獪岳 意味。 獪岳(かいがく)は岩柱悲鳴嶼の寺にいた子供?鬼に家族を襲わせた理由も解説

【鬼滅の刃】獪岳(かいがく)が悲鳴嶼(ひめじま)を裏切った子供!?

獪岳 意味

とある山の麓に、一つの寂れた寺が建っていた。 かつて漆が塗られていたであろうその木板は雨風で風化し、砂のような灰色に変化している。 それはまるで、その寺が過ごしてきた多くの年月を語っているようであった。 だがその寺の外壁には、いつ見ても蔦や下草は巻き付いておらず、また不思議と、いつもどこか清潔な風を醸し出している。 それらはもちろんのこと、この寺で生活を営む者がいるからだ。 …そしてこれは、突然の出来事であった。 雨がしとしとと地面を濡らす、とある春の夜。 平凡な日のことだ。 地面を揺らがすような雷鳴が轟いた。 暗い夜空に、黄金色の滝のような線が、幾重にも輝く。 「悲鳴嶼さん!大変なの、獪岳が…獪岳が、倒れてる!」 甲高い声が、湿った夜闇を劈く。 そう叫んだ薄紫の着物を纏った幼い少女は、小さな寺の前で、腰が抜けたようにして肩を震わせていた。 そしてその悲鳴に気が付いたのか、一人の青年が、扉を突き破るようにして寺の中から出てくる。 相当上背のある青年だ。 「どうしたんだい、沙世。 」 若干の焦りを滲ませた声で、青年は少女…沙世にそう尋ねる。 しかし彼の瞳の虹彩は、白濁として光を映していない。 沙世は 「こっちに来て悲鳴嶼さん!早く獪岳をお医者さんの所に連れて行かないと…」 「分かったよ、沙世。 獪岳がそこに倒れているのか…?分かったから、一度落ち着いて、何があったか話してみなさい。 すぐに彼女を麓の医者の所へ連れて行く。 」 落ち着くんだ、沙世。 悲鳴嶼と呼ばれた青年は、そう言いながら沙世の背を摩った。 しかし彼女の背を摩りながらも、悲鳴嶼は鼻腔に香る妙な匂いに眉を顰める。 何かが焦げたような、煙を吸ったような匂い。 いつも芳しく香る藤の香では無く、厭な、匂いだ。 先程閃光と共に落ちた雷、この異臭…。 悲鳴嶼は頭の中で、倒れている獪岳が一体どのような惨状になっているのか、沙世に説明されるまでもなく、すぐに理解してしまった。 「か、獪岳がね…次朗のお金取ったから…それを雪ちゃん達が怒って…そうしたら獪岳が一人で外行っちゃって…。 」 「危ないって言ったの!悲鳴嶼さんはその時、他の子と一緒でいなかったし…だって、だって雷様がゴロゴロ言ってたから危ないって……。 」 洟と涙を啜る音を交えながら、紗世は必死に言葉を続けようとする。 それを宥める悲鳴嶼は片手で彼女の背を、もう片方の手で、倒れている獪岳の首筋を探した。 よく確かめれば、ほんの僅かに、僅かに脈打つ血を感じる。 「…ゴホッ……」 「獪岳!獪岳、息はできるか!」 掠れた咳が、獪岳の方から聞こえた。 脈も、息も、まだある。 沙世は獪岳が金を盗んだ、と言ったが、悲鳴嶼にとってそれは今はどうでも良かった。 とにかく、彼女を早く医者の元へ連れて行かなければ。 まだ子供なのだ、こんな所で死なせる訳にはいかない。 「悲鳴嶼さん…獪岳は大丈夫なの?ねえ、死んじゃうの…?だって、髪の毛だって変になっちゃってるよぉ…」 「大丈夫だ、獪岳は私が医者の所へ連れて行く。 安心しなさい。 沙世、私が戻るまで他のみんなを見ててくれるか?」 「…うん。 」 「…良い子だ。 私も獪岳もすぐに戻る。 戸をしっかり閉めておきなさい。 」 そう言って獪岳を背負った悲鳴嶼は、聴覚、嗅覚を研ぎ澄まして、麓までの道を探った。 獪岳の全身が、燃えるように熱い。 だが今の時間ならば、麓に住む医者もまだ治療をできるだろう。 悲鳴嶼が駆け出そうとした、その時だ。 彼の全身が、妙な感覚を捉えた。 背筋に百足が走るような心地悪さを覚える。 かと思えば次の瞬間、死屍累々を思わせる腐臭が、悲鳴嶼の鼻を襲った。 目が見えなくとも感じる。 禍々しさ、歪んだ気配。 …そして、悲鳴嶼の頭の中に一つの単語が思い浮かんだ。 あれはあくまでも言い伝えの怪物。 空想の産物ではないのか。 藤の香を焚くのも、あくまでもただの伝統、そうそのはずだ。 「ね…ねぇ……悲鳴嶼さん…あの人、誰?怖いよぉ…血まみれだよ、あの人…。 」 沙世が足に縋り付いてくる。 彼女の目に映っている情景を知る術は無いが、しかし。 彼女が見ているモノが何かは分かる。 匂い、音、触覚、全てでその淀んだ気配を感じる。 悲鳴嶼は沙世の頭に、手を置いた。 「今すぐ寺の中に戻りなさい。 良いと言うまで、絶対に扉を開けてはならない。 何があっても、絶対に。 」 「で、でも……悲鳴嶼さんが…」 沙世の言いたいことは少し分かる。 細身で盲目の己が、頼りないように見えるのだろう。 しかしそれでも、悲鳴嶼には今、どうする事もできなかった。 とにかく、寺に住む子供達を、沙世、獪岳を守らなければ。 その考えだけが、頭の中で確固として存在している。 蛇のとぐろを巻くような、そんな音を思わせる声が、耳に届いた。 『けっけっ、今夜は良い夜だぜぇ。 まさかこんなボロ小屋に、食いモンが沢山住んでいたなんてよぉ。 」 「沙世!早く戻るんだ!」 「はっ、はい!」 その瞬間。 悲鳴嶼は、強く沙世の背を押す。 沙世はすぐに走り出し、そして眼前にはすぐ、寺の扉が迫る。 が、しかし。 『けけっ、逃すかよぉ。 旨そうな娘っ子をよぉ…。 』 「キャー!!」 「沙世!…沙世を、離すんだ!」 何が起きたのか。 とにかく人間ではありえない速さで、沙世は化物に捕らえられてしまった。 その事だけは、気配で分かる。 沙世の怯えが、空気の僅かな振動だけでも伝わって来るのだ。 しかし、身動きの取りようが無い。 獪岳を背負ったまま、沙世を傷付けることなくどう助け出せるのか。 恐らく今自分が対峙しているのは、人を超えた力を持つ、化物なのだ。 「悲鳴嶼さぁぁん!」 「沙世、君は必ず私が助ける。 だから待っていてくれ。 」 泣き叫ぶ沙世に、そう声を掛ける。 だが一体、どうすれば…。 『けけけっけ、そいつ、死んじまったのかぁ?』 化物が言う。 「…誰の事だ?」 『ああそう、お前らの事を俺に知らせたの、お前が今背負ってる餓鬼だぜぇ。 後でそいつも喰おうかと思ってたんだが、死んじまったのかよ。 けけけっ、けけっ。 』 酷く醜い笑い声だった。 音に色など無いというが、もし色があるなら間違いなく泥の色をしているであろう、汚声だ。 他者を蔑み切ったモノにしかできない、嫌な笑い方。 『まあ俺は構わねえよ、もう一人旨い餓鬼にありつけたんだからよぉ…。 さてさて、この娘はどう喰ってやろうかぁ…目玉かなぁ。 』 「いやだ!いや!やめてぇぇ!」 沙世の泣き叫ぶ声、下卑た笑い声、背負っている子供の熱さ。 そして、自分が背にしている小さな寺。 耳に届くほど、鼓動が早鐘を打つように早まる。 頭に熱が昇っていく。 そうして、戸惑いや雑音、それらが全て流されて行くのを感じた。 五月雨に打たれるようにして、無駄な感覚が全て落とされて行くのだ。 恐ろしい程に、頭の中が静まる。 そして悲鳴嶼は、それをどうすればいいかを酷く冷静に、理解する。 日が昇った後には、静寂ばかりが山を包み込んだ。 だからこの獪岳という名も、小さな寺の前に捨てられた時に自分が包まれていた布に、縫われていただけだ。 苗字があったのか、それともこれが苗字なのか、名前なのか。 しかしそんな事は、彼女にとってはどうでも良かった。 大体、自分を捨てた碌でなしの両親に興味は無い。 事情だろうが何だろうが、知った事ではなかった。 だからか、共に寺で育てられた捨て子達が、顔も知らない親の話をする度に、腹が立ってしょうがなかった。 自分を捨てたクズを、どうしてそんなに好いていられるのか。 頭がおかしいんじゃないのか。 不満や怒りを抱えながらも、獪岳はしかし毎日毎日、幼い頃から誰よりも働いた。 そう思っている。 裏山の畑仕事から、洗い物、寺の修理、日銭稼ぎの仕事、食事の支度… 金に余裕は無かったから、頭を下げてでも工面した。 そうしないと自分が食べていけない。 にも関わらず、新しい子供がやって来る度に、獪岳は段々と評価されなくなっていった。 なぜこうも努力している自分が評価されず、大して役にも立っていないクズばかりが見られるのか。 何で俺を評価しない。 お前は何もできねえだろ。 なんでこんな塵屑どもと、自分が同じ空間で過ごさなければいけないのか。 獪岳には、ただただ苦痛の日々だった。 常に怒り、蔑み、そうして十二年以上も生きてきたのだ。 そしてそんな刺々しい獪岳に近付こうとする者は、同じ寺の中で一人もいなかった。 そんな鬱々としたとある日の事。 同じ寺に住む子供に、次朗という少年がいた。 寺で育った子供の中で獪岳より唯一歳上の彼は、皆が寺で暮らしていく為の金品を管理する役職を任されていたのだ。 …そして、キッカケは些細なものであった。 「なあ獪岳…俺達の財布から、最近少し金が減っているんだ。 …心当たりは無いか?」 「は?ある訳ねえだろ。 第一、何で俺を初めに疑うんだよ。 」 「そうか…。 」 罪悪感は無かった。 大体、貯め込んである金だって俺が稼いだ分も入っているんだ。 それを使う権利があるのは当然のことだろう。 欲しい物の一つや二つ、自分にだってある。 確かに金を盗んだのは自分だったが、しかしなぜ初めに疑われるのが俺じゃないといけないのか。 ひそひそとクズ共が自分を見ていることに、無性に腹が立った。 疑惑の視線を浴びて、胸の奥から黒い靄が湧き上がる。 「ふざけるなよ、お前らが何とか食い繫いでるのも俺の稼いだ金を使ってるからじゃねえか。 」 「おいやっぱり獪岳、お前がやったのか!」 「なんでそんな事したの?酷いよ。 」 言っても分からぬクズばかり。 一斉に浴びせられた非難の声が、獪岳の怒りの導線に火を付けた。 「そんなに言うなら出てってやるよ、こんなボロ小屋。 お前らはクズ同士仲良くしてれば良いだろ!」 怒声を上げて、獪岳は乱雑に扉を開け放って出て行った。 幸いなことに、その時悲鳴嶼はいなかった。 いや、仮にいたとしても、あいつは目が見えないし、俺がいなくなった事なんて気が付けないだろう。 獪岳は怒りに足を任せ、夕暮れの山を荒々しく歩いた。 ひらひら舞い落ちてくる桃の花を踏み潰しながら、ひたすらに、あの寺から遠くを目指して歩く。 もう二度とあんな奴らの顔を目に入れたくなかった。 今度見たら、苛つきのあまり、頭が桃のように割れそうだ。 そうやって寺の奴らを呪いながら歩いていたはずだった。 そう、それから…何か妙な気配がすると思って振り返ったら…。 …一体何があったのだろうか。 確か、そうだ。 あんな奴らが死んだところで誰も困らない。 俺は生きないといけないんだ。 生きてれさえすれば、あんなクズ共をいつか見返して……。 寺の扉前に焚いてある藤の香は、踏み消した。 前から何の意味があるのか気にしなかったが、鬼避けだったのか、あれは。 その後一体、俺はどうしたんだ? 空が昼のように光ったのは覚えている。 一体、何があった? 「獪岳、獪岳、目を覚ましたのか?」 うるせえな、誰だよ。 俺に話しかけてくるな。 獪岳は薄っすらと瞼を上げる。 茶色いシミばかりの、板張りの古い天井。 いつも嫌になる程見ている、あのボロ寺の天井だ。 「うっ…」 獪岳は思わず飛び起きた。 何かに驚いた訳では無い、ただ、全身に走る痺れるような痛みのせいで、だ。 皮膚に電流でも流しているのか、という程痛い。 特に頭だ、頭が砕けるように痛い。 頭だけ切り離してしまいたい。 …何だ、この痛みは。 「獪岳、落ち着け。 息は吸えるか?ゆっくり吸って、吐くんだ。 」 「悲…鳴嶼…さん……」 視界に入ったのは、盲目の青年の姿。 悲鳴嶼だ。 心配気に眉を寄せて、獪岳の背を僅かに叩く。 その調子に合わせて、獪岳は息を吸って、吐いた。 しかしそうすれば今度は、喉の渇きが、息を吸うたびに痛みへ変わる。 呼吸をする事がこんなにも大変だとは、人生で一度も思いはしなかった。 全身と喉を襲う痛みに耐え忍び、どうにか息だけは落ち着ける。 ただただ苦しいばかりで、悲鳴嶼や寺の奴らを罵る力も残っていない。 なぜこんな思いを自分ばかりしないといけないんだ。 「獪岳、息は落ち着いたようだな…。 良かった。 水を飲むと良い、喉が渇ききっているだろう。 」 悲鳴嶼がその大きな手に椀を持っているのを見た時、獪岳はどうにも、この時ばかりは悲鳴嶼に感謝したくなった。 早く水が飲みたい。 喉が灼け死にそうにだ。 震える手で、悲鳴嶼から碗を受け取る。 取り落としそうになったのを、悲鳴嶼が支えてくれた。 ゆっくりと、水面に口を近付け、飲み干そうとする。 何か、水面に見慣れぬものが映っていたのは気のせいか。 喉の渇きは深刻だったが、それにしても今碗の水に映った顔、あれは一体誰だ。 いや関係無い、早く水が欲しいんだ。 飲んでしまおう。 しかし、背に腹は変えられぬ。 好奇心はどうしても、獪岳の視線を水面へとやった。 「え……」 そこに、映っていたものは…確かに、獪岳の顔に間違いない。 水面が揺らいでも、確かにそれは、はっきりと分かる。 獪岳の髪は、確かに黒かったはずだ。 なのに、それなのに今水面に映っているのは、輝かんばかりの金。 金色、金髪だ。 獪岳の手から椀が離れて、零れ落ちた水が布団の上に染み込んだ。

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鬼滅の刃考察|獪岳(かいがく)は善逸の兄弟子!!じいちゃんを食べて上弦の陸となった!?

獪岳 意味

本記事の内容• 獪岳 (かいがく)の技(血鬼術、呼吸) 鬼滅の刃の獪岳(かいがく)の技について気になった方はいませんか? 今回の記事はそんな疑問を解決できる内容になっています。 鬼滅の刃 獪岳 (かいがく)の技 獪岳(かいがく)の使用する日輪刀は支子色(くちなしいろ)の刀身でその刀身には黒い雷状の紋様が描かれています。 使用する呼吸は、雷の呼吸。 同じ雷の呼吸の使い手の吾妻善逸とは兄弟弟子の関係になり、獪岳(かいがく)のほうが兄弟子にあたります。 雷の呼吸の壱の型の 霹靂一閃しか使用することのできない善逸とは逆に壱の型を使用することができず、それ以外の弐の型~陸の型を使用することができます。 獪岳 (かいがく)雷の呼吸弐の型 稲魂(いなだま) 雷の呼吸弐の型の 稲魂は一息で瞬きの間に五連撃を浴びせます。 連撃の瞬間には、稲妻のような黒い斬撃がとびます。 恐らく複数相手の技ではなく単体相手の近距離向けの技のように見えます。 獪岳 (かいがく)雷の呼吸参の型 聚蚊成雷(しゅうぶんせいらい) 雷の呼吸参の型の 聚蚊成雷は回転しながら動き周りあらゆる方向から切りつける波状攻撃です。 攻撃中にはあらゆる方向に飛ぶ黒い斬撃が描かれています。 聚蚊成雷とは、「小さな蚊の羽音も、大群になれば雷のようなおとになる」という意味の四字熟語で、その名から想像すると一撃の威力は小さいかもしれませんが、その一撃を大量に浴びせることで大ダメージを与える技になってると思います。 獪岳 (かいがく)雷の呼吸 肆ノ型 遠雷(えんらい) 雷の呼吸 肆ノ型 の遠雷は壱の型の霹靂一閃のように正面に向けて突進し斬撃を浴びせる技ですが、霹靂一閃とは違い技の始点から放射状に稲妻が放出されています。 遠雷は遠くで鳴る雷という意味でその名から中遠距離向けの技だと伺えますが善逸との戦いで使用した際は畳1畳くらいの距離で使っていました。 獪岳 (かいがく)雷の呼吸伍の型 熱界雷(ねっかいらい) 雷の呼吸伍の型の熱界雷は下から上えと刀を振り上げ敵を真上に吹き飛ばす技です。 熱界雷とは、熱気や寒冷前線によっておこる上昇気流により発生する落雷のことを指します。 刀から熱界雷のような大きなパワーをだす技だと思います。 獪岳 (かいがく)雷の呼吸陸の型 電轟雷轟(でんごうらいごう) 雷の呼吸陸の型の電轟雷轟はあらゆる方向を縦横無尽に斬撃と雷撃が飛び交う技です。 四方八方から敵に斬撃をあびせ逃げ場のない斬撃を浴びせダメージを与えます。 獪岳 (かいがく)血鬼術 日輪刀を用いた攻撃で敵に傷を負わせると、その傷がひび割れていき皮膚を徐々に崩壊させていきます。 鬼滅の刃 獪岳 (かいがく)の技を紹介してのまとめ! いかがだったでしょうか? 今回は鬼滅の刃獪岳(かいがく)の技についての記事を書いてみました。 どの技も技名それぞれに意味がありとても魅力的でかっこいい技だと思いました。 それではまた別の記事でお会いしましょう!.

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獪岳ちゃん

獪岳 意味

悲鳴嶼に拾われ寺院で暮らす 小さい頃から家のなかった獪岳。 身寄りのない子供を預かる悲鳴嶼の寺で、他の子供たちと共に幼少期時代を過ごします。 生き残るため悲鳴嶼を裏切る しかしある夜、獪岳は寺の金を盗み、それがばれて寺を追い出されてしまいます。 運悪く鬼と遭遇しまった獪岳は、自身が生き残るために鬼と取引を行います。 寺に居る人間を鬼に差し出して、自分だけ生き残ることを選択するのです。 この事件をきっかけに、悲鳴嶼は子供を信用できなくなり、投獄されてしまいます。 鳴柱に拾われ弟子になる 悲鳴嶼の寺を出た後、獪岳は元鳴柱で育手の「桑島慈悟郎」の弟子になることに。 元柱である桑島を尊敬し、ひたむきに努力を重ねていました。 善逸との出会い・不満を抱き始める ある日、善逸が獪岳の弟弟子として慈悟郎の元に。 分け隔てなく2人を大切にする慈悟郎。 特別扱いを求めていた獪岳は、3人での生活に不満を抱き始めます。 泣きべそをかきながら慈悟郎の指南を受ける善逸。 その姿に苛立ちを募らせる日々。 さらに慈悟郎は、雷の呼吸を2人で共同後継するように言いつけます。 獪岳の不満は、善逸の耳でいつも聞き取れるほど大きいものとなっていました。 黒死牟の勧誘を受け鬼へ 善逸より早く鬼殺隊に入隊した獪岳。 とある任務中に上弦の壱「黒死牟」と遭遇。 敗北を喫した獪岳は、生き残るために黒死牟に頭を下げ鬼になることを決意します。 獪岳の強さ・呼吸と型 雷の呼吸を使いこなす鬼 鬼殺隊出身のため、鬼でありながら呼吸や型を使用して戦うことが可能。 それに加えて血気術を使え、鬼の耐久力と回復力を兼ね備えており、単純な戦闘力が秀でています。 弐ノ型「稲魂」 斬撃を食らった者は、体内で斬撃がヒビ割れを起こし続ける。 獪岳の名前について 「悪賢さ」を意味する 人を裏切って生きてきた獪岳。 その獪岳の名前には、実は「悪賢さ」という意味を持つ漢字があてられています。 「獪」は悪賢いという意味。 「岳」は高くそびえる山、いただきという意味を持ちます。 意味が通るように意訳すると、「悪賢さの頂点」という意味になるのです。 獪岳のイメージにぴったりな名前と言えるでしょう。 善逸と名前が対比している また、獪岳と対をなす存在の善逸。 その善逸の名前が獪岳と対比している点も面白いです。 善逸という漢字を分解して意訳すると、「飛び抜けて性格が善い(良い)」となり、悪賢さとは真反対な意味になります。 獪岳は死亡している? 善逸に敗れ死亡 無限城にて、同じ修行時代を過ごした善逸と対峙。 激闘の末、善逸オリジナルの「七ノ型」で首を斬られ死亡します。 最後は1人虚しく死を迎える 死の間際に、善逸とともに無限城の底に落下する獪岳。 善逸に負けたことは不服ですが、善逸が死亡することに安堵します。 しかし、すんでのところで善逸は愈史郎により救出。 獪岳は誰にも救われることなく、1人でに最後を迎えるのでした。 過去が明らかになる17巻 獪岳の初登場巻は4巻。 そして17巻では、弟弟子である善逸との再会・激戦が描かれています。 U-NEXTではお試し登録することで、無料で鬼滅の刃17巻を読むことができます。 獪岳の戦闘シーンを見たい方は、以下のリンクから17巻を無料で読みましょう! 他の十二鬼月の紹介記事.

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