であり、臨床現場で広く使われた経験はない。 いずれにしても、既存薬からの転用で、新型コロナウイルスへの対抗手段がよりスピーディーに見つかることを期待したい。

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【解説】新型コロナの治療薬やワクチン、現在の開発状況は? 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News

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ぜんそくの治療に使われている吸入ステロイド薬で、新型コロナウイルスによる肺炎の症状が改善したとする症例報告があり、注目が集まっている。 報告したチームは「この症例のみで効果を論ずることはできない」として、多施設共同研究で薬の効果や適切な使用法を検証する。 日本感染症学会は薬を使った症例の報告を呼び掛けている。 神奈川県立足柄上病院と愛知医大のチームは、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船し、感染が判明して搬送された60~70代の男女3人の治療経過を公表。 3人は入院後、酸素の補給量が増加するなど徐々に悪化したが、国立感染症研究所の実験でウイルス増殖を抑える効果のあった吸入ステロイド薬の「シクレソニド(商品名オルベスコ)」を使用したところ、症状が改善したとしている。 詳しい仕組みは分かっていないが、吸入で肺の奥まで薬が届くと、ウイルスの増殖や炎症を抑える効果が期待できるという。 ただ不適切な使い方をすると、薬が効かない耐性ウイルスが出現する恐れがある。 オルベスコは気管支ぜんそくの治療薬として承認されており、ぜんそく患者の使用分確保も課題となりそうだ。 販売元の帝人ファーマは出荷調整を始めた。 愛知医大の森島恒雄客員教授(感染症内科学)は「軽症患者などに安易に使ってはいけないが、この肺炎は重症化するスピードが速い。 進行を食い止められるか見極めたい」と話した。

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